数ヶ月前、名古屋商工会議所から、講演の依頼がありました。
同会議所の長年の人気講座だった『那古野塾 - NEXT』が長らく
中断していたものを、今年から復活し、コーディネータを再び担当する
ことになった愛知学院大学の岩田先生からの紹介で私に声を掛けたとの
こと。
いつもお世話になっている岩田先生の紹介とあれば、断る理由はありません。
ということで今回の講演に。
商工会議所さんに無理を言って、いつものようにわが社の社員が5名、
東京からスコラさんの高橋さんと西村さん、そして長野は小布施から
文屋さんの木下さん、合計8名が塾生のみなさんに混じって参加させて
もらいました。
話の内容は、ISOWAの風土改革の道のりとそこでの私の気付きなので、
話す中味はいつも同じです。
毎回、話のスタートは私がISOWAに入社した1985年5月ですが、
ISOWAの風土改革も一日一日進歩しているので、話の最後は、毎回
先へ先へと伸びています。
今回も、講演のパワポの最後のスライドは新しく作りました。
それがコレです。
この図を見てもらえば、分かると思いますが、今、わが社のだんこらで
話し合っているISOWAの戦略とて、すべては『世界一社風のいい
会社を目指す』という経営理念、そこから作り上げてきたISOWAの
組織風土、組織能力の上に乗っているのであって、戦略と風土を切り離して
考えるなんてことはありえません。
ところが、講演後、スコラさんや木下さんと食事をしながら話し合って
いた時、高橋さんが、
「戦略が、経営理念、組織風土、組織能力と軸が通っている必要が
あると、ここまで磯輪さんが考えているとは思いませんでした。
ひょっとすると、だんこらのみなさんも、風土と戦略は別もの
として考えているかもしれませんな」
と言うんです。
また西村さんも、
「磯輪さんが、風土と戦略がつながっているって言ってくれて
本当にうれしかった」
実際、私はこれまでもだんこらや他の場面で、
「ISOWAの強みである風土を活かした戦略を作ることが
最高の差別化につながる」
と強調してきたつもりなのですが、ISOWAのみんなはどう理解して
くれているんでしょう。
借り物、物まねでは、魂は宿らない。
やっぱりISOWAはISOWAらしく、これまで積み上げてきた基礎に
さらにひとつずつレンガを積み上げていくんです。
だた、この先は、土台のレンガはさらに頑丈にしなければなりません。
だって当然この上には戦略が乗っかってくるからです。
それと共に、この上に乗せる戦略と土台の部分がしっくりくるような
ストーリーがなければ、傍から見ても、美しい氷山(会社)に見えません
よね。
あくまでも積み上げてきた理念、風土、組織能力を活かした戦略作りを
しなければ、大きな機会損失となってしまいます。
ISOWAらしさを見失わずに、ISOWAらしくいきましょう!
スコラの高橋さん、名大社の山田社長、ブログに取り上げてくれて、ありがとうござい
ました。
「自分の幸せため働く」
自分の個人的な欲望を満たしたところで、仕事に喜びを感じなかったら、幸せな人生とはいえないので?
最近こんな風に感じています。
確か、あの時の講演の氷山モデルには、「戦略」という言葉は無かったですよね。
「社風がいい会社」仲間が、もっともっとこの地区に増えるいいですね。
磯輪さん、頑張ってください。社会貢献です。(笑)
ありがとうございました。
今みんなで作り上げている氷山のモデルは
ISOWAでこの先ずっと継承して
行かなくてはならないものです。
ぶれない主軸の部分は共有しながら
自分らしさを活かしてISOWAでの
居場所を作り上げていきたいと思います。
また宗教じみた話でもないし、倫理道徳を説いているのでもないのが良いですね。社長がトイレ掃除をしなくてもよいのが良いですね。
戦略を含めた新氷山モデルはマッキンゼーの7Sモデル(『エクセレントカンパニー』)と似てますね。より説得力があると思います。
また経営談義をしましょう。
「私の氷山モデル」を形成するに至る、社長の一連の思考の過程を、エピソードをまじえ聞くことで、理解を深めることができました。
我々社員には、都度、ここに至る思考過程が説明されていますが、社長は「連続・継続性」をもっているのに対し、私は「断続的」(反省)。それ故浅い理解にとどまっていたのではないかと感じました。
であれば、ISOWAビトの中にも私同様の理解度にとどまって人もいるのでは?
社内向け講演会もありではないでしょうか。
マズローの欲求5段階のステップをひとつ登った
ってことじゃない。すばらしいよ。
そうです、ISOWAも私も、止めません、止まり
ません です。笑
日々変わっていきます。
ISOWAらしさの中で自分らしさを見つける。
みんながそんなISOWAビトであって欲しいな。
私は、宗教も知らないし、思想家とも縁遠い、
トイレも掃除しない、まさに俗人です。
俗人は俗人らしく生きないと、息が詰まってしまい
ます。
先生の言う通り、自然体でやってます。
だから先生とも波長が合うんですね。
私こそ、これからもよろしくお願いします。
ありがとうございました。
> 社内向け講演会もありではないでしょうか。
「あり」か「なし」か?
答えは、私よりみんなの方が知ってるのでは?