磯輪日記

ダンボールを通じて世界中に夢を提供したい。
『スピードと対話』を掲げ、
世界一社風のいい会社作りが目標です。

はだかの王様、はだかの庶民

2017年04月04日 21時10分17秒 | ISOWAの風土改革

今日は、昨日の全社朝礼兼入社式で、私が全社員に紹介した12年前の
あるエピソードをみなさんにも紹介します。


かなり長いけど、気のある方いらっしゃれば、以下のメールの交信を
読んでください。


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                        2005.5.30

FW: 社長 【Box Dream】の名前逆になってますよ

みなさんへ

先週末にこの件で、すでに「間違いじゃないよ」というメール
発信済みですが、補足を少々させて下さい。


> 磯輪社長様
>
> ”Dream Box(Box Dream)”と”みなさんからもら
> ったDream Boxのアイデア”が逆になっています。
> 私も間違えそうですのでいつもコピーして使ってい
> ます。
> 社長に間違い指摘するの言いづらいですが・・・^^;
>
> > みなさんへ
> >
> > 23 月   【Box Dream】プロジェクトミーティング
> >         Dream Box(Box Dreamじゃないですよ)のテスト
> >         マーケティング用のHPを立ち上げる。
> >         担当は学生時代に経験があった新入社員の
> >         石津くんに決定。
> >         みなさんからもらったDream Boxのアイデアを
> >         盛り込んだサイトのオープンを目指す。
> >         今回のトライアルを今後Webマーケティングを当社の
> >         営業に活用する足掛かりとしたい。
> Mより


ここですごくうれしかったのは、

 > 社長に間違い指摘するの言いづらいですが・・・^^;

この一文です。

そりゃ当然「言いづらい」ですよね。
こんな私でも、一応社長ですからね。 
結構勇気いっただろうね。

それにもかかわらず、「社長、間違っていますよ」と言ってくれた
M君の気持ち、すごくうれしいです。
 本当にありがとうございました > M君

「社長だって間違いは間違い」 当たり前ですよね。
でも実際は、こうならない。 
社長が変なことやっていても、そんなこと指摘したら、社長ににらまれる
とか、干されるとか、最悪クビにされる・・・
怖いですね。 何で社長だとこんなそれこそ越権行為もゆるされるのか?
これじゃ無法地帯。
おかしいけど、不条理だけど、言えないのが現実ですよね。

しかしこういうことが言えないから、今いろんな会社で不祥事が起きる
んですよね。
JR西日本、鉄骨橋梁メーカー談合事件などなど・・・

【Box Dream】とDream Box、こんな些細なことでも言いにくい
のに、もっと会社の経営に直結するような時なら、言えるはずありません。

だからまずは些細なことからたとえ社長であれ、常務であれ、会長であれ、
相談役であれ、

 「間違っていることは間違っている」

 「正しくないことは正しくない」

とまさに 「ものが言える自由な雰囲気」 を作らないと、会社って
大変なことになっちゃうんですよね。
難しいけど、ぜひ目指しましょう!

こんなこと私が言い出すと、また変に勘ぐっちゃう人がいるかも
しれませんが、何も他意はありませんから。
社長にだって「ものが言える自由な雰囲気」認めてくださいよ。

もちろん私も、「社長何か違いません?」って、みんなから気楽に言って
もらえるような信頼関係をみなさんと作る努力を日々しているつもり
ですが、まだまだ全然ダメと評価される方もたくさんいると思います。
もっとがんばります。

飲み会の時だけみなさんとバカ騒ぎしても、それでみなさんと信頼関係が
作れると思ったら、大間違いですよね。
そんなにみなさん単純じゃないですもんね。

私だって、もし逆の立場だったら、そんなお酒の席だけで判断する
ようなことしませんからね。当然ですよね。
毎日の言動で、その姿勢をわかってもらうことしかありません。
もちろんお酒の席で楽しくやることもそれを促進する上でとても貴重です
から、今後も機会の度に声掛けて下さいね。いつもお誘い楽しみにしていま
すから。


きっと他にも、いろいろ私に言いたいことある人いるでしょうね。
でもその時は、好き嫌いで言うのはやめてくださいね。
常に正しいか、間違っているかで判断して、それでおかしいことなら
ドンドン指摘して下さい。

そういう意味で、今回のM君のメールは、とてもうれしかったです。
またこれから私が間違っていたら、指摘して下さいね。
決して怒りません(本当かな?)から、お願いします。
そうしないと、ただでさえ「裸の王様」に成りがちなんですから。

自分の会社の社長が外で「裸の王様」って見られるようなこと
かっこ悪いですよね。
だからまずは簡単なことからでもいいからお願いします。

石原先生も言っていますよ。

 「営業マンは断ることを覚えなさい。
  でもなかなかお客様の言うことに『それは違います』と
  言えない。だからまずは本当の商売の話に入る手前の
  雑談の中で、『え、そうですか? 私はこう思いますが』
  というところから始めましょう。」

注意、指摘、意見、ドンドン待ってます。
どうかよろしくお願いします。   <(_ _)> 


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私が出した週報に対して、Mくんが 「間違ってますよ」と
メールをくれた。それに対して、私が「実は間違ってないよ」と
返信した。

ここまではそういう話です。

すると、このメールのやり取りを見ていた 『社楽』のメンバーが
自分たちのメルマガで『はだかの王様、はだかの庶民』という
タイトルでこれを取り上げてくれました。






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史上最強のISOWA社内限定発行月刊メルマガ!!

【社楽まがじん Vol.14】―――――――――2005/5/31号

発行: 社楽事務局

━Sharaku@isowa.co.jp━━━━━━━━━━━━◆◇◆

本日のメニュー

*≪社楽の歴史≫第2話
*次回検証について
*はだかの王様、はだかの庶民

◆◇◆━━━━━━━━━━━━Sharaku@isowa.co.jp━

  (中略)

****はだかの王様、はだかの庶民****

これ多分先月号でお話したこととつながってくると思います。

皆さん昨日の社長の

FW: 社長 【Box Dream】の名前逆になってますよ

のメール読まれました? 社長に指摘をした方もすばらしい
ですが、社長の『はだかの王様にしないで発言』には本当に
驚きました。 こんなことを社員に向かって言える社長って
いますかほかに? ちょっと感動ものですよね。

あのお話では確かに王様の立場がそうさせたのですが、
これはいわば”ものが言える自由な雰囲気”ではない
ということですよね。 つまり立場も関係なくそういう
雰囲気がない社会では、例えばある人が間違ったことを
正しいと思ってやっていても他の人々は知らん顔している
という状態が起こりうるわけです。 これって最近の日本の
状態を表しているような気がしません? 何か恐い
ですよね。

いろいろな会社でもこれに近いことが多々起こっている
ような気がします。 トップはもちろん各部署間や
部署内の上下層の間でもこういうことが起こっていて
それが結局部署間の壁とかを強調してしまっているのでは
ないかと思います。 でも我社は大丈夫ですよね。 だって
もう(一応)気づいているのですから、トップも我々社員も。


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どうです。このフォロー。

大事なのことは 誰が言ったか ではなく 何を言ったか 
と言うことに関する 一連のやりとりです。

これは2005年5月のことです。
この時のことは、今でもよ~く覚えています。

もう一方の当事者だった百中君も思い出してくれて(?)よかった
です。


新しい期がスタートし、気持ちも新たに、

  世界一社風のいい会社をつくろう

と新ISOWAビトたちに呼びかけるにはピッタリのエピソードだと
思いませんか?


水戸黄門年齢の私のことを労わってくれるのはとてもうれしいのですが、
森友学園への国有地払い下げの様に、決して忖度(そんたく)、慮
(おもんばか)るのは止めて下さい。

もちろん、これ、私に対してだけじゃなく、各自の上司、目上の人に
対しても同じ気持ちで臨んで欲しい。


12年前のやり取りですが、ISOWAの風土改革の歴史を感じます。







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