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『ラスト・アタック』


今年の夏はリオ・オリンピック一色だったので、毎年、敗戦記念日前後に
放送される戦争をテーマにした特集やドラマを録画したままで、なかなか
見ることができませんでした。

9月になって、ぼちぼちそれを見ていて、その中の1本が、これ『ラスト・
アタック』です。

実話を元にしたドラマ。

沖縄本島の北西30kmに、人口1,500人の伊平屋という島があります。

終戦間近、南方攻撃に出陣した主人公は撃墜され、漂流していたところを
伊平屋の島民に救出されました。


その後、ほどなく、伊平屋にもアメリカ軍が上陸してきました。
激戦を予想していたアメリカ軍でしたが、意外にも日本軍の抵抗は一切
ないまま、無血上陸となりました。

それもそのはず、島には日本軍は一切駐留していなかったんです。




アメリカ軍はすぐに主人公が島民たちと一緒に非難していた壕にやって来て、
降伏を呼び掛けました。

その時、主人公は、

 「ピストルの弾はまだ10発残っている。
  9発まで敵を撃ってから、自決する」

と島民たちに伝えるも、島民から、

 「島には日本兵はいないと米軍には説明した。
  あなたが反攻したら、島民みんなが困る。
  伊平屋のみんなは降伏するので、行動をともに
  してほしい。
  あなたがたは海で死んだのです。
  それを村の人が生かした。
  これからは私の子供となって、島で生きてください」

と諭され、軍人だった身分を隠し、そこからひとりの島民としてアメリカ軍の
占領下で生きることを選択しました。




そこで敵同士として戦ってきた同年代のアメリカ兵との不思議な交流が始まり、
徐々に相互理解が進んでいきました。


そして8月15日を迎え、その後、ラスト・アタックが・・・


終戦後、日本兵であることが露見し、捕虜として逮捕され、その後、本土へ
移送された主人公。

30年以上たって、伊平屋島への移住を決意し、特攻で亡くなった同僚たちが
眠る海を眺め、祈りながら過ごすことに。


こんなストーリーでした。


私が一番心に残った点は、一般市民を含んで20万人以上とも言われる戦死者を
出した沖縄本島のすぐ隣に、犠牲者無しで降伏した伊平屋という奇跡の島があった
ことです。

もし、沖縄に日本軍が駐留していなかったら、沖縄はどう変わっていたんだろう?
民意は決して玉砕ではなく、降伏だったんだろうな。

指導者の責任は大きい。


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