B級会社員のOFF日記

尻毛助左衛門と尻毛又丸の珍道中の日記を公開しています。

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旧東海道を歩く・・・赤坂から御油・・・陽気な女狐と悲しき飯盛り娘

2017-07-13 22:37:26 | 旧東海道を歩く

旧東海道へ・・・赤坂から御油・・・陽気な女狐と悲しき飯盛り娘

別題・・・お疲れ様の大橋屋

2017年6月28日(日曜日)

穂積0745 0818金山

金山0851 0917東岡崎

東岡崎 0919 0942名電赤坂

今日は豊川市による大阪屋の特別公開日である。

先ほど名電赤坂を降りた平成の弥次さん北さんは旧街道へ急ぐ

一番乗りをしたいためである。

名電赤坂を降りた二人は他に誰も大橋屋に向かう人のいないことを確認した。

拙者は少し寂しく感じた。

古き良き時代の建物を大切に保存し、今日特別公開を迎えたのに・・・。

しかしそれは嬉しくも稀夢に終わった。

10人近くの人が大橋屋の特別公開に駆けつけた。

二階の部屋は江戸時代にスリップ

弥次さん北さんがそこにいるようです。

昭和30年から40年初めまで拙者の家の中には火鉢がありました。

宿の前の提灯がだいぶ傷んでいました。

歴史を感じます。

この大橋屋を後にすると、自転車のご夫婦が話かけて来た。

(その夫) 「大橋屋に行かれましたか」

(拙 者) 「当時の賑わいが感じられますね。」

(その夫) 「最近では花井正八さんの葬儀はすごい人でしたね」

(その妻) 「この地区の立身の人です」

(拙 者) 「ハナイ ショウハチさんですか」 

こもよ氏はメモをしています。

(その夫) 「この街道が人で埋まりました。」

B級社員の助左衛門はすぐにトヨタの元会長の花井氏とは思いだせませんでした。

話が続きませんでしたので、ご夫婦とは別れました。

 

御油の松並木に入りました。

すると4人組の若い陽気な娘がやってきます。

(拙者) 「あれが、膝栗毛で有名な悪い狐ですよ」

(こもよ) 「たしか、膝栗毛では狐は1匹でしたよ。場面は夜です。」

(拙者)  「飯盛り女のように、話かけられます。しかし可愛い狐ですね。騙されてみたい気もします。」

(こもよ) 「わたしは、下を向いて歩きますよ」

(拙者)  「下を向いてもお金はまず落ちていません。真っすぐ歩き、悪い狐たちをチェックする。」

4人組の狐たちは私たちをチェックすることなく、まして話かけずに過ぎていった。

ただフェロモンだけを残して・・・

助左衛門は思う。「いつの世も、男は若い女に弱い動物である。・・・」

 

御油の松並木は約600Mあります。

いずれも大木でしたが、アッという間の過ぎた感じです。

松並木資料館に寄ります。

一番目を引いたのは・・・

茶道具です。

 

御油の本陣近くに東林寺(浄土宗)があります。

本堂から檀家らしい四,五名の女性の声がしました。

(拙者) 「すみませんが、飯盛り女の墓はどこですか」

(女性) 「よくお越しくださいました。こちらです。」

寺の墓地には古い墓が5つ並んでいる。

そのうち4つは飯盛り女の墓である。

「傾岸 淵城信女 ばい 二十一」

「傾岳 壬城信女 国 二十二」

「傾室 池城信女 玉 二十五」

「傾山 葵城信女 豊 十九」

(女性) 「いくら調べても、最後の墓は誰だかわかりません。」

 

旅籠屋につとめる飯盛り女は給仕・雑役ばかりではなく遊女奉公もしていた。

生活は苦しく、借金を苦にして、四人の娘は一緒に池に身投げした。

主人の大津屋弥助はこれを憐れんで、墓をたてその菩提を弔う。

今も昔も借金地獄は減りません。

次の宿場は吉田です。少し遠いので今日はここまだです。

(追記) 偶然ではありますが、昔身投げした娘は四人 街道で見かけた娘も四人。同じような年頃ですよ。生まれた時代が違うと人生も違ってくるものですね。

「むすめたち 生まれかわりて 華を残せ」  梅丸

 

(次回へ続く)

 

(参考) 「愛知県の歴史散歩」 愛知県高等学校歴史研究会 山川出版社

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2 コメント

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こんばんは。 (Komoyo Mikomoti)
2017-07-19 19:30:00
面白く読ませていただきました。
尻毛さんのブログは、私のような単純な記録と違ってストーリー性がありますね!

>名電赤坂を降りた二人は他に誰も大橋屋に向かう人のいない...
やっぱり、現代の観光客は、車利用ですね。

提灯は、整備されるとたぶん新しいものになるような気がしますが、どちらがいいのかな、と思って見てました。
楽しい旅行記を目指しています。 (助左衛門)
2017-07-20 19:40:31
最近訪問者 閲覧者が増加しました。
面白い 楽しい旅行記を目指しています。
四苦八苦しながらですよ。
一人旅では、無理かも。材料が少なく、書く意欲も沸かないですね。
また宜しくお願いします。

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