おじさんの独り言

団塊の世代の呟きです。

情報伝達

2011-03-01 06:34:36 | Weblog
「葭の髄から株屋の早耳の項から」
昭和二十年八月、海軍連合艦隊作戦会議の席上、中島親孝中佐が
「東京株式取引所の日報を分析すると日清紡等平和株が一段高となり国策上の大変化が起きる予兆と考えざるを得ない」
千早正隆中佐が
「情報軽視の傾向があった(そうしないとやっていられなかったのではないかと思う)我々海軍の軍人に較べて、町の株屋の何という勘のよさ、耳のはやさかと、感心した」
では日本の運命を占う指針にするかと問われたら
「少し長期の的確な見通しを望むならだめだよ」
対英米開戦当日の株の大暴騰新聞も輝く戦果を謳歌
僅か三年半後、すべて壊滅してしまうそれらしき情報の片鱗すらキャッチできぬ程度の早耳だったのか。
(筆者が敗戦後上海から広島に帰って当座の生活費に株を売った話)
野村證券に出かけどの株を売ったら良いか相談したところ「東洋工業」今のマツダまったく見込みがないといわれ売ってしまった。今もっていたら

この話今の政治家や経済学者に聞かせたい

最新の画像もっと見る

コメントを投稿