栄養医学日記

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グルタチオンなど硫黄系栄養素、セレンとがん対策 日本ビタミンC研究会 藤井毅彦

2016-12-07 11:54:58 | 栄養医学、ニュートリシィオナル サイエン
Sircus博士によると、硫黄を含む栄養素やセレン(栄養素)は、体内でガンの防御や代謝系に関与しています。しかし、オキシラジカルは、多くの代謝に関与して健康な細胞をガン細胞に変えます。ここで、グルタチオンやグルタチオン産生酵素は、オキシラジカル誘導変異を防ぐことができるレベルで、正常細胞で抗酸化物質が存在出来るようにします。代謝での硫黄経路と硫黄の充足では、グルタチオンが関係しています。これらの事から、グルタチオンが、ガンの治療において有益で、化学療法や放射線療法の副作用の軽減に有益なことが報告されています。また、パーキンソン病にもグルタチオンが有益なようです。ところで、ある研究では、グルタチオンが肝臓がんの退縮をもたらし、生存期間が延びたという報告もあり、また、別の研究では、6名のガン患者のうち3名は、グルタチオン療法の後、がんの退縮とガンの成長の停止が確認されました。なお、ヨーロッパでは、多くのガンに対しグルタチオンの点滴が、標準的治療法となっています。

セレン(セレニウム)化合物は、強力な抗発がん活性を有することが欧米の研究で証明されています。セレン化合物と硫黄化合物(グルタチオンなど)の生化学的類似性を調べるため、selenocystamine、cysteamine、semethylselenocysteine、s-methylcysteine、それにselenobetaine、sulfobetaineなどが研究されています。

これら硫黄化合物やセレン化合物は、ガンの予防において活性が有り、発がん物質への暴露後のガンの発現の遅延と阻害だけでなく、正常細胞の悪性細胞への変異の予防において、
マルチモデルメカニズムを有する可能性が有ります。

なお、ニンニクを始めネギ科野菜類は硫黄やセレンを含み、グルタチオン酵素にも必要で、ガン予防野菜として活用されています。また、セレンは、魚介類、全粒穀物、ビール酵母、野菜類に幅広く含まれており、ガン予防のため、これらの摂取が、管理栄養士により推奨されています。また、栄養サプリメントなどで摂取できますが、過剰摂取には注意が必要で、安全量の範囲内での摂取が必須です。また、腎臓にトラブルを抱えている人は、サプリメントでの摂取は禁忌と考えられます。食品で摂取する分には問題がないと考えられます。更なる研究により、これらの栄養素に光が当たることを期待しています。

References
Dr Sircus: Cancer,sulfer,Garlic&Gultathione. June 25,1012
Breast Lumps and Cancer: all About Glutathione. choister@ ymail.com
You can be helpful-You still have option:SunridgeMrdical



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