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普通名称化を見越した商標登録は可能

2017年06月19日 07時55分22秒 | 商標

おはようございます。
弁理士の渡部です。

本日は、先のブログ「ブランド名が普通名称化するとき〜味の素の場合」の続きです。

話を元に戻しますと、「ググる」の言葉が「Googleで検索する」という意味で広く使われると、この言葉自体が普通名称化することになります。

しかし、今回の裁判では、「ググる」と「Google」は別物であるから、「Google」の名前は普通名称にはなっておらず、商標として保護されると判断しました。

では、もし日本でも同じように商品・サービスの名前が「ググる」のようにそのまま動詞となるような事態が起こった場合、商標登録することは可能なのでしょうか?
例えば、Yahoo!ニュースを見ることを「ヤフってる」などというようになった場合です。

まず、「ヤフってる」の言葉が流行る前の段階では、「ヤフってる」の言葉が「Yahoo!ニュースを見る」という意味で広く使われているとはいえないので、商標登録を受けることができます。

例えば、次のような商標が登録になっています。
「もってる」(登録5725500)
「メモッテル」(登録4622090)
「いけてる」(登録5130901)
「ついてる」(登録5181705)
「恋してる」(登録5759161)
「恋してる」(登録5759161)

次回は、「商標登録した言葉がコントロールできなくなると大変なことに」についてお話しします。

商標登録や特許など知的財産に関してお困り事やご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
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