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IoTの特許戦略「モノの特許、第2のアプローチ」

2016年07月06日 06時21分48秒 | 特許・実用新案

おはようございます。
弁理士の渡部です。

先のブログ「IoTの特許戦略『センサーを取り付けただけでも特許』」では、モノの特許を検討する場合の第1のアプローチについてお話ししました。

2つ目のアプローチは、センサーを取り付けたタイヤが従来から存在する場合です。
タイヤの場合だと分かりにくいですが、例えば自動車には様々なセンサーが取り付けられています。
そのセンサーから得られる情報を使ってIoTを考えるような場合、センサーが取り付けられた自動車は既に存在するので、これについて特許を取得することはできない、と考えてしまうのが通常です。

しかし、そこで諦めず、センサーを取り付けた従来品と比べたときに、少しでも違いがあればそこをクローズアップして検討することが重要です。
例えば、センサーから得られる情報をどういったタイミングでサーバに送信するとか、センサーから得られる情報がどういった状態となったときにサーバに送信するとか。
もしそういう僅かな違いでもある場合は、特許の取得を検討することができます。

特許を取得する方法としては、2つあります。

その僅かな違い自体で従来品にはない特徴を見いだせる場合は、「モノ」+「センサー」+「僅かな違い」で特許を取得することを検討します。
これに対し、サーバでの処理を前提とするサブコンビネーションの発明として、「モノ」+「センサー」+「僅かな違い」で特許を取得することを検討します。
後者は、サーバの存在が前提となるので、前者に比べて権利範囲が広くないのですが、特許が取得しやすく他社を牽制する効果もあります。

特許の取得方法については実務的なお話なので、詳しいことは具体的なアイデアをもって専門家に相談してみてください。

特許や商標登録など知的財産に関してお困り事やご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせは、こちらから。


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