弁理士 渡部 仁 特許・商標・知財ブログ

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商標登録、費用で選ぶ前に必読|演芸の上演(2011年)

2012年05月10日 06時16分28秒 | 商標レコメンドシステム

おはようございます。
弁理士の渡部です。

一生モノの商標登録を費用だけで決めてはいけない

もしあなたが「演芸の上演」のブランド名(サービス名やロゴマーク)について商標登録を検討されているのでしたら、どの弁理士に依頼したらよいかお悩みではないですか?

弁理士を選ぶ基準の1つが費用です。
同じサービスならできるだけ安いところに依頼したいと考えるでしょう。同じサービスなら...。

インターネットを検索すれば、格安のところが数多くヒットする一方、費用が高いところも目にします。
このとき、費用の違いが商標登録という結果にどのような影響があるのか心配になりませんか?

私たちサービス業は、率直に、1つの案件にどれだけ時間と労力を割くかで費用が決まります。費用の高い安いは、あなたの案件にどれだけ時間と労力を割くかを示しています。

とはいっても、時間と労力を割いてくれることが、商標登録という結果に一体どのような影響があるのか、ひいてはあなたの事業にどのような影響があるのかというのは、ホームページの情報だけではよく分からないでしょう。
レストランであれば、とりあえず食べてみて、料理の味を確かめ、満足すればまた来店する、ということができますが、商標登録は、事業で長く使ういわゆる“一生モノ”ですから、とりあえず食べてみるという感覚で弁理士を決めるわけにはいきません。
いってみれば、例えば家を建てるときに大切な基礎を設計する建築家を間違えてしまえば、長く安らぐ家という結果に大きな影響があることは何となく分かるが、商標登録の場合、その心配が何なのか、どうやって知ったらよいのか分からず、弁理士を決めきれないままとなってしまいがちです。

新たなサービスにブランド名が使えない

大きな心配事の1つは、いまあなたの事業で使っているブランド名が、この先もずっと使い続けられるかどうかではないでしょうか?

こんな相談を受けることがあります。

事業で使っているブランド名を新商品「菓子」にも使いたいが、現在持っている商標登録でカバーできているだろうか?

商標登録の内容を見ると、商品が「茶」としか記載されていません。
カバーされていない旨を伝え、急いで調べてみたところ、新商品の分野で同じ商標登録が他社に取得されていることが分かりました。
このままでは新商品にブランド名を使うことは他社の商標権を侵害することになります。
他社がライセンスを許諾する場合は少なく、ライセンスが受けられない場合は、新商品のブランド名を別のものにせざるを得ません。

商標登録を取得するときに新商品のことまで想定できなかったから仕方がない、でよいでしょうか?

私が伝えたいことはこういうことです。
もしあなたが「演芸の上演」のブランド名について商標登録を検討されているのでしたら、「演芸の上演」の分野だけで商標登録を受けるというのでは、いまあなたの事業で使っているブランド名が、この先もずっと使い続けられるという保証が十分ではないということです。

商標登録を取得したのになぜ?と思うかもしれません。
分かりにくいかもしれませんが、大切なことなのでよく聞いてください。

現在は、昔と違って顧客ニーズの変化が激しく、事業の内容もこれに合わせて変わっていく時代です。
顧客のニーズに合ったサービスを提供しようと事業を行っていくと、手がけるサービスが増えたり変わったりしていき、始めは「演芸の上演」だけを提供していたのに、ある時から同じブランド名を使って別のサービスを手がけることも現在の市場ではよくあることです。

このように事業を行っていくうちに取り扱うサービスが変わっていくのに対し、商標登録の内容は後から変更することができません。
サービスが増えるたびに何度も新たに商標登録を取得しては、コストがかかります。
そして最も頭を悩ます問題が、新たなサービスにブランド名が使えないという問題です。最初の商標登録で手当てしておかなかったために、新たなサービスの分野で他社に商標登録を取得されてしまったというのが先の相談事例です。

ですからいま、もしあなたが「演芸の上演」のブランド名について商標登録を検討されているのでしたら、「演芸の上演」だけでなく、将来の事業で取り扱う可能性があるサービスも考えて商標登録を取得することが、あなたの事業にとってベストな方法となるでしょう。

とはいっても、将来の事業で取り扱う可能性があるサービスをどう考えればよいのでしょうか。
やみくもに選んでは、商標登録のコストが不必要にかかってしまいます。

業界初の特許技術だから“将来のサービス”が分かる

ところが、どうでしょう。もしそれが分かるとしたら。
実は、特許庁が発行する商標登録のビッグデータを分析すると、「演芸の上演」のブランド名について商標登録を取得した企業が、「演芸の上演」と併せてどのようなサービスまで商標登録に含めたのかが分かるのです。

以下は、サンプルとして2011年の商標登録のビッグデータを分析した結果ですが、「演芸の上演」と併せて選ばれたサービスは、次のようになっています。

演芸の上演

2011年版
区分 商品・サービス 関連度
41 音楽の演奏
41 演劇の演出又は上演
41 映画の上映・制作又は配給
41 サービス4
41 サービス5
その他(10930個)

※1 この表は2011年の分析結果ですので、最新の分析結果をご利用ください。
※2 商標登録に多数のサービスを含めると、特許庁の審査で拒絶理由通知を受けることがありますので、どこまでサービスを含めたらよいかは当事務所にご相談ください。
※3 関連度は、商標登録の件数をもとに「演芸の上演」との関連度をA~Eの5段階でランク付けしたものです。

この表から、「演芸の上演」のブランド名について商標登録を取得する場合、「演芸の上演」のほかに、「音楽の演奏」「演劇の演出又は上演」「映画の上映・制作又は配給」などのサービスも商標登録に含めると、将来の事業まできちんと考慮した商標登録が取得できることが分かります。

当事務所だから実現できる、将来もずっと安心の商標登録

当事務所は、将来までずっと安心、あなたの事業の将来まで守る商標登録の実現をお手伝いします。
当事務所が開発した「商標レコメンドシステム」では、特許庁が発行する商標登録のビッグデータを分析することで、あなたの将来の事業で取り扱う可能性があるサービスが分かるので、あなたの事業に最適な商標登録を提案することができます。やみくもとは違うのでコストも適切です。

「商標レコメンドシステム」は、当事務所の特許技術。あなたの事業の将来まで守る商標登録を実現できるのは当事務所だけです。

「商標レコメンドシステム」について詳しくは、以下のバナーをクリックしください。当事務所のホームページで詳しくご案内しています。あなたのブランドを守ることに役立つ情報が満載です。

私たちは、商標登録が事業で長く使う“一生モノ”だからこそ、あなたの事業についてあなたと一緒に考え、あなたの事業にとって最適な商標登録をオーダーメイドで提案します。

将星国際特許事務所は、あなたの事業が発展することを最も大切に考え、大切なブランド名が将来にわたって安心して使えるよう、商標登録の取得を支援します。


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