弁理士 渡部 仁 特許・商標・知財ブログ

特許・商標・知的財産に関するビジネスブログ

~当事務所が支援している鎌倉ブランドです~

磯丸すしを「外観パクリ」で訴えるや台ずしに果たして勝算はあるか?

2017年04月28日 06時08分50秒 | 知的財産

おはようございます。
弁理士の渡部です。

ニュースサイト「節約社長」にて、私が執筆した記事「磯丸すしを『外観パクリ』で訴えるや台ずしに果たして勝算はあるか?」が掲載されました。
商標登録、特許、知的財産に関するホットな話題を独自の視点で捉え、お伝えしています。

当事務所のホームページにも掲載しています。
ぜひご覧ください。

磯丸すしを「外観パクリ」で訴えるや台ずしに果たして勝算はあるか?

すし居酒屋「や台ずし」などを展開するヨシックスが、磯丸水産で有名なSFPダイニング(東京都)を相手取り、同社が運営する「磯丸すし」の外観の変更、損害賠償を求めて提訴しました。日本でも例が少ない、店の外観を知的財産として起こった事件の背景にはコメダ珈琲が同じ問題で提訴し、一定の成果を上げたことが深く関わっていそうです。

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米国で店の外観は「トレードドレス」として保護

2017年04月20日 06時27分21秒 | 知的財産

おはようございます。
弁理士の渡部です。

本日は、先のブログ「店の外観は知的財産になる?コメダ珈琲事件を振り返ってみよう」の続きです。

今回の事件でポイントとなる点も同じように、

1)や台ずし店の外観が、顧客が再びや台ずし店を利用してもらうための大切な「しるし」として機能しているかどうか
2)や台ずし店の外観が有名であるかどうか
3)磯丸すしの外観がや台ずし店の外観と似ているかどうか

という部分になりそうです。

現在のところ我が国において、店の外観は、不正競争防止法による保護だけになっています。

しかし今後、コメダ珈琲店や、や台ずし店のように、統一的なコンセプトで人目を引く独自のデザインを店の外観に施し、顧客が再び自社サービスを利用してもらうための大切な「しるし」として使うケースが増えてくれば、商標法などで権利として保護できるようになってくるかもしれません。

ちなみに米国では、店の外観はトレードドレス※として保護されています。

※トレードドレス
消費者にその製品の出所を表示する、製品あるいはその包装(建物のデザインすらも該当しうる)の視覚的な外観の特徴であり、知的財産の一種。

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店の外観は知的財産になる?コメダ珈琲事件を振り返ってみよう

2017年04月19日 06時45分51秒 | 知的財産

おはようございます。
弁理士の渡部です。

本日は、先のブログ「店の外観が似ているとして『や台ずし』が『磯丸すし』を提訴」の続きです。

コメダ珈琲事件でも、今回の事件と同様に、店の外観が似ているとして争われました。

コメダ珈琲店は、ブランド化の取り組みの一つとして、統一的なコンセプトで人目を引く独自のデザインを施した喫茶店の外観を作り上げ、同じデザインの喫茶店を各地で展開するという取り組みを行っています。

このブランド化の取り組みのなかでは、独自のデザインが施された喫茶店の外観を顧客に覚えてもらい、顧客が喫茶店の外観を見たときにコメダ珈琲店やそこでのサービスを一緒に思い出してもらい、喫茶店に立ち寄ってもらうという導線を作り上げています。

したがって、コメダ珈琲店の外観は、コメダ珈琲店が企業努力によりよいサービスを顧客に提供することにより、顧客から得た評判(ブランド)を覚えておいてもらう大切な「しるし」になります。

一つの「しるし」に対し、一つのブランドが紐付いている状態であれば、その「しるし」を見た顧客は、コメダ珈琲店のことを思い出します。

しかし、一つの「しるし」に対し、2つ以上のブランドが紐付いている状態になると、その「しるし」を見ても、顧客はどのブランドか区別することができません。

より悪いことには、他の喫茶店をコメダ珈琲店と間違えてしまう、という事態が生じてしまいます。

ですから、コメダ珈琲店としては、コメダ珈琲店の外観は、顧客が再びコメダ珈琲店を利用してもらうための重要な知的財産であり、他社にマネされては困るわけです。

そこで、コメダ珈琲店は、コメダ珈琲店の外観にそっくりなデザインを施して、喫茶店を展開する他社を訴えたというわけです。

先のブログでお話したとおり、これまで店の外観を知的財産と位置づけて争われた例は多くありません。

この事件でポイントとなった点は、店の外観が、顧客が再びコメダ珈琲店を利用してもらうための重要な「しるし」として機能しているかどうか、そして店の外観が有名であるかどうかでした。

この点、裁判所は、いずれもコメダ珈琲店の主張を認め、店の外観を変更することを命じました。

コメダ珈琲事件をきっかけに、店の外観も知的財産として保護される流れが生まれました。

今回の事件は、まさにコメダ珈琲事件と同様に、店の外観が似ているとして、や台ずし店が磯丸すし店を訴えたという内容ですから、コメダ珈琲事件の流れを受けているといえます。

次回は、「米国で店の外観は『トレードドレス』として保護」についてお話しします。

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店の外観が似ているとして「や台ずし」が「磯丸すし」を提訴

2017年04月17日 05時46分44秒 | 知的財産

おはようございます。
弁理士の渡部です。

店の外観がそっくりで客を奪われたとして、すし居酒屋「や台ずし」が、すし屋「磯丸すし」を訴えたとの報道がありました。

引用:や台ずし、磯丸すし訴え 「外観そっくり、客奪われた」

店の外観がそっくりで客を奪われたとして、すし居酒屋「や台ずし」などを展開するヨシックス(名古屋市)は16日、すし屋「磯丸すし」を経営するSFPダイニング(東京都)を相手取り、外観の変更と約471万円の損害賠償を求めて名古屋地裁に提訴した。

店の外観を変更することと損害賠償を要求しています。

これまで店の外観を知的財産と位置づけて争われた例は少ないのですが、昨年末に店の外観が知的財産であるとして判決が出された「コメダ珈琲事件」が影響していると考えられます。

今回の事件を考える前に、コメダ珈琲事件でどのような点が問題となり、裁判所がどのような判断をしたのかを見ていくことが、分かりやすいと思いますので紹介します。

次回は、「店の外観は知的財産になる?コメダ珈琲事件を振り返ってみよう」についてお話しします。

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知的財産による資金調達が更に簡単に!知財金融(ちざいきんゆう)って何?!

2017年02月23日 12時14分08秒 | 知的財産

おはようございます。
弁理士の渡部です。

本日、ニュースサイト「節約社長」にて、私が執筆した記事「知的財産による資金調達が更に簡単に!知財金融(ちざいきんゆう)って何?!」が掲載されました。
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知的財産による資金調達が更に簡単に!知財金融(ちざいきんゆう)って何?!

知的財産を金融取引に利用することで、銀行から融資を受けるような金融取引の一環行為を、「知財金融(ちざいきんゆう)」といいます。従来、知財金融において、知的財産は、担保価値のあるものとみなされてきましたが、現在ではビジネスにおいて収益を生み出せるかを表す「事業性評価」によって、その価値を評価されるようになっています。詳細を解説します。

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知的財産でお金を借りるということ

2017年01月31日 06時39分52秒 | 知的財産

おはようございます。
弁理士の渡部です。

ピコ太郎PPAPの商標事件について商標がビジネスになるということで話題となりましたが、果たして商標登録がお金になるのでしょうか。
本日は、商標登録や特許などの知的財産でお金を借りるというテーマでお話しします。

ピコ太郎PPAPの商標事件に関する過去の記事はこちらです。

知財金融ってなに?

さて、知財金融(ちざいきんゆう)という言葉を聞いたことがありますか。
知的財産を金融資産として取引に利用することで、例えば、特許権や商標権を保有していることを理由に銀行から融資を受けるというような場面で使われます。

銀行からの融資というと、借りたお金が返せなかったときは担保を売却し、これを返済に充てることが行われるため、担保価値があるものとして特許権や商標権を位置づけようというイメージがあると思います。
このような場合は、特許権や商標権そのものに価値があり、且つ、金額がある程度確定していなければ、融資を実行することができません。
価値がなかったり、金額がその時その時で変わったりしては、担保としての機能を果たさないからです。

担保としての価値からビジネスとしての価値にシフト

ところが、企業に対する融資について最近の事情は、金融庁の指導もあって「担保」という考え方が薄まっています。
では、どこを評価するのかというと、事業(ビジネス)を評価するようになっています。

企業に融資する場合、その企業が行っているビジネスが継続的に収益を生むかどうか、又は、その企業が行っているビジネスが成長するかどうかという点を重視して評価します。
すなわち、ビジネスが継続的に収益を生むのであれば、お金が返せなくなるリスクは少ないと判断するわけです。

このような考え方にシフトした場合、知的財産をどう評価するかというと、特許権や商標権そのものの価値がいくらであるかを評価するということはしません。
特許権や商標権は、ビジネスを保護するものであるので、ビジネスとの関係性が密接です。密接ということは、ビジネスの内容によって価値があったりなかったり、価値があってもビジネスの状況によって価値が変わったりするので、特許権や商標権はもとより固定的な価値として算定することに馴染まないのです。

そう考えると、融資する上で担保として知的財産を位置づけると、大変取り扱いが難しいのですが、上記のように、ビジネスを評価するという考え方にシフトした場合は、評価が一転変わってきます。
特許権や商標権がビジネスにおいてどのように手当てされているかという点に照準を絞り、例えば、ブランド名を商標登録で保護しているのであれば、「ブランド名が使えなくなるというリスクが小さい」「だからビジネスが継続的に利益を生む又は成長すると判断する方向に評価しよう」ということになります。
特許であれば、この製品が売れていて特許権で保護されているのであれば、「競合他社が同様の製品を販売し市場のシェアが脅かされるリスクが小さい」「だからビジネスが継続的に利益を生む又は成長すると判断する方向に評価しよう」ということになります。

大切なのは収益を生むビジネス

このような手法は、知的財産を大変評価しやすくしました。
評価しやすくなるということは、知的財産を金融資産として活用しやすくなるということです。

押さえておきたいポイントは、特許権や商標権そのものの価値があるかどうかを評価するのではなく、ビジネスにおいて特許権や商標権がどのように手当てされているかという点です。
もう少しかみ砕くと、特許権や商標権は単に保有しているだけでは価値があると評価されにくいこと、まず収益を生むビジネスが前提としてあって、特許権や商標権がそのビジネスを保護していることです。

特許庁が作成する知財ビジネス評価書も、このような視点で作成されています。
http://chizai-kinyu.go.jp/docs/

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誰かが既に取得しているドメインを安く節約して手に入れる方法

2016年11月01日 08時49分53秒 | 知的財産

おはようございます。
弁理士の渡部です。

本日、ニュースサイト「節約社長」にて、私が執筆した記事「誰かが既に取得しているドメインを安く節約して手に入れる方法」が掲載されました。
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誰かが既に取得しているドメインを安く節約して手に入れる方法

集客や販促のためにホームページを運営しようとすると、自社の名称や商品名に近いドメインを既に取得されている場合があります。どうすれば、費用をかけずに節約して既存のドメインを取得することができるでしょうか?考えてみましょう。

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経済産業省、知財トロールの対策に動き出す

2016年09月26日 06時07分23秒 | 知的財産

おはようございます。
弁理士の渡部です。

「知財トロール」という言葉をご存じでしょうか。
トロールは怪物という意味を持ち、企業に対し知的財産権を行使して巨額の賠償金やライセンス料を得ることを目的として、知的財産権を取得する者といわれています。

特許権を利用するパテントトロールは比較的知られていますが、最近はこのほかにも、商標権を利用する商標トロール、著作権を利用する著作権トロールが現れています。
「知財トロール」はこれらを総称して名付けられたものです。

知財トロールの活動は企業の経済活動を阻害するおそれがあることから、経済産業省が、「知財トロール」の活動を規制するため法律を整備しようと検討を進めていることが報道されました。

http://www.yomiuri.co.jp/economy/20160924-OYT1T50136.html 

次回は、「知財トロール」のうち現在問題となっている商標トロールについてお話します。
少し長くなるので数回にわたってお伝えします。

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AI弁理士、誕生!?

2016年06月03日 06時58分19秒 | 知的財産

おはようございます。
弁理士の渡部です。

「将来、AI(人工知能)によってなくなる職業に弁理士が入っているぞ。」という話を聞いたので、該当の記事を読んでみると、「弁理士などは機械にとって代わられる可能性が高い」とひと言、理由の説明もなく冷たく列挙されていました。

「自分の職業がなくなるかも」という身につまされる話を聞いたので、まじめにAIの可能性について考えてみました。

知的財産の仕事には、単純な作業も一部にあります。
一定の様式に従って決まった事項を記載するような作業です。
こういった単純な作業は、タイプライターがワープロに置き換わったように、AIにどんどんとって変わられる作業ではないかと思います。

しかし、単純な作業が簡単になったからといって、弁理士の職業がなくなるという結論には遙かな距離を感じます。
タイプライターがワープロに置き換わっても、ライターの仕事がなくならなかったのと同じだからです。

知的財産の仕事のなかで難しく時間や労力がかかるのが「判断」のところです。
例えば、商標登録の話でいえば、この商標が単なる品質表示にあたるのか、この商標が他社の登録商標と似ているのか、この商標が広く知られているのか、他社の商品と混同するかどうか、他社の商標権を侵害しているかどうかなどです。

弁理士の職業がなくなるというのは、この「判断」までもAIにとって変わられることを意味しているのでしょうか?
事業活動のなかには知的財産の創造・保護・活用のシーンがありますが、これらのシーンにおいて「判断」が不要になるのであれば、なくなるのは、弁理士どころの話ではありません。

特許庁も当然不要です。
例えば、特許庁の前にポストを置いておいて、そこに商標を書いた紙を入れると、AIが分析し、最適な商標について自動的に商標登録を付与してくれるようになります。
商標登録できない商標であれば、商標登録できる商標に変更し、それを商標登録してくれるわけです。(商標登録できる商標をAIが提案するシステムだと、それを採用するかどうかの「判断」が必要となるので、究極は勝手に変更するということに行き着くでしょう。)

知的財産の裁判所も不要になります。
同様に、裁判所の前にポストをおいておいて、そこに自分の登録商標と相手方の商標を書いた紙を入れると、AIが分析し、商標権の侵害かどうかをジャッジしてくれるようになるからです。

本当にそこまで現実的な将来として想定されているのだろうか?と疑問に思いました。

上記記事を見渡すと、「弁護士などは代替リスクが低い」とされており、その明確な理由は示されていませんが、弁護士は、ある行為や事実が法律の規定に該当するかどうかを判断することに高度な専門性を有する職業ですから、その根幹部分がAIにとって変わられにくいと判断されている、と考えられます。

商標登録を受けられるかどうかの判断や商標権を侵害するかどうかの判断は、同じような判断を必要とするものですから、弁護士の判断をAIに置き換えるのが難しいのだとすれば、同様に弁理士の判断も容易でないと考えることができます。

AIは万能ではありません。
計算が正確であり、大量のデータを処理できる点で優れているツールではありますが、人間と同じように、AIにできることもあればできないこともあります。

AIにできる部分はAIに置き換わるでしょう。
しかし、人はうまい生き物で、AIと戦うことを選択するのではなく、そこはAIに任せ、人にしかできない作業に特化して進化していく、環境適応能力に長けた生き物だと思います。
この点も、創造性と社会的知性と並んでAIとは異なる人の優れた能力であるということがいえます。

それを考えると、現在行っている弁理士の仕事の多くがAIに置き換わるかもしれませんが、弁理士も、そうしたAIのインフラの上に、人にしかできない知的財産の仕事を行っていくように業態が移り変わっていくでしょう。
AIによって弁理士の業態が変わることはあっても、弁理士がAIに置き換わるというほど神格化される技術ではないと考えます。もちろん、他の多くの職業についても同様です。

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はっぴょん通信「身の回りの"知的財産"って何があるのかな?探してみよう!」

2016年05月20日 06時18分16秒 | 知的財産

おはようございます。
弁理士の渡部です。

日本弁理士会では、若年層に広く知的財産のについて知ってもらうこと、教育関係者が知的財産に関し指導する際の支援を行うことを目的として、「はっぴょん通信」を作成しています。

本日は、このコンテンツの一つ「身の回りの"知的財産"って何があるのかな?探してみよう!」をご紹介します。

「知的財産」(知財)を理解するための2つのポイントとして、

(1)はっぴょん通信Vol.16解説
(2)パテントコンテスト・デザインパテントコンテスト表彰式

について詳しく解説しています。

詳しい内容は、こちらのPDFファイルでご覧になれます。

身の回りの

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他とは違う、知的財産活用の知識をもつ特許事務所

弁理士 渡部 仁が事業者の皆さまに宛てたメッセージです。

▲続きは、こちらのレターをご覧ください。


商標登録からブランド化へ

将星国際特許事務所は、地元鎌倉に根ざした特許事務所として、商標登録を取得し鎌倉でブランドを育てる企業を支援しています。商標登録を取得するだけでなく、商標登録を取得した後、商標を活用しブランドを育てるお手伝いをしています。


▲ブランド化の取り組み事例「井上蒲鉾店様
for English



▲ブランド化の取り組み事例「鎌倉青果様
for English



▲ブランド化の取り組み事例「鎌倉薬膳アカデミー様
for English

商標登録の実績

将星国際特許事務所は、商標登録が難しいとされた事件でも、商標登録に導いた数々の実績があります。商標登録については、初歩的なことから難しい事件まで、どのようなご相談にもお応えします。ぜひお気軽にお問い合わせください。


▲商標登録の実績紹介「レストランレネ様
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利益を生む特許の活用

将星国際特許事務所は、特許を取得し活用する企業を支援しています。特許は利益を生み出すツールです。よい製品・サービスが利益を生み、特許によってさらなる利益が生まれます。当事務所には、特許を活用し利益につなげるノウハウがあります。


▲特許の活用事例「グロータック様
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TBSラジオ番組に生出演!

TBSラジオ番組の「新しいタイプの商標」の特集で、弁理士 渡部 仁がサウンドロゴ(音商標)の第一人者としてコメントしました。2015年4月から新たに対象となった5つのタイプの商標について分かりやすく紹介しています。

弁理士の渡部仁さんと一緒に学びました。
▲弁理士 渡部 仁が「爆笑問題の日曜サンデー」に生出演

ピクシディア様のお客様の声に出演!

弁理士 渡部 仁が動画制作の取り組みについてコメントしました。商標登録という専門的な内容を分かりやすく伝えるためのツールとして動画を活用していることを紹介しています。


▲弁理士 渡部 仁が「ピクシディア様のお客様の声」に出演

特許技術「商標レコメンドシステム®」

将星国際特許事務所は、お客様の特許を取得するだけでなく自らも自社開発の技術について特許を取得し、商標登録のサービスについて他にはない新しい価値を創造し提供しています。


▲特許技術「商標レコメンドシステム」で事業の将来まで守る商標登録を実現

ラジオ番組「鎌倉日和®」

将星国際特許事務所では、毎月第4木曜日の11:20~11:35、Kamakura FMでラジオ番組「鎌倉日和」を生放送でお送りしています。地元鎌倉に根ざした特許事務所として、商標登録を取得し鎌倉でブランドを育てる企業様を、音に乗せてどんどん紹介させていただきたいと考えています。


▲当事務所がお届けするラジオ番組「鎌倉日和」毎月第4木曜日11:20オンエアー

ニュースレター「鎌倉日和®」

将星国際特許事務所では、鎌倉の企業様への情報発信誌としてニュースレター「鎌倉日和」をお届けしています。皆様の事業にお役立ていただけるように、鎌倉ブランドを育てる企業様の取り組みや知的財産のニュースなどを紹介して参ります。


▲当事務所がお届けするニュースレター「鎌倉日和」

サウンドロゴ制作・活用の事例

将星国際特許事務所は、サウンドロゴ(音商標)を制作し活用しています。中小企業の活用事例としてご参考ください。

子どもと作るサウンドロゴ サウンドロゴの制作事例

私たちがモデルケースとして、実際にサウンドロゴを制作し、商標登録を受けPRに活用することで、使い方やその効果などを具体的にイメージしていただけるようにしたいと考えました。

ラジオ番組「鎌倉日和」 サウンドロゴの活用事例

Kamakura FMで当事務所のラジオ番組「鎌倉日和」を毎月第4木曜日の11:20~11:35に放送していただいています。この番組のオープニングとエンディングにサウンドロゴを流しています。

サウンドロゴの活用事例

当事務所の留守番電話のメッセージにサウンドロゴを流してみました。私たちは、留守の時も、サウンドロゴを流すことでお客様に覚えてもらえるように、ちょっとした工夫をしています。

鎌倉花火大会とサウンドロゴ サウンドロゴの活用事例

鎌倉花火大会では、当事務所も尺玉を打ち上げました。そして、目玉企画として、サウンドロゴを使ったメッセージを流すという鎌倉花火大会史上初の取り組みを実施しました。