竹村英明の「あきらめない!」

人生たくさんの失敗をしてきた私ですが、そこから得た教訓は「あせらず、あわてず、あきらめず」でした。

緑茶会「統一地方選チャレンジ基礎講座」盛会で実施

2014年08月28日 | 原発
昨日8月27日(水)は、緑茶会(脱原発政治連盟)の2014年セミナーのスタートの日でした。
政治セミナー・プレ講座と位置づけた、「統一地方選チャレンジ基礎講座」。
夕方から雨となったにもかかわらず、会場には30人が詰めかけ、内部参加者を含めると40人近くという熱気あふれる講座となりました。
直前には韓国のテレビ局「SBS」の取材もあったりして、はじまる前から盛り上がっておりました。

講師は自由法曹団元幹事長の田中隆弁護士と「ザ選挙」編集長の高橋茂さん。
まずは田中さんから、「市民ができる選挙運動~公職選挙法の要点~」というお話。

ひと言で言うと、日本の選挙は「世界に類を見ない」ベカラズ選挙であるということ。
「ベカラズ選挙」とは・・。あれやっちゃいけない、これやっちゃいけない、あーそれも!ということで、選挙期間中は「ほとんど」何もできない!という選挙制度だということ。

そもそも公職選挙法という法律は2000ページにおよぶようなもので、これを全部わかっている人なんていない。
選挙に関する法律が、こんなにわかりにくくしてあるのは民主主義国では日本だけ!

じゃあ、本当に何もできないかと言うと、取り締まる警察がすべての対応なんてできないので、結構みんないろいろやっている。
それを選管(選挙管理委員会)に「こんなことしていいですか?」と聞けば、だいたい「おやりにならない方が良いですよ。」と言われる。
私が、「選挙のときは選管に聞かないでくださいね!」と言うのに、だいたいの市民選挙は、選管に聞きまくって「あれもできない、これもできない!」と自ら動きを封じることをするんだよねー。

背景を考えると良くわかるのだが、公職選挙法を最も緩やかに解釈しようと言うのが「自由法曹団」として、2番目は実は警察、そしてずーっと最後に一番厳しく考えるのが選挙管理委員会。
警察は実際に動かなければならないので、狭く解釈したら、もう大変な忙しさで人でも足りなくなる。
選挙管理委員会は、何事か起こったときに、選管がOKしてたと言うことになると責任問題になるので、ほぼオール駄目出しをする。

と言うことで、1、選挙は公示前が勝負。2、告示前は「政治活動」もしくは「選挙準備活動」として、いろんなことがやれます。
ちなみに「選挙運動」の定義は「特定の選挙で特定の候補者への投票を訴える運動」。
それができるのは告示後だけなので、告示前は「○○さんに投票しよう」は言えない。
しかし落選運動の「○○さんを落とそう!」は「投票依頼」ではないので、堂々とやって良い。
告示前には「○○さんと一緒に政治を○○する会」みたいなのは当然OK。投票依頼はしてないから。
ただ、告示日の前日に「○○さん大奮闘!」みたいなチラシを全戸配布すると、かなり選挙活動と見なされる。
2日前ならOK・・とは大きな声では言えないが。
(選挙の取り締まりには、かなり地域差があり、完全自由!みたいなのが沖縄、京都もかなり突破している。東京などは結構厳しいとか。)

などなど、面白い話が満載だった。



続いて高橋茂さんから「インターネット選挙の活用術~選挙が身近になった~」と言うお話。
先の参議院選挙で「ネット選挙」を最もうまく使ったのが自民党、その次に共産党だった。
最もへたくそだったのが民主党。
ただし自民党にはアキレス腱があり、中央本部はネット企業を入れたりして活用術がうまいが、地方組織は一転してまるでだめ。
既存の選挙マシーンがあるし、それで十分だと言う意識があるので、今更ネットなんていらない!と言う意識が強い。
はなから敵視していたりする。
(だから、そういう古ーい地盤のところで、ネット選挙だけの候補が当選したりする。)

Twitterは「実質フォロワー」が重要。
フォロワーがいないのにつぶやくのは、誰もいない野原で叫んでいるのと同じ。
民主党の某候補が選挙期間中にTwitterをはじめ、最初フォロワーがいなくてこの状態だった。
ある日突然、フォロワーが6万人になった。
実はどこかのインターネット企業が頼まれて、ジャンクなフォロワーをどっと入れただけだった。
海外とかのデータで、状況は無人の野原で叫んでいるのと同じ。

選挙に一番親和性が高いのはFacebookではないか。
選挙区内の仲間とグループを作り、コアな情報共有ができる。
かつてはメールでもやっていた。
1、ホームページ(ブログ)は店舗。
2、SNSはチラシ
3、動画はアーカイブ(YouTube)とライブ配信(ツイキャス、USTREAM)

大事なことは、継続的「前から」やっていること。
選挙前に、突然ホームページをはじめたり、Facebookをはじめてもだめ。
ホームページは必ず「適期的に」更新!
(私も耳が痛い!)
ウェブサイトをベースとして、TwitterやFacebookで誘導。
(これは、いまも普通にやってるよね。)

写真や動画は重要なのだが、終わったイベントは過去のもの。たいていの人は全部を見ない。
いま行われているライブの配信だということなら30分でも1時間でもみることがあるが、終わったものはダイジェストしか見ない。
だから、ダイジェストを用意する。
無名の候補の30分の演説をだらだらと聴くような人はいないし、行動すべてをツイキャスしても誰も見ない!
動画は短く!だ。

とこれも大変興味深い話でした。
満杯の会場には、すごい参加者も。
まずは前双葉町長の井戸川さん。



この前の選挙で緑茶会の推薦を受けたので、そのお礼を言いにきましたと。
律儀な人である。そして今も、変わることがない、東電と政府と原発に対する怒りを淡々と語られました。
もう1人は前衆議院議員の山崎誠さん。
ぜひ、もう一度衆議院選挙にチャレンジしてほしいものだ。
そして、「選挙1」「選挙2」という二つの映画で有名人となった山内さん。

多彩な参加者にも恵まれて、この次は9月3日のシンポジウム「地方からつくりだす政権交代の青写真」です!
まだ、今からでも、申し込めますよー。

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〇緑茶会政治セミナー・プレシンポジウム〇
「地方からつくりだす政権交代の青写真」
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 9月3日(水)19:00~21:30
 日比谷図書文化館コンベンションホール
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◆2015年4月は統一地方選挙です。多くの自治体で首長や地方議会議員の選挙が一斉に行なわれます。統一地方選挙は、国政を左右する重要な選挙です。統一地方選挙で選ばれた議員や首長が、政治の流れを変える原動力にもなります。
◆国政の重要課題である脱原発についても同様です。2014年7月の滋賀県知事選挙は私たちの「素敵な勝利」でした。もし日本全国の自治体の選挙において、脱原発、反自民を求める候補者が大量に当選すれば、脱原発を可能にする「政権交代」の実現性が高まります。来年の統一地方選挙に向けて、「市民の政治力」を高めましょう。動き出すのは今です!
◆市民選挙をつくりだすために、緑茶会は今年9月下旬から政治セミナーを開催します。それにさきがけて、本シンポジウムを開催し、地方選挙で流れを変える意義を議論したいと思います。

日時:2014年9月3日(水)(19:00-21:30)
会場:日比谷コンベンションホール
   東京都千代田区日比谷公園1番4号(旧・都立日比谷図書館)
    (最寄り駅:千代田線、丸ノ内線霞ヶ関、都営三田線内幸町)
   地図→http://hibiyal.jp/hibiya/access.html
参加費:1000円
お申し込み:こちら↓のサイトからお申し込みください。
http://bit.ly/1sU95KE
主催:緑茶会(脱原発政治連盟)
共催:東京・生活者ネットワーク
出演:
〇パネリスト
  安冨歩(東京大学東洋文化研究所教授/緑茶会呼びかけ人)
  橋茂(「ザ・選挙」編集長)
  長谷川平和(緑の党共同代表)
  西崎光子(東京都議会議員/東京・生活者ネットワーク)
 〇コーディネーター:竹村英明(緑茶会代表)


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緑茶会(脱原発政治連盟)
〒102-0082 千代田区一番町9-7 一番町村上ビル6F
URL:ryokuchakai.com
Email:ryokuchakai@gmail.com




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1 コメント

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唖然 (憂国烈士)
2014-08-29 03:03:39
 今回の滋賀県知事選挙の結果は、知名度の低い候補を擁立した自民党の戦略ミスによるものであります。知事選挙の争点に原発政策を挙げた有権者は、わずか1割です。確かにわが自民党にとって残念な結果でしたが、滋賀県民は極めて冷静で、原発問題は滋賀県と関係ないと判断を下したのです。民度の高い有権者を愚弄し、見下げ、馬鹿にするのはやめてください。

https://www.youtube.com/watch?v=npAOT3xGG9E

 >2014年7月の滋賀県知事選挙は私たちの「素敵な勝利」でした。
 嘉田さんの作った新党は、国政選挙でものの見事に惨敗しました。国民ははっきりとNOを突きつけたのです。これはあなた方の「素敵な敗北」ですか(笑)。

http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0011831
 こんな人の息のかかった知事の誕生を喜ぶのは、「ナチスが良かった」と言っているのと同じでは?
 

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