村上春樹を英語で読む

なぜ、こう訳されているのかを考える。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

「調教する」は英語で?

2016-12-28 10:57:58 | 村上春樹を英語で読む
『1Q84』に次のような箇所がある。下は、その英訳である。

彼らは好きなときに勝手に人に会いに来る。こちらがスフレを焼いているときでも、ハンダ付けをしているときでも、髪を洗っているときでも、ハツカネズミを調教しているときでも、二次関数について考えているときでも、そんなことにおかまいなく呼び鈴を鳴らして、あるいはドアをノックして、「一緒に勉強しませんか?」とにこやかな顔で誘いかける。
They’d ring the bell or knock on the door, unconcerned that you might be otherwise occupied—be it baking a soufflé, soldering a connection, washing your hair, training a mouse to do tricks, or thinking about quadratic functions—and, with a big smile, invite you to study the Bible with them.

「調教する」を『プログレッシブ和英中辞典』で引くと、trainとあるが、これは、概念同士の対応で、実体としては「何をするように調教するか」を言語化する必要があるのではないか。
 上例では「ハツカネズミを調教」がtraining a mouse to do tricksと訳され、to do tricksが追加されている。
ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 英訳できない「見出し文」 | トップ | 「いやでも目につく」は英語で? »