村上春樹を英語で読む

なぜ、こう訳されているのかを考える。

「小説の語り手が書けること」の日英比較(210)

2016-10-19 14:34:45 | 村上春樹を英語で読む
『1Q84』に次のような箇所がある。下はその英訳である。

どこかのドアベルが鳴らされ、そのチャイム音が微かに聞こえた。
He heard a faint doorbell ring somewhere.

「鳴らされ」は推測。英語頭の語り手は「鳴った」とは書ける。「どこか」が訳出されているのは、音はもとがたどれるからと考えられる。
ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 「目標物」 | トップ | 「缶詰を開ける」は英語で? »