道楽人日乗

ツイッターのまとめ。本と映画の感想文。
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本読むのが遅く、すぐ忘れてしまうので。

映画「この世界の片隅に」

2016-11-24 19:32:43 | アニメ感想

片渕須直 監督

優しい日常が一転、主人公「すず」さんをおそう過酷な運命に打たれ、自分の中で言葉を失う。結末ですずさんは夢見る心を取り戻したのだと信じたい。監督のメッセージは「アリーテ姫」「マイマイ新子」と一貫していると感じた。「夢見る心」を持っていた3作の主人公たちは、過酷な現実により、その心を見失う。それを再度取り戻すまでが描かれている。
すずさんを演じた「のん」さんも素晴らしかった。

泣く気まんまんで出かけていった「この世界の片隅に」だけれど、泣くというより、映画が終わる時、呆然としていた。
すずさんをおそう残酷な運命、それでも生きてゆくすずさんの強さ。日常のかけがえなさに、再度気づかされる感じ…。
言葉にならない。まだ感想がまとめられない。

20代の頃から古い邦画作品に何となく興味がいき、好きになって何本か見たけれど、ふるえるような傑作は全て過去のものだった。だからこの年になって「この世界の片隅に」という大傑作を公開日に見て驚きと戸惑いに言葉を無くしてしまった。でも、まあ時間がたち落ち着いて考えれば嬉しかったのだな。



関係ないけど、映画の予告篇などで見る、すずさんがまな板をバイオリンの様に顎にあて刻んだ菜っ葉を押し出す仕草は、板を支える左手の指先を切りそうでヒヤヒヤする。そうはおもいませんか?
刃の向かう先に指をおいてはいけないと仕込まれた。包丁の背を使うならまだしも。それでも刃先が目に近いから危ないけれど。



「この世界の片隅に」2回目の鑑賞。 2016-12-13
「極上音響」を体験したくて片道2時間かけて立川へ。しかるに始まったとたんお話に入り込んでしまい、ボーっとして帰りの電車で極上音響だったんだっけと思い出す感じだった。初見の後、原作を読んだので二つの違いがいくつかわかって興味深かった。いろいろ勘違いもあった。
冒頭、題字がでるところで映っているタンポポは黄色と白だったのだろうか。そんなことで成る程と思い返すのは二度見たからだなあ。


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