道楽人日乗

ツイッターのまとめ。本と映画の感想文。
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映画「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」

2017-07-16 18:57:55 | 映画感想

ギャヴィン・フッド監督

英国諜報機関のドローンが、テロ犯達が一軒家に終結する場面を空撮。だがそこは友好国コンゴだ。決断を逡巡する高官と政治家からやっとミサイル攻撃命令を引き出した時、塀際で少女が手作りのパンを売っているのを発見。オペレーターは命令遂行を拒否する。

少数の犠牲と大勢の犠牲を天秤にかけられるのか、というジレンマを正面切って描いた作品。お話はロジカルに進み、困難な状況が浮き彫りになる。中ダレせずに見られる。攻撃を主張する英国大佐を演じるヘレン・ミレンは終始厳しい表情で顔面迫力あり。権力者達の決断回避と、刻々混迷を増す状況は、シリアスだが同時にコメディのようだった。

予想される選択肢と展開を並べて考えてみれば(作品のカラーも考慮して)結末は大方予想がつくように思う。非対称的、非人道的な近代戦を告発しているといえば確かにそうなのだが、中盤の展開などを見るに、英国流?の黒いユーモア?を感じずにはいられない。問題設定そのものを揶揄しているような…。
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