道楽人日乗

ツイッターのまとめ。本と映画の感想文。
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漫画「未生(ミセン)」8巻・9巻(最終刊)まで

2016-11-24 19:25:09 | 漫画感想

ユン・テホ著

総合商社にインターンとして入社したチャン・グレ。季節は巡り新たな若者達が面接を受けに来る。チャン・グレは正社員採用されるのか?
面白かったー。登場人物達の背負ってきたもの、目指すものが心に残り、なんだか別れがたい感じ.

8巻、子供の為会社を辞めようか迷うソン次長のエピソードが良く電車で読んでいて泣きそうになった。9巻のグレの示した洞察?はいまひとつ良くわからず。ヒロイン、アン・ヨンイはその後どうするのか気になるが、読者の想像の範囲ということで、この終わり方でいいのだと思う。

総合商社のお話なのに、結局社内政治に終始して、外国人がドラマに表だって関わってこないのが不満であり疑問なところ。9巻、オ・チーム長に命ぜられた仕事で、遂に中国という手強い外部が立ちはだかるのか、とドキドキしたが、そうでもない。結末への布石に過ぎなかったのか?

後書きで碁の監修をした先生が「すべてのキャラクターに憐憫を感じる。当然、彼等は碁の高手にはなれない」と書いてるのに腰を抜かす。作者が碁の素人というのも驚く。日本の漫画とは少し違う構成や文脈、描画で読みにくさもあったけれど、最後迄考えさせられつつ楽しみました。
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