道楽人日乗

ツイッターのまとめ。本と映画の感想文。
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映画「怒り」

2016-10-25 09:26:37 | 映画感想
「怒り」予告

李 相日監督

八王子でおきた殺人事件は未解決のまま一年経過。犯人は顔を変え潜伏か? 東京、千葉、沖縄、それぞれの地に過去の知れぬ青年が現れ小さな絆をつくる。心の痛みを抱えた人達が肩寄せ合うようにはぐくむ愛情。漂う不穏な空気。そして明かされる真相は生きることの不条理をえぐる。

飲み下しにくい大きな塊を抱えたまま映画館を出る。「怪しい三人の一人、悪い犯人が見つかってよかった、やっぱり信じる心が勝つのよ」みたいな話ではない。善意は善行により報いられるとは限らず、不条理な巡り合わせが支配する。彼等を受け入れた人々に何の違いがあったのか。

「彼」が最期に語る空恐ろしい告白、それは言葉とは違う意味があったと思う。そのうえで「怒」という血文字を描いた彼をどう理解できるのか…。やっぱり不愉快だ。
監督の前作「悪人」では心に刺さるような忘れがたい台詞があった。本作にも映画の印象を決めるような台詞がありました。
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