まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

真夏日が 大股で行く へんろ道

2016年08月05日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れている、湿った空気や上空の寒気の影響で雲の広がっている所があった。高温が予想され、熱中症の危険が特に高くなる見込みらしい。気温は26度から32.3度、湿度は94%から78%、風は1mから3mの東北東の風が少しばかり。明日の6日は、引き続き高気圧に覆われて概ね晴れるけれど、午後は大気の状態が不安定となるため、雨や雷雨となる所がある見込みなのだとか。

 

 さて、ここ3年ほど、8月5日は仲多度郡多度津町にある「多度津町立資料館」へ出かけて、「戦争資料展」を見る日になっている。取り立てて、案内が来る訳でもお誘いのメールが来る訳ではない。なんとなく出かけたら、戦争資料展をやっていた・・・というイメージだろうか。

 

 これが、多度津町立資料館で、普通の民家風。旧多度津藩士浅見邸跡・・・らしい。

 

 毎年、こういう文字の看板になっている。館長さんの川元さんの字だろうか。

 

 こういうチラシが張ってあった。

 

 この将棋・・・。戦時らしいコマになっている。大将が一番なんだろうか。地雷というのは、どんな動きをするんだろうか。

 

 こちらは、東郷減衰元帥いろはがるた・・・というもの。なるほどな・・と眺めていた。

 

 これは兵隊さんのカバンらしい。わが家にも親父のものがあって、子供のころには珍しい者が入っていていじくり回して遊んでいた記憶がある。

 

 貝殻を使った代用しゃもじとか代用鍋とかもあった。

 

 これは「軍国の母」と教科書にも載った人の書である。

 

 多度津町の桃稜公園の上に立っている像の人で「岡田カメ」さんである。一般的に「一太郎やぁい」として知られている人である。ワープロ・ソフト「一太郎」をお使いの人は一度は訪れたい場所だろう。そういうお話も知る人も少なくなったのかも。

 

 こうした疎開児童の写真やら・・

 

 原爆のコーナーが印象に残ったものだった。

 

 今日の掲示板はこれ。「どこか何か 人の世狂い 原爆忌」というもの。いつもの赤松先生のお寺の掲示板にあったことばである。明日はヒロシマの原爆忌。明日も広島は暑いに違いない。私も15回ほど、つまり、15年、ヒロシマの「平和祈念式典」には出掛けたもの。いつもいつも暑い熱いヒロシマだった。こんな暑い夏こそが、広島の夏だなぁと思うことだった。それにしても、最近のニュースは異常だと思う。各地で戦闘は続いているし、爆撃も砲撃も行われている。自死や殺人は後を絶たないし、盗撮や詐欺が日常化し てきている。どこかで私たち人類は「こころ」を失ってしまったのではないか。どこかで、アクセルとブレーキを踏み間違えたのではないのか。「平和」とは一 体、何なのか・・・。そんなことを考えた今日だった。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。



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