まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

桐の花 時の流れを 突きつける

2017年05月17日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は気圧の谷の影響で概ね曇っていた。気温は15.3度から22.2度、湿度は87%から62%、風は1mから2mの北東の風が少しばかり。明日の18日は、高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 今日は恒例の水曜日だからと、香川県立図書館に行ってみた。アキニレの若葉が萌え出ていて、すっかりと夏の気分。

 

 最近、高校や中学校の記念誌が切り取られる事件が多発しているそうで、ここでも、何冊かの記念誌が十数頁にわたって切り取られたと報道されていたが、そういう関連の記念誌がテーブル上に積み上げられていた。

 

 創立100周年記念とか閉校記念とかの記念誌は、あとで買おうと思っても手に入らない。どうしても欲しい写真があったので切り取ったのかも知れないが、すごく残念なこと。みんなが、もう、見られなくなってしまうのだから。こういうものの再発行はあり得ない。

 

 で、五冊の本を返却して、新しく五冊の本を借りたけれど、そう、たいした本でもなかった。衝動的に手にとってしまったけれど、積ん読だけで、来週にも返却することになってしまう。私の人生も、そんなものなんだろう。

 

 で、久々に、仏生山法然寺にやってきた。今年になっては初めてかも知れない。

 

 我が家はお墓を作る習慣がなくて、父の代まで、ここに納骨した。ここに納骨された遺骨は、やがて、こうした「骨仏」になる。父の遺骨も、これら、どれかのほとけさまの中に収められているのだろう。

 

 ここは「三仏堂」。三仏堂には内陣奥の須弥壇上に、本尊の三仏(香川県指定有形文化財)すなわち、中央に阿弥陀如来座像(現在)・左に釈迦如来座像(過去)・右に弥勒菩薩座像(未来)を安置し、その前に釈迦涅槃の群像が配され、特殊な尊像構成で配置されている。

 

  「讃岐の寝釈迦」だけあって立派なものだ。さまざまな動物たちも集まってきて嘆き悲しんでいる様子が面白いが、笑ってはいけないところ。静かに合掌、お念仏。

 

  天上から、お母さんの「マーヤ夫人」が薬を投げたが、木の枝に引っかかって、お釈迦様のところには届かなかったのだという。このことから「投薬」という言葉が生まれた・・・とか聞いた。

 

 五月も半ばが過ぎた。少しずつ、少しずつ、予定も消化できている感じ。

 

 お昼から、またも「淡竹(はちく)」を刈ってきた。先日、道の駅の産直市を眺めたら、この「ハチク」を根本から掘って売っていた。私らは、「ハチクは鎌で刈って、荒縄で束ねて持って帰る」と教えられてきた。孟宗みたいに根っこまで売っているのにはたまげたぞ。

 

 半分に切ってみれば、中身はわずか・・。

 

 大きな鍋を用意したのに、これだけになってしまった。今日もまた、タケノコ料理だな。

 

 今日の掲示板はこれ。「近くして 見えがたきもの 我が心なり」というもの。写っている車は私の物だが、見慣れない掲示板である。どこで見た物か記憶にない。『近うして見難きは我が心 細にして空に遍ずるは我が仏なり 我が仏は思議し難く わが心は広にしてまた大なり』 (秘蔵宝鑰)空海さんの言葉らしい。もっとも近くにある自分の心の姿が、実はもっとも見えにくいのだと解釈しているが、もっとも近くにあっても自分の耳も目も、口も頭も背中も見えていない。大事な物なのに自分には見えていない。そもそも、この「心」とは何を指しているのか。心はどこにあるのかと聞かれると、ほとんどの人は胸に手をあてる。本当にそうなのか。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。

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