まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

菩提樹の 花や人生 一度きり

2016年06月24日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は梅雨前線や湿った空気の影響により、曇りで雨や雷雨となっていた。気温は21.4度から26.7度、降水量は1mm/hから7mm/h、湿度は90%から86%、風は1mから2mの北東の風が少しばかり。明日の25日は、引き続き梅雨前線や湿った空気の影響で、曇りで雨や雷雨となり、明け方まで激しく降る所がある見込みらしい。

 

 最近の雨で植物たちの勢いが良い。雑草も伸びるが野菜もぐんぐんと伸びてきた。

 

 奥方が日曜日に植えたゴーヤーの苗もしっかりとしてきた。だから、「今日はゴーヤーのネットを張っておいてね・・・」というので、仕方なくオーバーオールと作業ワイシャツに着替えた。今日も身体が重くて動くのが面倒くさい。

 

 こんな具合に窓側に竹を立てかけて、ネットの枠をこしらえる。ところが、このハシゴ(脚立)に上がるのにヨイショがいる。どうにもおなかの脂肪が邪魔して身体が曲がらないし、うつむけない。前屈みにもなれない。運動不足といえば運動不足だろうが、こんなにも身体が動かないなんて、どうしたことだ。

 

 どうにかこうにか1時間ほどで、ゴーヤー用のネットができた。

 

 昨年の今頃は、このようになっていたのだから、今年は奥方の作業が遅れているみたい。

 

 グリーンカーテン工事が終わって間もなく、ものすごい雨が降り出して風も出てきた。大慌てで洗濯物を取り込んで部屋干しにして、開いている窓は全て閉めて回り・・・。

 

 風雨の音を聞きながら、昨日、図書館で借りてきた本を開いてみた。船が航海をするように、まずは、自分の位置を確認しなければならない。自分がどこにいるかを知ってから、そこからどこに向かうのかを考える。そうすれば航路が決められる・・・のだという。自分史は、自分の現在の立ち位置を知るためのものだというのである。

 

 ということで、自分史年表を作ってみた。この頃は日記やブログがあるので記憶を呼び起こせるし、その頃の資料も残っているが・・・

 

 こういう頃の記録は全くないし、資料も何も残ってはいない。だから、記憶をひもとく手がかりもない。まずは、記憶の残る部分から少しずつ文章を起こしていかなければならない。

 

 台風で家が流されたこと、社宅生活に入ったこと、新築工事までのいろいろ、新築工事のあれこれ、そして移転・・・。母のガンが見つかったこと、闘病生活、家内が福祉介護士になって介護したこと、そして母のお葬式・・。

 

 第二章は生まれてから小学校、中学校の頃の生活の様子や子供の遊び。農作業の様子や機械化が進む様子。山の暮らしの変遷なんかも・・・。

 

 勉強もせずに野山を走り回っていた頃。みんなが貧しかったけれど、こころ豊かな時代があった。

 

 「双子座生まれの人は通信が得意分野だ」と、全く根拠のない星占いのご託宣を受けて、通信の世界に飛び込んだ時代が第三章。

 

 第四章は、山の生活とはまるきり違った世界に見えた「塩飽広島」での生活と、私を変えた狛犬や咸臨丸との出会い。なんとなく、私の自分史が見えてきたように思う。

 

 咸臨丸に誘われて、サンフランシスコまで墓参の旅にも参加した。こういうことで、まとめに入ることになる。

 

 今日の掲示板はこれ。「いつも二つの道がある ここでやめるか ここからはじめるか」というもの。私たちはいつもこんな問題を抱えている。生きるのか、生きるのをやめるのか、食べるのか、食べるのをやめるのか、前へ行くのか、やめるのか、本を読むの か、やめるのか・・・。その選択の歴史が私たちの人生だ。でも、その選択をふっとやめてみたら、どんなにか楽だろうなぁと思ったりする。全てを「一如から来るものに委ねる」。そんなことができたらいいなぁと思ったりする。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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