まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

うだつがあがるの、あがらないのと・・。

2006年07月25日 | 歴史
 今日も、むっとするような一日でした。たまに雨にも降られましたです。

 今週中には梅雨明けしそうな気配なのですが・・・、どうなりますことやら。

 NHKのことばおじさんではないですが、「うだつがあがる」の語源は・・・、
この縦の小さな屋根付きの白壁のことのようです。隣からの火事の延焼を防いだり、泥棒の侵入を防ぐ目的の縦壁だそうです。

 この小壁は、お金のない人にはいらないもので、それも余裕がないと付けられないようで、お金に余裕のないひとは・・・「うだつがあがらない」で、お金持ちはいくつでも付けられたようで・・・「うだつがあがる」というらしい・・。

 とくに、藍産業で栄えた・・脇町とか穴吹とかの商家の屋根に多く見られるそうです。実は・・・讃岐の高松とかの古い民家でも、これをみることができるんですよ。栗林公園の近くとか、仏生山街道の古い民家とか・・・でも。


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