INOJIN折々の記

工芸倶楽部のイベントや、日々の暮らしの中で感じたことなどを綴っています。

機を使わない織

2016-11-11 | 日記

織りは楽しいものだけれど、機は高価なものだし、だんだんと技術が高度になっていくと敬遠する人も出てきます。それで、誰でも家庭にあるような素材を使って織りを楽しめるように、機を使わない織りをいくつか考えてみました。

機の無かった時代に織られた布は、原始的な装置で経糸と緯糸を交差させて織られています。さすがに、地面に杭を打って織るのは寒いので、板に釘を打って経糸を通したのが上の画像。緯糸は棒と糸を使って交互に上がるようにしています。たまに手で綾織や魚々子織りを入れると風合いが増します。

バッグを織る時には、自分の欲しいサイズの箱を探して、そこに経糸を巻き付けていきます。底に厚い革を使うとしっかりします。春夏は綿や麻の糸で、冬は毛糸で織ります。バッグも装いの一つなので、季節に合ったものを持てますね。

ベニヤ板に服の型紙を置いて輪郭線に沿って釘を打ち、経糸と緯糸が直角に交差するように織っていけば、服もできます。ポケットは段ボールを四角く切った土台を使って織り、縫い付けました。

油絵用の木枠を使って裏に釘を打ち、タコ糸などの丈夫な経糸に色糸で綴れ織りすれば、そのまま額付きの絵織りが完成です。木枠の替わりに自然の枝を組んで使っても趣のある作品に仕上がります。

織りは自分が機のある場所に行かないと取り組めないので、編み物みたいに気軽にというわけにいきません。でも、こんな小さな織りなら炬燵でも織れるので、よかったら、試してみてくださいね。

 

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