まどろむパイドロス

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のんびりと過ごす日々のつぶやき。

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たまのフレンドリー寄席β

2007-09-29 18:42:08 | 落語
笑福亭たまさん主宰の落語会を初めて聴きに行く。
今回「江戸から来た落語」をテーマに、友人の桂まん我さん
そして「鉄人」桂文太師匠というおいしいメンバーを揃えた
会でした。

開口一番は、本日の主役たまさんの「船徳」。
まくらで、今日は仁鶴師匠の独演会もあるというのにこちら
へおいで下さって、と感謝の言葉。
テンポ良くてご陽気な雰囲気が楽しく、船の揺れッ振りがす
ごくて 360° 廻るは、煙草に火を付けるのに七転八倒するは
でもう大騒ぎ。(笑)
思わず見ているこちらの身体も揺れる、大熱演の一席でした。
さすが、袴姿で出て来られたはずですね。

続いては、桂まん我さん。
ちょっとタレントのはなわに似た風貌で、おっとりした方か
と思いきや、いきなりまくらで毒を吐く!
それも相手は人間国宝のご子息。(^^;)
客席引きつりつつも大笑い。
演目が正直者のオンパレードの「井戸の茶碗」という話。
って、ブラックユーモアですか?(笑)
正直者の屑屋さんがホントに素直な感じがよく出ていて、板
挟みになりあたふたする様がとても気の毒で自然と同情しま
した。

続いて再び登場のたまさん。
白地に桃色と青色の小さい色紙散らしの柄の羽織姿が爽やか。
前のまん我さんのまくらに茶々を入れつつ、まん我さんの「
それってどうなの?」なエピソードを。
そして上方落語界の「繁昌亭チルドレン」と呼ばれる新人に
ついて、「それってどうなの?パート2」な話。(笑)
いいかげんそうな落語の世界にも常識が大事、ということか
ら、前座の間は師匠が同行していない時は酒は飲まないとい
う話に感心しました。
人は何を考えているのか分からないという話繋がり?なのか
演目は「厩火事」。
亭主の気持ちが分からないと兄貴分のところへ泣きついてく
る奥さんが、おっちょこちょいだし。人の話を全然わかって
ないし。(笑)
結局分からないままというオチになって面白かったです。

そして中トリは、桂文太師匠。
さすが文太師匠、出て来られたもうその瞬間から、自分の世
界に観客を引き込む力はやはり凄いです。
まくらで、四天王を大きな打ち上げ花火に例えて、自分もど
かんと一花咲かせたいが家族に「線香花火」と言われたと。
客席、大爆笑。
笑いが収まらぬ中を「明烏」に入りました。
文太師匠は、上方らしくないどことなく江戸っぽい雰囲気を
お持ちなので、軽やかな味わいの良い一席でした。

仲入りの後、3度目の登場のたまさん。
今度は、紫系の地にうさぎの柄という可愛らしい着物姿。
ちょっと襟の色が濃かったかなという気がしましたが、なか
なかのお洒落さんやなぁと感心しました。
「子別れ」というので全編期待していたのですが、「子は鎹」
の部分だけでした。
「女親版子別れ」は初めて聴いたのですが、子供の躾けに金
槌で殴ろうとする場面で男親が自分の金槌で殴るのは当たり
前過ぎて、私は女親が別れた亭主の金槌で殴る方が、情の残
った感じもするし話に奥行きを感じて好きです。
たまさんらしい、子供のこまっしゃくれぶりが可笑しくて、
上方版の「子別れ」は子供が主役。
あまりウェット過ぎないところが聴き心地好かったです。

◆「たまのフレンドリー寄席β
  ~江戸輸入版特集・お江戸でござる!~」
 9月28日(金)18:30開演
 天満天神繁昌亭

笑福亭たま「船徳」
桂まん我「井戸の茶碗」
笑福亭たま「厩火事」
桂文太「明烏」
~仲入~
笑福亭たま「子別れ」
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