JAZZを聴きながら ふたたび

再開の期を逃しておりましたが、酔っぱらい親父は未だJAZZを聴きながら生き長らえております。

あいあいあいラブ あいあいあいラブ ミコ?

2017年07月14日 | s-u

まず本日は劉暁波氏のご冥福を、そしてゲリラ豪雨に肝を冷やしている皆様にお見舞いを申し上げます。

先日飲みに出かける途中で久しぶりにサザンを聴いていると
 ♪ あれは20年前のこと ミエコという名でデビュー
  振り絞るよな歌い方で かなり振る舞いも派手なひと
  人形の家に住まう前は ジャパニーズ ダイアナ・ロス・・・♪
たしか『綺麗』かなんかのアルバムに収録されていた「MICO」でありますね。

「うんうん、この歌にもちょっとした思い出があるんだなぁ、これが」
「えっ?それってまた長くなる?」

ハイハイ、その思い出話は別として、この「MICO」はご存じ弘田三枝子を歌ったもんでありました。

ところで、みなさんはご存じでしょうかねぇ、秋吉敏子はまぁ別格として、じつは弘田三枝子は、かのシャープ・アンド・フラッツよりも二年も前にニューポート・ジャズ・フェスティバルに出演していたのですよ。
当事、弘田三枝子は19歳、ニューポートの大舞台でビリー・テイラー・トリオをバックに堂々と歌い上げたのでありました。
その時のライブ音源を収録したのが・・・って、これは無いんですがね。「MIKO IN NEW YORK」という同年・同メンバーによるアルバムがあるんでございます。

私は残念ながらこのアルバムを持ってはおりません。が、
昔ね、録音した記憶があるんですわ。
ということはレイの「整理を途中であきらめている音源」に残ってるんじゃなかろうかと・・・・

 ♪ レナウ~ンレナウンレナウンレナウン娘が オシャレでシックなレナウン娘が わんさかわんさ わんさかわんさ イェーイイェーイイェィイェィー・・・♪

なんと「レナウン娘」の後にしっかり録音してありました。

MIKO IN NEW YORK
1965年録音
弘田三枝子(vo) BILLY TAYLOR(p) BEN TUCKER(b) GRADY TATE(ds)

1.ライト・ヒア・ライト・ナウ
2.サニー
3.レイジィ・ラヴィン
4.ランブリン・ローヴァー
5.アイム・カミン・ホーム・ベイビー
6.アイ・ウィッシュ・アイ・ニュー
7.ザ・メッセージ
8.フライング・ホーム

「あれは20年前」いやいやそこまでは前じゃ無いと思いますが、聴き直しました。
お付き合いしているビリー・テイラーのトリオは、以前紹介した「I WISH I KNEW HOW IT WOULD FEEL TO BE FREE」のメンバーでありますが、バードランドの専属ピアニストを経て、ラジオやテレビで活躍していた時期と考えると、お付き合いにも納得がいったりして

最後に「夢見るシャンソン人形」がおまけで入っていました、誰がこういう録音をするんですかねぇ
「アンタだよ」(笑)

さても、その時のアメリカでの評価はというと、ボーカル部門でイイ感じまでいったりもしたんですがね、結局はジャパニーズ・ポップシンガーというとらえ方をされたようでございます。
じっさい、間違いではありません・・・・

たしかに、「フライング・ホーム」や「アイム・カミン・ホーム・ベイビー」(途中「♪さくらさくら」をベン・タッカーが織り込んだりしておりますけど)のスキャットなんかを聴くと、涌いて出る艶って言いますかねぇそういうもんが無いようには感じます。
「ランブリン・ローヴァー」あたりのほうがいかにもMIKO?そう思ったりもします。
そしてもう一つ、「現代若者の英語の発音がいかによろしいことか」と気付いてしまう、英語が大得意な私でも分かるほどです。(笑)

そんな話を振ってはいけないお人に思わず・・・あの美空ひばりジャズバージョンを私に押しつけた、失礼、お貸しいただいたお方であります。
「ああ、「MIKO IN NEW YORK」ねぇ持ってる持ってる、ん~~ほんじゃまぁこれ持ってけば」
「ほらほらほらほら、この人また何か持ち出してきたよぉ、やっかいだよぉ」

べつに借りなくてもイイんですがね、むげにお断りするのも・・・

「弘田三枝子・せれくしょん~ジャズ・ヒッツ」
もう完全に「人形の家」にお住まい以降の2枚組、最後には「BALLADE OF DOLL'S HOUS(英語版人形の家ね)が入ってたりして

まぁまぁ、聴きましたけど・・・・
「人形の家」にお住まいになってからの彼女は、艶と言うより、エロと言いましょうか、そんなもんが湧き出てるって言うか、若い頃の「行っちゃうよ!」的感じの方がストレートでエエんじゃなかろか?
私はやっぱり人形の家に住まう前がエエかなぁ(笑)
若々しく、ポップでパンチのあるジャパニーズ・ポップシンガー弘田三枝子を、桑田同様私も押します。

さて、てなわけで今日の一枚は、ビリー・テイラーです。
結局テイラーは「ジャズとクラシックの融合」へと向かうわけですが、弘田三枝子にお付き合いするさらに11年前のタウンホールでのライブ盤です。

いつ聴いてもテイラーはやはり優等生ですねぇ、これを嫌う人も多いんですよね。
でも素直に聴けば落ち着きがあって隙が無いエエピアノだと思いますよ。(って、偉そうな!)
夕べはこれをBGMにロックグラスを鳴らしてみました。

BILLY TAYLOR TRIO AT TOWN HALL
1954年12月17日録音
BILLY TAYLOR(p) EARL MAY(b) PERCY BRICE(ds)

1.SWEET GEORGIA BROWN
2.THEODORA
3.A FOGGY DAY
4.HOW HIGH THE MOON
5.I'LL REMEMBER APRIL

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