北海道美術ネット別館

略称「ほびねべ」。美術、書道、写真の展覧会情報を発信。2010年7月から北見に隠棲中。コメント、トラバはお気軽に。

■冬展2008 (2月10日まで)

2008年02月09日 23時55分34秒 | 展覧会の紹介−複数ジャンル
 
 「アートマンギャラリー」恒例、四季それぞれに若手アーティスト4人をまねいて行う展覧会です。
 今回は、辻野かなさん、ノムラヒトミさん、屋敷祐介さん、竹下正剛さんです。

 竹下さんは昨年、おなじ会場で個展を開いており、またさまざまなアートイベントでカメラを手に記録しているので、ご存じの方もいるでしょう。
 今回は、多重露光で撮った幻想的なカラー写真20点をならべています。
 赤いバラと、水色や緑、赤など色とりどりのステンドグラスを重ねて撮った写真がいちばん目を引きます。まるで、花を閉じこめた鉱石の図鑑のようです(こう書くと、なんだか宮沢賢治か稲垣足穂の世界みたいですね)。
 また、それらの下には、水槽の水を、上とおなじ色のステンドグラスと多重露光した写真も、同じ調子でならべてあります。さすがに、水は透明なので、こちらは、重なった画像は薄めの色合いです。

          

 竹下さんらしいなー、と思うのは、あまり凝った構図などはとらず、引いたりもせずに、どのショットもおなじ大きさで正面から対象をとらえていること。
「カタログみたいにして撮りました」
と竹下さん。
 もうひとつ彼らしいのはネガカラーであること。デジタルにはない、あたたかな色合いになっていると思います。
 となりには、プリントをぶら下げたオブジェも置かれています。

 屋敷さんはモノクロ写真5枚と、旧作のカラー2枚。
 「a virtual image」「a natural image」と題していますが、ひとりの若い男性がモティーフで、なかなかアーティスト写真っぽい雰囲気になっています。

 辻野さんは、「ゴーゴー」を踊っているような姿の女性の切り抜きと、キャンバスを組み合わせた一種の平面インスタレーション。
 「WATASHI=umi-ga-mieru ANOHITO=umi-mo-mienai」
という長いタイトルがついています。

 ノムラさんは絵画2点。
 青い地に、赤い球体や動物、奇妙な魚がうかぶ、カラフルでポップでシュールな絵です。


08年2月5日(火)−10日(日)11:00−19:00
ART-MAN gallery(中央区南4東4 地図G


竹下正剛写真展(07年1月)
夏展06(竹下さんが出品)

ジャンル:
芸術
キーワード
モティーフ カラー写真 アートマン
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2 コメント

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ありがとうございます! (竹下 正剛)
2008-02-10 09:31:04
昨日はご来場いただいた上に、こうしてブログでレポートしていただいてありがとうございます。
昨日の夜はパーティー中に多くのお客様に来ていただき、いくつもの良い出会いがありました。
また機会がありましたら見に来ていただきたいと思います。
ではまた。
どもども〜 (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2008-02-10 12:12:06
こちらこそ、どうもです。
たまたまうかがったタイミングで竹下さんがいらしたのは、良かったです。パーティーにも行きたかったけど、仕事だったので…。
また作品を見る機会があることを楽しみにしています。
それでは!

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