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■水脈の肖像09-日本と韓国、二つの今日 (2009年12月13日で終了)=2

2010年01月17日 21時19分53秒 | 展覧会の紹介-現代美術
承前

 引き続き、出品者の谷口明志さんが撮影した写真を紹介。

 冒頭画像は、手前が佐々木けいしさん「理(Ri)」。
 奥にある赤いシャベルは、崔美娥(Choe,Mee-ah)さん「救出装備(Rescue Equipment)」。
 くわしくは次のエントリを。

 左奥は、柿崎煕さんのインスタレーション「林縁から」が点在している。

 次は八子直子作品を正面から見た図。





 山田良「Perception Corridor」。
 Takeda Systemを思い出させる。美術館の中に空間を作った。


 


 左は藤井忠行「バルカロール(舟唄)」(barcarol)。
 ナラの削りカスなどによる作品。

 右は齋藤周「思いを織りなす」(Moven hearts)。
 独特の平面インスタレーションであるが、いつになくペンによる人物画が少ない。また、100号大のキャンバスがあるのも、通例よりかなり大きいもの。




 藤沢レオ「今はいつ?」(Considaration section of the time)
 昨年春のCAI02での3人展の延長線上にある作品。
 赤い9本の細い糸が天井から床へとつり下げられている。それが12組あるというもの。
 ぼんやり会場を歩いているとぶつかってしまいそうだが、その存在感の薄さがかえって空間そのものの存在を際だたせているような興味深い作品。




この項続く

2009年12月5日(土)-13日(日)9:30-5:00(入場-4:30)月曜休み
道立近代美術館(中央区北1西17 地図D


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