札幌在住の道展会員、山崎亮さんは、1年おきに個展をひらいています。オーソドックスな写実を基調とした絵画です。モティーフは、筆者が知るだけでも、湿原とオオカミ、海底と女の子の組み合わせ、イスラエル…と変わり、前回の個展から「上からの視点の風景」がテーマになっています。
このうち、塔の上からの風景を描いた「ベネチア」を別として、あとは飛行機の窓からの眺めが多いです。一昨年、イタリアを旅行したときに取材したものです。作品によっては、飛行機の窓や羽を、半ば透明にして、下界の風景と組み合わせています。これは
「構図上、ほしいというところもある」
ということでした。
飛行機からの眺め、と思うと、それほどのオドロキとか感懐は正直なところないんですが、つぎの絵を前にして
「あっ」
と思いました。
女の子が空を飛んでいます。
ほかの絵も、こういう視点だと思えば、すごく新鮮ではないですか!
考えてみれば、人間が、飛行機を使っているとはいえ、空を飛んでるって、すごいことだと思います。
出品作は次のとおり。
120号「雲海」
100号「ベネチア」「窓から」「雲を往く」「眼下にアルプスを望む」「遥か」「降下」「眼下」
50号「花菖蒲」
30号短「飛ぶ」
30号「眺望」
20号「雲海」
8号変「窓から」「眼下にアルプスを望む」
8号「水辺」
4号「アカデミア橋からの眺め」「運河」「ドッカーレ寺院」
サムホール「草原にて」「ラベンダーの頃」「海」
0号「サンタマリア・デッレ・グラツィエ」「サンマルコ寺院」「あじさいの頃」
5月8日(月)-13日(土)10:00-18:00(最終日-17:00)
札幌時計台ギャラリー(中央区北1西3 地図A)。
■04年の個展
このうち、塔の上からの風景を描いた「ベネチア」を別として、あとは飛行機の窓からの眺めが多いです。一昨年、イタリアを旅行したときに取材したものです。作品によっては、飛行機の窓や羽を、半ば透明にして、下界の風景と組み合わせています。これは
「構図上、ほしいというところもある」
ということでした。
飛行機からの眺め、と思うと、それほどのオドロキとか感懐は正直なところないんですが、つぎの絵を前にして
「あっ」
と思いました。
女の子が空を飛んでいます。
ほかの絵も、こういう視点だと思えば、すごく新鮮ではないですか!
考えてみれば、人間が、飛行機を使っているとはいえ、空を飛んでるって、すごいことだと思います。
出品作は次のとおり。
120号「雲海」
100号「ベネチア」「窓から」「雲を往く」「眼下にアルプスを望む」「遥か」「降下」「眼下」
50号「花菖蒲」
30号短「飛ぶ」
30号「眺望」
20号「雲海」
8号変「窓から」「眼下にアルプスを望む」
8号「水辺」
4号「アカデミア橋からの眺め」「運河」「ドッカーレ寺院」
サムホール「草原にて」「ラベンダーの頃」「海」
0号「サンタマリア・デッレ・グラツィエ」「サンマルコ寺院」「あじさいの頃」
5月8日(月)-13日(土)10:00-18:00(最終日-17:00)
札幌時計台ギャラリー(中央区北1西3 地図A)。
■04年の個展