北海道美術ネット別館

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2007年2月24日。遅くなったけど報告(1)

2007年02月26日 04時03分28秒 | つれづれ日録
 朝8時出発。中央バスで小樽へ。
 最初の目的地は市立小樽美術館。

 小樽に行くときはバスが多い。
 本数が多いし(5-10分間隔)、JRより30円安く、おおむねすいている。
 所要55分は、JRの各駅停車とほぼ同じ。快速よりは余計に20分ほどかかるが、快速がいつもすぐ来るとはかぎらないし…。

 北34条駅のバス停から小樽美術館の館長氏が乗車してくるのが見えた。

 ものすごく体がだるい。
 しばらく眠る。

 目がさめたら、バスはすでに、終点の一つ手前の「市役所通」に着いていて、館長が降車するところだった。
 そうか。美術館には、終点じゃなくて、こっちでおりたほうがちかいのか…
 だるさはとれた。でも、バスは発車してしまった。

 終点でおりて、美術館へ。
 1階の中村善策ホールを見渡してびっくり。半数以上が、はじめて見る作品なのだ。
 常設の所蔵品展ではあるが、ときどき展示替えをしているようだ。
 1月27日-5月20日は、中村善策 水面の詩情というテーマで、水辺を描いた作品ばかりをあつめている。

 3階の特別展室では、一原有徳・版の魔力
 館の所蔵品を集めた展覧会だが、あらためて圧倒される。
 96歳のいまもとりくんでいるドローイングの近作も展示されている。

 新収蔵品も展示されていた。
 本年度は絵画7点のみ。
 山本泰夫「浜の人」、古村勝「バイオリンと女」「音の世界と娘と」、大月源二「津末圭二氏像」「パンジーとレモン」「朝霧のサロマ湖」、矢野徳一「雪の築港駅構内」
 古村さんが亡くなられていたとは知らなかった。
 「音の世界と娘と」は道展の会場で見た記憶があるので、なつかしい。
 古村さんのような、むかしながらのおちついた具象作家はすこしずつ減っているなあ。



 館内で会ったYさんとともに、都通のギャラリー白方に寄る。
 星川さより展は、別項で。
 1階は、December 3というアジア雑貨の店で、いろいろなものが置いてある。

 札幌へととんぼ帰り。
 Yさんの車に同乗させてもらった。

(この項つづく。画像は、山内壮夫の彫刻と、札幌市民会館) 


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