北海道美術ネット別館

美術、書道、写真の展覧会情報や紹介。2013年7月末、北見から札幌に帰還。コメント、トラバはお気軽に。略称「ほびねべ」

■竹岡羊子展―見果てぬ夢を追い求め…。■佐々木辰雄油彩画展 (2017年5月9~14日、札幌)

2017年05月14日 14時52分37秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 全道展でも最古参の部類になったベテラン画家の竹岡羊子さんが個展を開いています。筆者が個展を拝見するのは、2011年の札幌芸術の森美術館以来だと思います。
 竹岡さんは独立美術の会員、女流画家協会の委員でもあります。

 会場中央で目を引くのが200Pの大作「CARNAVAL de NICE」。
 竹岡さんは赤や紫、緑といったまばゆい色を使ってニースやヴェネツィアのカーニバルを描いてきました。
 今回の作品は、飾りつけをほどこした車が街をゆく祝祭性が全面を覆うとともに、白いおばけのような大きな人物が背後に立っています。半円形の飾りがあちこちに配されるなど、円形が画面にリズムを生んでいます。

 作者のひとことは、スカイホールのサイトから引用させていただきます。

カーニヴァル―虚構の宴に魅せられて見果てぬ夢を追い求め…
ふと振り返ればもう半世紀が過ぎたことに気づきます。
2013年、福岡市美術館での個展以来、4年ぶりの札幌個展です。
この度は足繫く取材を重ねたヨーロッパのニース(フランス)、ベニス(イタリー)二つの町のカーニヴァルの作品の中から油彩200号以下コラージュの小品も併せて17点を選んでみました。
喧騒と華麗、怪しい静寂?…めくるめく繰り広げられる人間ドラマにいまも魅せられて心躍らされています。
この思いそのままをキャンヴァスの中に封じ込めることができたらどんなに素敵なことでしょう…などと思いつつ…


 鮮やかでまばゆい色彩の交錯を見ていると、華やかななかにも一抹のさびしさのような感覚もまた、つたわってきます。

 他の出品作は次のとおり。
佇むあか(Venezia) 150F
センター広場へ(Venezia)          130F
ミモザの季節(Nice)            100S
佳き日に(Nice)              100S
ショーウインドウもカーニヴァルも(Venezia) 100S
そぞろ歩き(Venezia)            15M
夢色の二人(Venezia)            10F
ミモザとアネモネ              6F
流水                    6F  
飾る・彩る                 6F
Masque                   6F、4F
一隅                    4F
アンスリューム               4F

Masque                パステル
風のメモ(Venezia)           コラージュ


 となりの部屋で同時開催されている佐々木辰雄油彩展も見ごたえがありました。
 アジサイなどの花や静物、風景が非常にリアルに描かれています。
 とくに、かつての南大夕張地区を見下ろした大作が目を引きました。佐々木さんの出身地のようです。


2017年5月9日(火)~14日(日)午前10時~午後7時(最終日~午後5時)
スカイホール(札幌市中央区南1西3 大丸藤井セントラル7階)




□竹岡羊子さんサイト http://www10.plala.or.jp/y_takeoka/


えすかりゑ展(2017)
ヨーロッパ風景画展~日本人画家のまなざし (2015)
竹岡羊子展 カーニバル~虚構の宴に魅せられて (2011)

竹岡羊子展(2009年、画像なし)
竹岡羊子展おしらせ(2007年)
竹岡羊子展(2004年)
竹岡羊子展(2001年)
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