北海道美術ネット別館

略称「ほびねべ」。美術、書道、写真の展覧会情報を発信。2010年7月から北見に隠棲中。コメント、トラバはお気軽に。

帯広・弘文堂画廊について あるいは「ネット検索は万能ではない」

2012年02月10日 22時32分40秒 | アートに関するインターネット・ブログなど
 本職が新聞記者なので大切なことから先に書くことが理想なのだが、今回はあえてそれに反する書き方をしたい。

 帯広のしにせ画廊である弘文堂画廊のことである。

 先日、mixiの日記かtwitterか何かで、営業していなかったというくだりを読んだ。

 弘文堂画廊は、1927年(昭和2年)創業。帯広を代表するギャラリーである。近年は、帯広市の中心、六花亭本店の3階に店を構えている。

 ギャラリーとしての機能はもちろん、越後妻有アートビエンナーレへのツアーを組んだり、閉校となった小学校での現代美術展を企画したりするなど、十勝の美術シーン盛り上げに熱心に取り組んでいた画廊である。
 自分は昨年、山本雄基さんの個展でおじゃました。

 もし、閉まるということであれば、道内の美術界ではそれなりのニュースであり、残念なことである。
 さっそく「弘文堂画廊」でインターネット検索してみた。

 約45900件がヒット。
 しかし、ほしい情報はまったく出てこない。

 最初に出てくるのは、当然だが、公式サイトである。
 昨年8月から更新されていないようだ。

 2番目は、「北海道人」。
 これは、帯広の雰囲気がよくわかる好記事だ。

 3番目以降には、全国の店舗を網羅したさまざまなサイトが登場する。

 この種のサイトは信じられないほどたくさんあるようだが、いったいどういう収益モデルになっているのだろう。
 何を目的にして、こんなに面倒なことをやっているのか、さっぱりわからない。

 そして、ひとつとして、閉店したという記述がない。サイトを始めたはいいけれど、その後のメンテナンスはどうしているのだろうか。

 このほか、美術家が開設しているサイトがたくさんヒットする。
 自分のプロフィル(略歴)に挙げている場合が多いためだ。


 さて、ネットをいくら探しても分からないので、北海道新聞の帯広・十勝版を見ていたら、昨年大みそかの紙面に、「弘文堂が事業停止」という短い記事が載っていた。
 1月にも自己破.産を申請する見込み、とのことである。

 残念な予感があたってしまった。

 そして、インターネット検索というものが、往々にして調べものに役立たないことがあるという事例に、またも遭遇してしまった。
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キーワード
インターネット検索 北海道新聞 1927年
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4 コメント

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やっぱりですか (SH)
2012-02-11 05:34:32
ヤナイさん、こんにちは。

>昨年大みそかの紙面に、「弘文堂が事業停止」

そうでしたか。すっきりしました。
今年の1月に行ってみたところもぬけのからでしたので、廃業なのか移転なのかと思っていました。

その時、私もとりあえず検索して見たんですが、ヤナイさんと同じ感想です。
「全然知りたいことが出てこねえな!」と。
検索すれば何でも分かるような気になってしまいますが、意外と限定された狭い情報がベースになっているのかもしれませんね。

今検索すると、事業停止の記事についてブログで触れている方がもう一人いました。
残念 (s.tokumaru)
2012-02-12 10:30:28
しばらくでした。弘文堂閉鎖残念です。若い頃先々代にお世話になった画廊です。
SHさん、こんにちは (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2012-02-12 19:34:03
あ〜! そうか。
わたしが見たのは、mixiでもtwitterでもなくて、SHさんのブログだったんですね。
うろ覚えですみません。

今回あらためて思ったのは、有名な「食べログ」などいろいろなサイトがありますが、どこまできちんとアップデートしているのか、ということです。

ウェブサイトって、作るのも大変ですが、維持していくのはもっと大変だと思いますね〜。
とくまるさん、ごぶさたしております (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2012-02-12 19:35:42
先日の「十勝の美術 クロニクル」展で、はじめて、徳丸さんが若いころに帯広で活動なさっていたことを知りました。
今回の記事は妙な構成になってしまいましたが、画廊のことは、ほんとうに残念です。

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