札幌の多田昌代さんは、白を基調としたうつわを作ります。
筆者の手元にも、白をベースに、落ち着いた青の、刷毛で掃いたような文様がついたカップがあります。表面はつやつやと光沢がありますが、意外とすべりません。
今回、目を引いたのは、細い線が浮き彫りになって表面をひょろひょろと走っているようなカップ類です。これは、粘土が生乾きのときに、筆先で書き加えているものだそうで「二つとして同じものはできない」とのこと。
また、多田さんには珍しく白と赤の食器もありました。
網目模様のすきまから明かりが漏れる「あかり」は、ろうそくふうにちらちらと灯が揺れる豆電球つきです。
ほかに、短い脚のついた食器などは、どことなくかわいらしいです。
展示台は工房から持ち運んできたものだそうで、見やすい高さでした。
4月13-18日 10:00-19:00(最終日-18:00)
アートスペース201(中央区南2西1、山口中央ビル 地図B)
■04年の個展
今週はほかにも地元作家の陶芸展が開かれています。
中村裕さんの陶芸展「彩りの器展」は、これまでと作風が全く違い、白い地に鳥の絵付けを施してある花器や食器が並んでいました。
さらりとした絵付けもありましたが、アカゲラなど、かなり写実的に描いているものもあります。
4月11-16日 10:30-19:00(最終日-17:00)
さいとうギャラリー(中央区南1西3、ラ・ガレリア5階 地図B)。
□中村さんのサイト
また、丸井今井札幌本店 一条館8階美術工芸ギャラリー(中央区南1西2)では、桐生明子作陶展がひらかれています。
桐生さんの皿などには草花の絵が描いてありますが、こちらは化粧土のかきおとしという技法です。全体としては落ち着いたカラーです。
4月12-17日 10:00-20:00(最終日-18:00)
筆者の手元にも、白をベースに、落ち着いた青の、刷毛で掃いたような文様がついたカップがあります。表面はつやつやと光沢がありますが、意外とすべりません。
今回、目を引いたのは、細い線が浮き彫りになって表面をひょろひょろと走っているようなカップ類です。これは、粘土が生乾きのときに、筆先で書き加えているものだそうで「二つとして同じものはできない」とのこと。
また、多田さんには珍しく白と赤の食器もありました。
網目模様のすきまから明かりが漏れる「あかり」は、ろうそくふうにちらちらと灯が揺れる豆電球つきです。
ほかに、短い脚のついた食器などは、どことなくかわいらしいです。
展示台は工房から持ち運んできたものだそうで、見やすい高さでした。
4月13-18日 10:00-19:00(最終日-18:00)
アートスペース201(中央区南2西1、山口中央ビル 地図B)
■04年の個展
今週はほかにも地元作家の陶芸展が開かれています。
中村裕さんの陶芸展「彩りの器展」は、これまでと作風が全く違い、白い地に鳥の絵付けを施してある花器や食器が並んでいました。
さらりとした絵付けもありましたが、アカゲラなど、かなり写実的に描いているものもあります。
4月11-16日 10:30-19:00(最終日-17:00)
さいとうギャラリー(中央区南1西3、ラ・ガレリア5階 地図B)。
□中村さんのサイト
また、丸井今井札幌本店 一条館8階美術工芸ギャラリー(中央区南1西2)では、桐生明子作陶展がひらかれています。
桐生さんの皿などには草花の絵が描いてありますが、こちらは化粧土のかきおとしという技法です。全体としては落ち着いたカラーです。
4月12-17日 10:00-20:00(最終日-18:00)
ご本人と話もでき、立方体の一輪挿しが珍しくて伺ったところ、ろくろでひく丸いものとは異なって、張り合わせて作る手間のかかるものらしいですが、
面白いのでつくっていらっしゃるということでした。
小さいタイプのを一つ購入しました。
花を挿していなくても草花柄で絵になり、面白いです。
生活の中で楽しんでみたいと思います。