太田川漁協日記

漁協での出来事や釣果など日々を綴ります

広島大学河川環境調査

2017年03月30日 | その他

 

水温:12.3度

水位:±0

 

太田川漁協では数年前から広島大学の

『地(知)の拠点中山間地域島しょ部対策』の、

教養ゼミ体験学習の受入れで、広島大学の学生さんに

吉山川での河川清掃に参加していただいています。

そのご縁から、大学で河川の生物を研究されている博士を

紹介していただき、太田川の河川環境についての

研究をお願いしていました。

  ●広島大学 大学院 生物圏科学研究科 水族生態学研究室

  医学博士 河合教授

 ●広島大学 大学院 教育学研究科 自然システム教育学講座

  博士 竹下教授

  と、学生さん数名 

 

 

昨年から話を進めており、昨日は先生と学生さんと一緒に

太田川の漁業区域を見てまわりました。

まわりながら調査に適した場所を数ヶ所決め

サンプリングをされました。

良い苔がつかない、アユが見えない等、

近年アユをとりまく状況は悪化しているように思います。

トビケラ、川虫などが育っている川はアユも良いそうです。

また、ウグイが虫を食べて石がきれいになればコケもつくのでアユも成長します。

良い珪藻がつくために多様な生物の連鎖が必要です。

太田川のアユ等などの川魚や関係する動植物が生息しやすい環境をつくり、

生物多様性のある豊かな川にする事を目的に、河川環境の調査をします。

 

4月初旬から、先生と将来を担った学生さん達数名で調査を開始されます。

現地視察の時から川に入って石をはぐってみたり、川に潜る気マンマンの様子でした。

アユ、ウグイ、水生昆虫などの調査と合わせて、水質の調査をお願いしています。

 

              

調査中は、幟旗を立て、調査中の腕章をつけていますので、

ご理解とご協力をお願いいたします。

              

 


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