知的好奇心は老化を予防する

　美容研究家の故「メイ牛山さん」は、９６歳で亡くなりましたが、彼女にとって、退屈な日は一日たりともなかったそうです。常に、新しい物に挑戦する人でした。９０歳を過ぎても、アドレス帳に頼らず暗記している電話番号が１０名以上ある、最新のファッションも受け入れる、スマホのない当時で、携帯電話を使いこなせる９６歳は、日本広しといえども、そうそういなかったでしょう。彼女は、自分専用の「コンパクトドライバー」を持ち歩いている人で、いつもＤＩＹを楽しんでいたそうです。

　いくつになっても、頭が固くならず、柔軟でいられる人には、共通点があります。それは、常に「知的好奇心」を失わないことなのです。彼女によれば、若い人の話も、年輩の人の話も最もよく楽しめて理解できる年齢は５０代だったそうです。その５０代こそ、柔軟性を失わない決定的に重要な時期のようですから、５０代を迎える時は、心しておきたいものです。もちろん、今もその努力はしているつもりですが・・・しかし、まだまだ鍛え方が足りていません。人間、いくつになっても学びを続けていなければいけないですね。