another prog (since 2006)

冷たい牛乳と柿ピー、そして好きな音楽

遠くへ行きたいw

2013-09-30 21:43:27 | Weblog

 いきなり本題、中島卓偉かっけーな。『誰もわかってくれない』が滅茶苦茶いいのだ。
これに気付かないくらいなら、今までの日本のV系を中心とした所謂ロックなんて捨てちまえよ、って思うくらい。

 厨でクレイジーな歌詞が完璧、それをアジるセクシーな歌も素晴らしい。歌舞いてる。イントロからサビ前まで続く棘々しいギターリフも刺激的だし、暴力的な前ノリリズム、スリリングなスピード感、どれもかっこいいッス。こういうダークな疾走感は大好物だ。



 もういい加減、広告代理店主導の世間と乖離した勝ち馬にだけ乗りたがるマスコミと、ネットを媒介した吉本的ウケ狙い自己顕示と自虐の共依存及び同調圧力なエセソーシャルを、脱ぎ捨てたいと感じる人間が増えてきてもいいと思うのだが、そういう兆しがあるのなら、こういう歌も少しは今まで以上に求められるのではないかと思う。

  ちょっと厨なノリで言ってみました。ロックンロール!

BEAT&LOOSE』も好きなので、アルバム購入しちゃおうかな。
以上、田中れいなのラジオを聞いてたら(バクワラ)、中島卓偉に気づいちゃったのよ、の巻でした。


 よし、次は田崎あさひの「時をかける少女」を聞こう! いいね~、鮮烈な歌声が。
え? 自分、アップフロントの回し者じゃないっすよw
この周辺からしか情報が入ってこない、ジョー・ジャクソン (情弱損)なだけでw




 ちょっとリラックスして
Funkadelic - I Wanna Know If It's Good To You
http://www.youtube.com/watch?v=11_h2WHkswo



この秋は体を動かしたいが、年々どうでもよくなっているのも事実

2013-09-01 23:34:54 | Weblog

  娘の新シングルが発売された。と、なれば興味はカップリングだ。
とりあえず「負ける気しない 今夜の勝負」と「坊や」を購入で勝負に出た。
A面曲がダブるので、本当は一枚だけにして、「坊や」一点で勝負したかったのだが、大ハズしした時の保険をかけてしまった。「ふんわり恋人一年生」は、おそらくアルバム12スマートの「乙女のタイミング」みたいな中学生の淡い恋愛ソングという読みで、パスした。

 結果、「坊や」の方のシングルは、両A面+「坊や」の三曲とも大久保作品。「坊や」は 「ABCD E-Cha E-Chaしたい」路線で、「好きだな君が」以降の道重メインフィーチャー路線の曲でもある。Aメロの転調が面白い。こういう軽薄なノリはけっこう昔からあるが、近年で言うと、なんかオレンジレンジが浮かんでくるw 全然詳しくないので、具体的な曲まで出てこないのだが。あとは、なんだろうな?kinksとか、B-52'sとか。サビからはユーロ調でより歌謡曲っぽく押してくるのが、大久保作品らしい。間奏のシンセの音(コードの音が昔のテクノみたいで味わい深い)で、ミチシゲイレブンソウルのオープニング曲を思い出したが、あれも大久保氏の仕事だったのだろうか? 「坊や」はここ最近の新曲と比べると冒険は少ないが、ノリの良い好きな曲だ。飯窪の歌が安定してきたのはいいが、譜久村と判別しずらくなってきた(笑)   また、道重に「坊や」とあしらわせるのは予想通りだが、小娘佐藤にまで「坊や」と言わせているのが笑わせる。

 

 「負ける気しない 今夜の勝負」は、編曲江上浩太郎作品だった。悪くはない。初めて聞いた時、イントロがB'zの「ウルトラソウル」みたいで、ズッコケそうになったw  余談だが、個人的にそれほど興味のないB'zではあるが、「ウルトラソウル」発売時は、ちょいダサな変な曲を出して来たものだと、ニヤっとした。その曲が今やB'zの代表曲扱いされているのだから、やっぱカッコつけてても、日本人はどこかこういう演歌に通じるような曲が好きなんだな、と思う。

 「負ける気しない~」に話を戻すと、「割といいじゃん」と聞き始めたが、5回目くらいからマーチな曲調が、「戦場の狼」に思えて来た。そのうち、途中で出てくる「チャカポコポコポコ」という貧弱なシンセタムの音のせいで、「戦場の狼」じゃなく、「飛翔鮫」のイメージが強くなり、youtubeで確認。うん、「飛翔鮫」の方が近い。これは東亜節か?(昔、東亜プランというシューティングゲーム作りが上手いメーカーがあり、そこの特徴的なゲームミュージックをそう呼んでいた)w  スマイレージの「新しい私になれ」もそうだったが、この江上という人は、ヒラショーより更にゲームミュージックみたいな曲を作る人だ。'79年生まれなので、日本のゲーム全盛期を体験している世代だが、wikiで見るとKAT-TUNやKpopの仕事もしている人なんだけどな。ハロ以外の仕事を調べる気にはならないのでハッキリとは分からないが、ハロ仕事だけこういう方向に行ってしまうのだろうか? もう少しクールなトラックを作って欲しい気持ちもあるw

 と言う事で、カップリングはまぁまぁ良かったかな?と思っていたのだが、試しに買わなかった「ふんわり恋人一年生」を聞いてみようと、youtubeで検索してみた。当然のようにアップされている。再生。

 「ああああ~!!!」 イントロからしてもの凄くイイ! ヤバイ! 歌ものにラップが混じってるスタイルは特に新しくはない。音は最近の音色を取り入れているものの、この手の曲としてはコーラスなんかも手堅い作りではある。でも凄くイイ! 石田のラップがこなれて、「私のでっかい花」の時より、明らかにクールになった。やっぱこういうのは経験がものを言うのか、生田ラップよりも雰囲気がある。編曲はAKIRA氏。先に知ってたら、こっち買ってたかも。スペックなどを充分調べて分析するよりも、ある程度基本情報を押えたら、後はフィーリング重視で買い物をする方なので、こういうこともあるw  小田の声が高橋愛に近く、曲の感じからもアルバム12スマート収録高橋・新垣の「この愛を重ねて」を思い出す。調べてみたら、こちらも編曲AKIRA氏だった。コード進行も近いかな。

 

  またまた余談。「この愛を重ねて」は好きな曲で何度も聴いているのだが、気になることが一つ。高橋・新垣の歌が、彼氏とのリラックスした幸せな日々と将来を歌っているにしては、彼氏の存在が浮かんでくる歌ではないのだ。まるで、彼氏が亡くなった後に、過ぎ去った幸せな日々を思い出して微笑んでいるかのような歌になっている。これがどうも気になっていたのだが、もしやと思い、ライブ音源を探して聞いてみた。なんだ、どうやらアルバム曲録音時には歌い込んでなく、かしこまってしまったのが、うら寂しい雰囲気になってしまったらしい。ライブの方は、ちゃんと相手が浮かんでくる歌になっていた。

 話を戻して、「ふんわり~」は、シンプルな作りなのに何度でもリピートしてしまうくらい魅力的なトラックだ。「シルバーの腕時計」(編曲は大久保薫。ピアノとシンセストリングスを聞くと納得だけど、よくできてます)みたいに、liveも楽しみ。小田は上手いながら、高橋を意識しているようでもあり、もっと自分のカラーを出していって欲しいが、今はまだこれでもいいかなと思う。

 つんくPにタイトルでまんまとしてやられたので、「ふんわり~」の入っているシングルの購入を考え始めている。



シンプルで力強く美しい一曲
Zimbo Trio - Kao, Xango
http://www.youtube.com/watch?v=sswZiHDYQ5c