今帰仁城チケットもぎりおじさん日記

沖縄の世界遺産、琉球王国のグスク、
今帰仁(なきじん)城跡のチケットもぎりおじさんがお伝えする今帰仁城の魅力と不思議。

今帰仁城 城壁の秘密

2007-12-01 | 城内案内
今帰仁城(なきじんグスク)の城壁は小さな石を、数え切れないほど、積み上げて作られています。日本の城郭になじんだ方は、一様に驚きの声をあげます。
巨大な石をすき間なく積むのも、大変な労力と思いますが、小さな石を大量に積むのも、途方もないことをやったな、と驚くのです。

今帰仁城の城壁の高さは最大120メートル。この高さにも圧倒されます。高いほど重量がかかりますから、補強のための石積みが見られます。

この石は古生代石灰岩または、古期石灰岩と呼ばれ、かなり古い年代にできた石で、中から、アンモナイトの化石が発見されます。非常に堅いので、築城当時は加工することが、出来ませんでした。それで、岩盤を割って、取れた石をそのまま積み上げていきました。アンモナイトの化石をみる。「ガイドと歩く今帰仁城跡」へ。

従って、石と石の間にすき間が出来、それが危なげな印象を与えるのです。崩れそうで、崩れず、しっかり築城されている。そんな城壁のたたずまいが、見る者にある感動を与えるのかな、、、とチケットおじさんは考えてみました。

写真は今帰仁城の城壁。平郎門の上から、ガイドのOTaさんが撮影。


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1 コメント

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Unknown (STONE-CIRCLE)
2008-01-26 13:34:00
 はじめまして。
 先日の新聞(沖縄タイムス2008年1月21日(夕刊))に、「今帰仁グスクに沖縄最古の化石がある」という記事が掲載されていました。
 検索して、こちらのブログを見させていただきました。

 私の開設しているブログで、こちらのブログを紹介しています。
 事前に承諾を得ずに申し訳ありません。
 もし、不都合であれば、直ちに削除しますので、お知らせください。