アゴ出汁
2016年11月02日 | 食
鰹出汁の話のついでにアゴだしも。(^^;
アゴつまり飛び魚ですな。
これの出汁の旨さは昔から定評があったけど
最近はアゴの粉末をパックに入れてアゴダシとして売り出されている。
かなり評判のようだ。
確かに旨い。
が、何故か既に塩味がついている。
どれとは言わぬが、その塩味が過剰なのもある。
普通出汁を取るということは昆布、鰹節、椎茸などを煮出すわけだが、
これに塩を入れると行きすぎ。応用が利かない。
塩加減しないで素のままの出汁で置いておけば
味噌味にしようが、醤油味にしようがお好み次第に出来るのだ。
最初から塩味がついている出汁ってどうよ。
ほんとに余計なお世話と言いたい。(^^;
何時もコメントしないで、読み逃げをしてばかりでごめんなさい。
沖縄に来るまでに長崎県佐世保市で3年間暮らしました。
お味噌汁やお澄まし、そしてお雑煮は、アゴだけで出しをとっておられたようです。
沖縄はふんだんに鰹を使いますが、
ときたまご紹介のアゴの粉末だしを頂きます。
懐かしくて使用しますが、何か物足りなくて、一緒に鰹を入れてしまいます。
所変われば、でその場所で味あうのが
美味しいのかも知れませんね。
転居ばかりを繰り返したのですが、関西の薄味というか、素材を大切にした味付けが一番美味しかったように思います。
つい、懐かしくてコメント致しました。
焼き飯を作った時に痛感しました。濃い塩味にするともうすてるしかなない。
しかし、件のアゴ出汁の会社、なんで塩を入れたんやろか、消費期限を伸ばすためか?選択肢をせばめてますね。
旅行をしていてアゴ出汁は九州が盛んなように思いました。みやげものにも多いから。五島列島のそうめんはアゴ出汁で有名。かくれキリシタンの教会群、遣唐使の最後の寄港地、一度行ってみたかった<最果ての風景>、夢に終わりそうです。
読み逃げなんてとんでもはっぷん。(^^;
読んで頂けるだけで恐縮です。m(_ _)m
長崎はとにかく魚がいいですが、高校の修学旅行で食べた
長崎駅のチャンポンの味がしばらく忘れられませんでした。
初めて沖縄に滞在したのが40年ほど前。
山羊サシとジャッキーのステーキの日々でした。
ジャッキーは今は波の上から移転しましたが味は変わってませんでした。(^^;
そこで昔の味に出会えるのは嬉しい事です。(^^;
ただ料理によっては修復可能です。
野菜炒めだったら豆腐をぶち込むとか。(^^;
出汁に塩を入れてるのは、味見をしたときに旨いと思わせるためでしょう。
外食が皆濃い味であるように、お客に一瞬で旨いと思わせるには塩を効かせるのですね。
必ず後で咽が渇きますが。(^^;
五島は行ってみたい所ですね。
この秋、ちらっと行く予定を考えたこともあったのですが
諸般の事情で自粛しました。(^^;