ぐるぐるねこぐるま

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老人の一人暮らし

2017-06-10 16:00:50 | よもやま

 田舎では若い人が結婚で都会に出ていき、
 息子も娘も遠くに住んでいるという人も多いと思う。
 我が家も例外ではなく、
 息子二人は関西にいるけど、義父は山陰に住んでいる。

 もう80才半ばになって一人暮らしは寂しいだろうと思う。
 我が家からは車で高速を使っていくらスムーズにいっても4時間。
 何かあってはすぐに駆けつけることができない。
 実際に義母が亡くなったとき、
 蒜山高原のトンネルを越えたところで訃報を聞かされた。
 あと1時間あればちゃだは死に目に会えたのに・・というタイミングだった。
 
 そんな義父がここ1、2年ほど、めっきり気持ちが弱って、
 「老人ホームに入る」「今の自宅を売る」ということを、
 何度も繰り返し言うようになった。

 そう言えば亡くなった実父が同じだった。
 結婚して最初は6畳くらいの文化住宅だったのが、
 事業が成功して100坪の土地を買い、そこに家を建てた。
 その家で母と私達姉妹が過ごしていたので、
 晩年に、何度も「家を売る」「ホームに入る」ということを繰り返し、
 時にはパンフレットを取り寄せて担当者に来させたりしても、
 いつでも「家を売るのは止めた」と話が元に戻っていた。
 そこまで気持ちが揺れても、
 最後に入院した病院で、まだ「家に帰りたい」と言っていた。

 今、義父もそんな気持ちなのだろうと同じように思う。
 歳を取って一人暮らしをするとなると、
 ホームで誰かの目の届くところにいたいという気持ちもあり、
 だけどこの増築を繰り返した思い出の詰まった家を売るのは抵抗がある。
 ただそんな両極端な気持ちに何ヶ月周期かで揺れているのだろう。

 この頃、空き家にしておくと固定資産税が高くなるとか、
 そんなニュースもよく言われているので、
 義父は咄嗟にそういうことは避けたいと思ったのかもしれない。
 今しがたの電話では、
 ホームに入るので自宅を更地にして売るという話だった。
 義父の頭の中では費用の勘定もできているらしい。

 でも・・・私は昭和一桁生まれの人が、
 自分の愛着のある自宅を売るのは相当なことだと思っているので、
 この事もまた覆るのではないかと思っている。
 
 ただ、本音をちらっと書かせてもらうと、
 実父が亡くなったときに、
 東大阪という近くにあった、その家を売るのでさえ面倒だったので、
 関西に住んでいて山陰という離れたところの不動産を売るのは、
 どれだけ面倒だろうと思うことはあるけどね・・・。

 

 

 

 

 くぅ

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