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【展覧会】拝啓 ルノワール先生

2016-11-26 00:10:43 | アート・文化
"梅原龍三郎"ができるまで。
 
観た後、そんな言葉が頭に浮かんだ。
 
梅原龍三郎作品と、梅原龍三郎のコレクション、
ルノワールを中心に、渡欧時に交流した、あるいは興味を持って
見つめていた画家たち。
ルノワールの語った言葉、梅原の語った言葉。
 
ルノワールも梅原も、裸婦(とナルキッソス)が魅力的。
油彩の表現を学んでいった過程を見ながらも、全体を通して
描きたいものは一貫しているよう。
エネルギーというか、体温。
 
ルノワールの「パリスの審判」、50年を経て90代の梅原が描いている。
同じ構図、異なるエナジー、でも近しい。
 
梅原の描くもの、皮膚に包まれてそこに在る熱の時代から、晩年の
平面的なのに観る側に向かってくる力強さへ。
その間に、大津絵と浅井忠の陶器の下絵のもつおおらかさの要素。
 
今回一番お気に入りは#73「南仏風景」だったりする。
 
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拝啓 ルノワール先生 ―梅原龍三郎に息づく師の教え
三菱一号館美術館
公式サイト: http://mimt.jp/renoirumehara/
 
梅原の言葉の1つに、ルノワールがリウマチを患いながらも描いていた
様子が示されている。それでもあんなに満ち満ちとやわらかいのだ。
 
(2016.11.25)
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