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【読書】デザイン・ドリブン・イノベーション

2017-08-05 22:50:15 | 本と雑誌
2012年に一度和訳・出版され、2016年に別の出版社から発刊された。
デザイン・シンキングがややバズ化というか、定式化されて、ほんとに
それがベストなの?と疑問視する人が増えたからではないかと勘繰る。
 
デザイン・シンキングの元々の思想は、既存の改善の範囲に制約される
ものではないと思うけど(跳躍的な解決策が出る可能性はある)、
浅い解に留まってしまうケースも多いのではないかと思う。
 
 
一方のこちら、非常に高尚なところを行ってる。

質の高い智慧はまさにそうやって混じりあい、相互に発想を誘発して、
ユーザを先導する価値提案を生むだろう。
加えて、どんなにすばらしい智慧が並んでいても、横糸を持つ織り手
なくしてタペストリーは姿を現さないだろう。
主体となる者にもまた、ある種の"資格"が要求されるだろう。
 
ハイ・レイヤによってしか生み出せないのか、という引っかかりも
なくはない。
けれど、デザイン・ディスコースの一翼を担うには、広い教養や、
ある分野への深い知見、経験などは、不可欠だろう。(決して学歴の
ことではない)。
 
それはデザイン・シンキングでも同様じゃないの?と思ったりもする。
 
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デザイン・ドリブン・イノベーション
ロベルト・ベルガンティ著
クロスメディア・パブリッシング 2016/12
http://www.cm-publishing.co.jp/9784802076715/
 
(2017.7.28)
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