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歌舞伎と映画と美術と読書の感想

【読書】性と国家

2017-06-18 21:12:10 | 本と雑誌
「そういうものよね」とパスっていたこと、
「なんでこんなことでこっちが気を使わなければいけないんだ」※
と思っていたこと。
日々、繰り返し起こっていること。
会社勤めの時間の中では顕著に直面する機会が多いもろもろ。
かなり刷り込まれてるなぁ、自分。
 
※例えば、目上からのセクハラっぽい行為に対して、
 相手のプライドを傷つけないように避けるとかね。
 
この岩盤のような日本特有の価値観?が成立したのはいつ頃なのか。
明治?近代西欧型の価値観が入ってきた頃の飲み込み方辺りから?
 
この本で取り上げられているテーマ(幾つか、かつ複合的)の、
各方面の論客のそれぞれの論説に、どうもすっきりしないところが
あった理由も腑に落ちた。
 
どうしたものかこの岩盤。
 
価値観の転換と、個別具体的な状況に向き合うことは、それらの
根っこが同じところにあるとしても、それぞれ別のアプローチで
あたっていくのかな。
個別具体的な状況に向き合うのを起点にして価値観転換を図るのは
かなり難しそう、永久に着地しなそう。
 
破壊的イノベーションのやりくちを持ち込むならば、
旧の価値観から離れない人は「おいてけぼり」にする方が早いけど、
新しい価値観を誰がどう構築するのか。
というか、実際には、旧来の価値観にとらわれずに行動する人が
増える現実が先に来るのではないかな。
"それ"を言い訳にしない、"それ"じゃないところを行動の原動力にする、
そういう人。そういう層。希望的観測が過ぎますか?
 
-----
性と国家
北原みのり・佐藤優
河出書房新社 2016/11
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309247854/
 
(2017.6.18)
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