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歌舞伎と映画と美術と読書の感想

【映画】美女と野獣(2017実写)

2017-05-14 19:04:09 | 映画
ファンタジーと現代の普遍的な苦しみや価値観。
しかもエンターティメントであることを一歩も譲らない。
歌唱。しつらえ。
CGもほどよく、道具になった召使たちはチャーミング。
 
脱帽です。
泣いたし。
 
エマ・ワトソンの澄んだ力強い存在感。
冒頭で連呼された"beautiful"をかき消して本質を感じさせる。
 
様々な対抗メッセージがいたるところに入っている。
生まれついての見た目、人種、ジェンダー、同調圧力、女性の貧困、
暴力(後半のガストンはテロルだ)、嘘、愚衆、LGBT。
わかるけど、360度全方位コンシャスすぎて、却って少し違和感も。
今の時代にコンテンツを作るのって大変だなぁ。
 
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公式サイト:http://www.disney.co.jp/movie/beautyandbeast.html
 
追記:
全方位コンシャスが悪いと言いたいのではないのです。
ただ、受け止める側すなわち観客としては、コンシャスの要素が
少ない方が鋭く刺さる。
全部気にかけるって、それ本気じゃないでしょ、とも思う。
本作においては殆どが周辺要素だし、それをあえて拾っているのは、
公共の立ち位置を自覚しているが故なのでしょう。
 
(2017.5.14)
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