gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

ゲーム・アニメ・ライトノベルの感想サイトを目指します。Twitterでもつぶやいてみたり。

とらドラ!第3話『君の歌』の感想レビュー

2008年10月17日 01時19分17秒 | とらドラ!
『あ~ああ~、みら~いへ~、つ~な~ぐ~橋~♪それが、大橋、大橋~♪』
竜児とみのりん、大河と北村の間に橋がかかる日は来るのでしょうか?
原作のエピソードを織り交ぜつつも、構成的にはかなりアニメオリジナルの展開になっていて、原作ファンの方は結構ドキドキしながら見ていたのではないかと思われる第3話です。
結果的には、原作の雰囲気を壊さずに、みのりんの魅力と竜児との関係性をアピールしたお話になっていて大満足でした。

竜児と大河が仲良く登校するのも普通に馴染んできましたね。
それぞれ本命は別にいながらも、微妙に意識しないこともない・・・といった距離感ですが、ずぼらな大河の世話を焼く竜児、という構図はほぼ確立している模様です。
洗濯まで担当する竜児の万能主夫っぷりがうらやましいですね。
大河に熱く語る竜児ですが、細かい指摘に逆ギレされてしまいます。

『あー、うるさいうるさい!いちいち細かいのよ、アンタは。男だったらね、ドーンと・・・。』

『い~っぱつか~ましたれ!いぇいいぇいいぇい!』

グランドから調子っぱずれな歌が聞こえて来ましたが、これは女子ソフト部のキャプテンをつとめるみのりんの歌でした。

『いっち塁だっ!いぇい!に~塁だっ!いぇい!さ~ん塁まわってホームラン~!うわっはっはっは~。』

フリーダムなみのりんですが、実力だけでなく、部のムードメーカーとしても人気の模様です。
それを覗き見る竜児の鼻の下の伸びっぷりがニヤニヤですが、思春期の男子なので仕方ないかもしれませんね。
自分には無い爽やかな笑顔や前向きさに惹かれている竜児としては、そんなみのりんをいつまでも眺めていたかった訳ですが、『視線がえろい。』と大河の目潰し攻撃を食らって教室へ。
男子野球部代表の北村と竜児たちの様子を眺めるみのりんでしたが、あくまで大河とその友人としての竜児を見ているという雰囲気です。
まだまだ恋の生まれる予感は無さげですね。

携帯電話のデコレーションをバイトで覚えたみのりんは、クラスの友達の携帯を集めてその腕前を披露。

『そうだ!高須君のも作ってあげようか?』

竜児の妄想した完成図には「りゅうじLOVE」の文字が。
「LOVE」は明らかに願望ジャマイカww
しどろもどろになっている間に他の女子たちに割り込まれてしまいますが、その様子を面白くなさそうに見ている大河。
もっと積極的に行け!なのかデレデレしてるんじゃないわよ!なのかどっちなのかが気になりますね。

『はぁ~・・・バイトでデコ電職人かぁ~。キラキラした櫛枝にキラキラしたデコ電って、驚異のカップリングだよな~。しかも「竜児」って。下の名前まで覚えててくれたんだぁ~。はぁ~めちゃくちゃ喋っちゃったよぉ~。なぁ大河!俺、キョドらずに喋れて・・・た?』

夕飯を作りながらもノロケまくる竜児に、大河の蹴りが突き刺さります。
大河の声も耳に入らないぐらいテンションが上がっていた竜児ですが、好きな子の事ばかり考えている・・・というのも思春期らしいかも。
自然と肩が揺れたり頬がゆるんだりしているのが良く書き込まれている印象ですね。

結局炊飯器が壊れていたのと、やっちゃんがいないことから、外食をすることに。
大河の提案でファミレスに来ましたが、

『今のうちに吠えなさい駄犬。私のありがたさにひざまずくことになるから。』

なにやら策があるご様子。

『あ~らよ、出前二丁!・・・ふふ~ん、内緒だけどアイス大増量の大河スペシャルだぜ!他の客から隠して食べな。』

と現れたウェイトレスはみのりんでした。
さすがに一丁のままには出来なかったかww

『いつもありがと、みのりん☆』

『ん?高須君、甘いの苦手?だったらポテトフライにする?盛るぜ~、超盛るぜ~!』

竜児をみのりんのバイト先に連れて行ってあげるのが大河の目的だったわけですね。
さりげなく他のバイト先情報も教えてあげる大河。
北村との仲を取り持ってくれた事へのご褒美も兼ねているのでしょう。
意外に律儀なところもあることが判りますね。

部活とバイトの両立にいそがしいみのりんですが、お金を貯める理由については

『時間あるもん、勤労しなきゃ。勤労怪奇ファイルだよ。・・・「蘇る勤労」だよ~!』

とダジャレで返します。
原作者のゆゆこ先生らしい、ちょっと懐かしい系のネタが光りますね。

『それにしても、ほんとに仲いいよね、お二人さん!』

と続けるみのりんですが、大河はしかめっつら。
自分と竜児は付き合っていないという点については徹底しておこうというつもりのままみたいですね。
その割にはみのりんの制服すがたにデレデレしている竜児に再度目潰し攻撃も欠かさないあたりが手乗りタイガーらしいわけですがww

『はぁ~いインコちゃん、ご飯ですよ~。盛るぜ~、超盛るぜ~!』

帰宅後、鳥の餌を盛りまくる竜児。
その口調がみのりんに影響されまくっているあたりがまたニヤニヤです。
当のインコちゃんには下ネタで返されてしまいますが、一日中みのりんのことを考えているだけで幸せいっぱいなあたりに竜児の想いが透けて見えますね。

休日の朝、炊飯器の直っていない事を建て前に、みのりんのファミレスに向かう竜児と大河。
(やっちゃんは仕事から帰ってきて、プリンを一口食べたところで力尽きたご様子です。)
服装には気合を入れまくり、準備万端な竜児ですが、大河が一緒に居てくれないと店に入れないシャイボーイだったり。
竜児の服しか話題に出ていませんが、大河の服も別のものになっているあたりが細かいなと思います。
アニメだから同じ服でいい気もしますが、メインの制服以外の私服のバリエーションにも気を使っているのかもしれませんね。
実際お金持ちの大河は結構な量の服をもっている筈なので、設定とも合ってますし。

ファミレスに向かう二人を呼び止めたのは、やっちゃんが雇われママとして勤めるスナック、毘沙門天国のお客さんでもある稲毛酒店の店長でした。
竜児の尻を軽くセクハラって、酒屋なのに手癖、酒癖が悪そうですねww
続いて現れたのは、酒屋ルックに身を包んだみのりん!

『うおっと、お二人さん!朝飯まだならドコサヘキサエン酸にカルシウムたっぷりの、ギョニソがおすすめだよ!』

魚肉ソーセージ片手に現れるみのりん。
バイト増やしすぎです。

『櫛枝~!せかせか働けよぉ~!』

『おぉ~!ガッテンダ!!』

ノリのいいみのりんはうまく溶け込んでいるご様子。
少しでもみのりんの役に立ちたい竜児は、大河をダシに自分も手伝うことに。
やっちゃんのファンの店長は竜児には無理をさせず、その分大河をこき使います。
ある意味怖いもの知らずですね。
普段ならすぐにキレるところですが仕方なく付き合ってあげる大河がまた健気です。

配達を頼まれた大河ですが、なんと自転車に乗れないという事実が判明。
竜児はともかく、みのりんすら知らなかった訳ですが、意地になった大河は荷物を荷台に載せたまま手押しで猛ダッシュ。
やってみるとわかりますが、実際には自転車で走る2~4倍の時間がかかるので大変です。
大河が必死になっている間に、竜児はみのりんと少し仲良くなっているあたりがニヤニヤです。
先週まで奉仕続きだったので、今回ぐらいは良い想いをしても許してもらえるかもですね。
みのりんのさりげない笑顔に大喜びな竜児が印象的です。

焼酎の補充のために土蔵に入るみのりんと竜児。

『ここ、滅多に使わないから。週に一度ぐらいしか開けないしね。・・・閉じ込められたりしたら、大変だよ~?もう、お気軽に遭難気分で~。』

閉じ込められフラグキタコレ!
店長に入り口を閉められ、2人は脱出不可能に。

『落ち着くんだ、高須君!こんなときこそ、コウカがあるんだよ!』

あわてる竜児にみのりんが提案したこととは?

一方、配達を終えた大河は川原で転倒。
なんとなくそのまま大の字モードに。

『アホくさ・・・。私ががんばる必要なんて、どこにもないじゃない・・・。ホント、やってらんないっての。』

『何をだ?』

いきなり土手から自主練中の北村登場!
緊張する大河を前に爽やかに笑う北村がニクイですね。
竜児を意識していないと言ったら嘘になるかもしれませんが、やはり北村のことが好きな大河の女の子らしさが見えてカワユスですね。

『ほほぅ、自転車乗れるようになったのか。目覚ましい進歩だな。』

『・・・え?どうして、私が自転車に乗れないこと、知ってるの?』

『あぁ、去年はお前のこと、良く観察してたからなぁ。自転車は良いよな!世界が広がる。それじゃ、逢坂、また明日。』

みのりんすら知らない事実を北村は知っていました。
原作を知らない人には???な展開ですが、逆に既読の方なら「おぉ~!ここで持ってくるか!!」とちょっと嬉しくなる伏線ですね。
告白シーンの記事を書いた時に、こんなこともあろうかと北村の端折られたエピソードを書かなくて良かったww

『去年は、私を・・・。くっそ~、北村君の見てくれない世界なんて、広がったって、意味無いんじゃぁ~~!!!!』

転びまくりながら自転車を漕ぎ続ける大河。
ただのやぶれかぶれなのか、北村が褒めてくれた事を本当にするためなのか。
目に涙を溜めながら夕日をバックに走る姿が青春ですね。

ただ、「北村がまったく大河を見ていない」というのは彼女の思い込みであって、気持ちは去年と違いながらも、大河を見ていたからこそ北村には見えていたものがあるのではないかなとも思えます。
それが告白のときの北村のセリフにも表れていたような。
北村が今どういう気持ちなのかについては、アニメだけでは謎になっている部分が多く、真実待ちという感じな訳ですが、それがどうやって明らかにされるのかが、今から楽しみですね。

どろどろになりながらも店まで帰り着いた大河。
しかし2人は行方不明。

『私ががんばってる間に、優雅にさぼりやがって、あの駄犬
~!!!竜児~!何しとるんじゃあ~い!』

『あ~ああ~、みら~いへ~、つ~な~ぐ~橋~♪それが、大橋、大橋~♪』

土蔵に閉じ込められっぱなしの2人は、校歌斉唱タイムでしたww
効果じゃなくて、校歌だったと。
大橋高校だから大橋と連呼してる訳ですね。
とらドラ!VS禁書目録によれば、このアニメの打ち合わせのときまで高校の名前は決まってなかったと書かれていたのですが、このために決めたのか~、と個人的に納得してしまいました。
はじめはお箸の歌かと思ってたのでww

『少し寒くなってきたね・・・。』

体密着イベントでも始まるのかと思いきや、

『よ~し、あったまろうか~!・・・ピッチャーびびってる、ヘイヘイヘイ!ピッチャーびびってる、ヘイヘイヘイ!』

なぜか2人で野球をすることに。
ピッチャー役をやりながらピッチャーびびってる!と歌うみのりんに吹きますが、竜児はみのりんの手がかすかに震えていることに気づきます。

『もしかして、ホントにびびってる?』

竜児の指摘は図星でしたが、武者震いだとごまかすみのりん。
ソフト部エースの貫禄を見せるナイスピッチで攻守交替。

『だって、びびってもムダじゃん。だから・・・弱気は、かっ飛ばす!』

(もしかして、櫛枝がいつも輝いて見えるのは、明るいから、元気だから、だけじゃないのかもしれない。・・・そうか、「弱気をかっ飛ばす」か。)

みのりんの様子を見て新たな一面に気付くと同時に、自分が弱気であった事にも思い当たったのかなと。
たとえば、みのりんに近付く時に大河に一緒に来てもらいたがったり、服が似合わないと言われて急に自信が無くなったりしていたことなんかがその伏線だったのかなと。
自分がみのりんに惹かれている理由をより鮮明に理解した竜児が、今後どのようなアプローチを取るようになるのかが見ものですね。
「出逢った頃も、今も光り続けている」みのりんに釣り合うような男になれるでしょうか。
というか、当のみのりんは鼻血を出してますがww

『ナンクルナイサー!鼻血は心の汗だヨー!』

『よし、絶対に生還するぞ!』

『おう!もちろん。ふぁいと~・・・』

『い、いっぱ~つ!!』

某CMのキャッチコピーよろしく、箱を積み上げ、土蔵の上の小窓から脱出を試みる2人。
しかし、ようやく上までたどり着いたと思ったら、

『見ぃ~つ~け~たぁ~!!!うぉうりゃ~!』

猛獣手乗りタイガーが外から梯子でよじ登って来ていました。
土蔵の中に飛び込んで、竜児の顔面に着地する大河。

『いやった~!高須君、これで外に出られるよ。ありがとう、大河。コレこそ未来につなぐハシゴだよ!!』

梯子が外で倒れていて、3人で閉じ込められるのはお約束ですね。
そのままエンディングへ。
もう一回積み直して飛び降りるのか、見回りに来た店長に助けられるのか、どっちになったんでしょうねww

次回、第4話、『あのときの顔』

「女の欲望番外地」ことバケツプリンキターーー!
そしてスピーカーを持ったのは、あのお方か!
これは来週ついに北村エピソード解禁か?
「2人だけのメモリー」が多分それなんじゃないかと。
来週も見逃せませんね。



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
TBありがとうございました♪ (みつばち)
2008-10-17 16:27:53
今回は新しいみのりんの一面を見れたような感じでしたね。とっても可愛かった^^
北村が今大河をどう思っているのかとか、彼の発言とか・・・私もよく理解できないので、これから色々と明らかになるのが楽しみですね!
>みつばち様 (gurimoe)
2008-10-18 00:28:23
・こちらこそコメント頂いてありがとうございます。

北村の発言はアニメでは断片的かつ、意味深な感じなので、初見だと意味が見えにくいかもですね。
去年の2人の間に何があったのか、北村は今、誰を観察しているのか・・・について語られそうな次回が待ち遠しいです。

また、それを竜児が知ったとしたら、どう行動するようになるのか?といった点にも注目かもしれませんね。
各キャラクターの気持ちと関係性を、これからもチェックしていきたいなと思います。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。