学戦都市アスタリスク7巻の感想レビュー（ライトノベル）

MF文庫Jのラノベ、『学戦都市アスタリスク 07.　祭華繚乱』（三屋咲ゆう先生原作、okiura先生イラスト)が発売中です。

表紙は、ユリスとシルヴィアの魔女コンビ。
拙者も美少女に恋の魔法とかかけられたいでござる(;゜∀゜)=3ムッハー
…まあ、劇中では綾斗さんの天然殺し文句でふたりともメロメロなわけですがｗ

お話的には、獅鷲星武祭に向けてチーム特訓を開始する綾斗達は無事二年に進級。
六学園合同で開催される学園祭当日、約束通りシルヴィアとデートすることになった綾斗は、今後強敵となるであろうライバルたちと顔を合わせることになって…という、新顔紹介&世界観掘り下げ展開です。

学校同士の団体戦が繰り広げられるのでやむを得ないとは思いますが、登場キャラが大量過ぎて覚えきれないでござる(´；ω；｀)ブワッ
用語集や人物紹介等のフォローがされているのは好印象ですが、各学園のトップだけならともかく、その周辺の人物まで含めて一気に覚えるのは顔見せの段階ではしんどいので、今後の各対戦で印象的な激闘なり活躍なりを見せてくれてからになりそうかなと個人的には思ったり。
各キャラの新情報からその戦い方や攻略方法を予想するのも面白そうですが、どのキャラも相当な達人なだけに、実際の試合ではそれを見越した対抗策返しやら奥の手やらを合わせてきそうな気もしますし、それならむしろ、ユリス達味方チーム陣の具体的な連携強化の具合なんかをもっと見せて欲しかった気がしました。
ユリス個人の新武装は見た目も華やかですし、戦術も更に多彩になりそうで楽しみなだけに、他のヒロインズの新武装やら新技やらにも期待したくなるのが人情というものじゃないかと(´；ω；｀)ブワッ

クローディアとパン＝ドラの掘り下げは今後の戦いにも大きく関わってくるでしょうし、戦闘以外のストーリー部分にも絡んできそうで楽しみだなぁと思っていたら、それ以上のハイペースでお話の根幹部分にグイグイ迫っていくシルヴィアさん、マジハンパねぇっす！
ひょっとしたらラスボス！？とも思える新キャラの登場で一気に世界観が広がったのは大きかったですし、デートでもメインの4人娘を押さえて単独首位状態のシルヴィアは間違いなく今巻のMVPでしょうね。
4人娘もそれぞれにソロのイラストがあってどれも可愛かったですが、それを上回る出番と親密度急上昇でシルヴィア株が上がりまくりでござる♪
あまりに良い娘過ぎて、この後ひどい目に合わないか心配になってくるレベルですが、今後はメインのチーム戦の裏側で色々調査をしたりと重要な役どころもこなしてくれそうで楽しみ。
いざとなったら、綾斗に助けを求めるお姫様ポジションまで見せてくれるかもですし、こりゃ4人娘もうかうかしていられませんなぁ（・∀・）ニヤニヤ

王道の学園バトルエンタ系作品かと思ったら、想像以上に大きなスケールで物語が動いていきそうなので+（0゜・∀・） + ワクテカ +
今回で一気に風呂敷を広げまくった分、チーム戦のほうも各学園とも派手さを加速度的に増していきそうで楽しみですね。
謎が増える一方で、解決しなければならない問題も山積みになって来ている感は否めませんが、母校だけではなく、他の学園の仲間とも協力しながら黒幕組の陰謀を阻止していって欲しいところです。


気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。

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