「この戦場にいる全ての兵士に告げる。バジュラは我々の真の敵ではない。ギャラクシーが、バジュラの女王を乗っ取った。グレイス・オコナーたちこそが、我らの真の敵だ!己が翼に誇りを持つ者よ。我と共に進め!」
遂に正体をあらわした、黒幕たち。
人類に未来はあるのか?
ランカは、シェリルは、果たして生き残ることが出来るのか?
アルトくんは2人のメサイアとなれるのか?
最後の戦いが、最高の演出で語られるお話です。
前回ラストの続きより、バジュラの主砲がシェリル達を狙おうとした、正にその時。
デフォールドしてきたマクロスクォーターの主砲が、敵を一閃します。
その爆風の余波で、ブレラ額の強制モードをコントロールする装置が壊れているのがポイントです。
「これ以上貴様らの好きにはさせん!ランカも・・・バジュラたちも!」
「オズマ少佐・・・。」
「バカ者!・・・隊長と呼べ、スカル3!」
呟くルカに訂正するオズマ隊長の笑顔がカッコヨスです。
「我々は帰ってきた。ギャラクシーの野望を、グレイス・オコナーとそれに与する者たちの野望をつぶすために!・・・そうだ、我々は踊らされていたのだよ。やつらの陰謀と、それに荷担する者によって。」
ジェフリー艦長の通信にどよめく軍司令部。
「くっ・・・、何を根拠にそんな戯言を!」
狼狽する三島。
というか、てっきり爆発に巻き込まれたと思っていたのですがww
「・・・証拠なら、ある!」
音声と共に、スカル4のIFF反応をキャッチするクォーター。
つまり、アルトくんは無事でした。
ブレラ攻撃で機体が破壊された後、普通に飛び出して脱出していた訳ですね。
「あぁ・・・、アルト!」
思わずシェリルも声を上げます。
大丈夫だとは思っていましたが、やはりここで一安心させられました。
(あのままアルトくん終了だったら、『nice jet!』という感じでしたね。)
「オレは・・・見た。あいつの正体を!・・・あれは、ランカじゃない。あのまやかしを撃て!」
巨大ランカを直撃するクォーターの主砲。
中から現れたのはバジュラによって全滅させられたはずのバトル・ギャラクシーでした。
「三島大統領閣下。後ほど詳しく伺おう。グラス大統領暗殺の件も含めて。」
「覚悟なさい、レオン!」
ジェフリー艦長とキャシーの弾劾で、取り押さえられる三島。
彼の野望もここまででした。
お父さんの仇を討てたのがせめてもの救いですね。
(ばれちゃったわね)
(意外にやるもんだね、あの少年達。)
(かまわないわ、今だけは・・・いい夢を見させてあげましょう。)
グレイス姐さんの周囲で話す存在達は、ギャラクシーの黒幕関係の人間達のようですね。
グレイス姐さんは、バジュラクイーンとの同化を始めます。
「艦長!バトル・ギャラクシーより、熱源多数射出されました!」
「これは・・・ゴーストV9です!」
驚異の無人戦闘機の攻撃に翻弄されるフロンティア陣営。
「あぁ・・・早い!うわっ!やめろ〜〜!!」
柿崎似のアルトくんの部下、マルヤマが宇宙の塵に。
あれだけ生き写しだと、フラグに引っかかるのもやむを得ないかww
「スカル3よりスカル4へ。アルト先輩!」
「聞こえたら応答せよ!・・・さあ、受け取れアルト。貴様の機体だ!」
ルカとクランが曳航してきたのは、アルトくんの元々の機体、メサイアでした。
軍の新型はバジュラ戦に特化した武装の機体でしたが、やはり慣れ親しんだ機体の方が実力を発揮できるかも。
この時、チビクランがミシェルくんの機体に乗って出撃して来るのを見て鳥肌が立ちました。
なんという神演出!
「あぁ、了解!スカル4よりバトル・フロンティアへ。聞いてくれ、シェリル。今度こそ、ランカを助け出す。だから・・・お前の力を貸してくれ!お前の歌で、あいつの目を覚ましてやってくれ!・・・おまえの歌で!」
「アルト!・・・いくわよ、みんな!」
ノーザンクロスを熱唱するシェリル。
ここからラストまで、歌演出はどれも最高です!
(あの時・・・お前の声が聞こえた。お前の、心の叫びが・・・。)
(助けて・・・。)
(思わざれば、花なり。思えば、花ならざりき・・・。ただ、感じるままに・・・オレは、飛ぶ!)
ランカの心の声を確認できたアルトくんに、もう迷いはありません。
メサイアに乗り込み、オズマ隊長たちと合流します。
「全機、行くぞ!突撃ラブハート!!」
「「「了解!」」」
オズマ隊長の号令で、スカル小隊、発進です!
さすがバサラ好き。今日もロックですねww
「ミシェル・・・私に力を!」
クランの狙撃が火を噴けば、
「シモン!ヨハネ!ペテロ!今、君たちのくびきを解き放つ!・・・かつて、マクロスシティを恐怖の底に陥れたその力を!ユダシステム、リリース!」
ルカの隠し玉も炸裂!性能を最大限まで開放されたゴースト達が、敵のゴーストを打ち破ります。
マクロスプラス好きな方にはたまらない演出ですね。
「ランカ!聞こえるか!?オレの声が・・・シェリルの歌が!」
バトル・ギャラクシー内に捕らわれているランカに呼びかけるアルトくん。
「目を覚ませ、ランカ。お前の歌を・・・本当の歌を取り戻すんだ!」
「うぅ・・・アルト君・・・。」
アルトくんの呼びかけに、ランカの正気を失わせていた鎖が砕け、目を覚まします。
しかし・・・。
「あぁ・・・。つながった!」
クイーンとのリンクを果たしたグレイス姐さんから強烈なフォールド波が発生。
バジュラの表皮の色を変え、物理的にもシェリル達に衝撃を与えます。
「フォールドウェーブ急速展開!星系全域にネットワーク構造を構築していきます!」
バジュラの動きに変化が現れ、一気に大ピンチに。
(ああ!感じる・・・感じるわ!)
(これが星座・・・これが銀河!)
(もはや、リトルクイーンなど不要。)
(僕らは・・・。)
(全てを手に入れた!)
ネットワークの完成と共に、一つになるグレイス姐さんと仲間の意識たち。
「・・・聞くがいい、虫けらども!我々は今、全宇宙を手に入れた。プロトカルチャーすらその力を恐れ、憧れ、遂には神格化してその姿を模した、超時空生命体バジュラの力によって!」
巨大なラスボス登場。
神々しい姿で惑星に聳え立ちます。
「この化け物が〜!!・・・くっ、効かない!?」
オズマ隊長の攻撃も、敵の操る次元断層に阻まれ、無効化されてしまいます。
「ふふふっ、クイーンとダイレクトに接続した我らに歌など無意味!さあ、ひれ伏しなさい!運命すら支配する、神にも等しき我が力に!・・・行きなさい、バジュラ。我が目、我が耳、我が手足!その強靭なツメと共に・・・。」
マクロス11が、地球のマクロスシティが、時空を超えて現れた多数のバジュラの攻撃で大ピンチに!
「思い知れ!我らの力を!」
グレイス姐さん達の攻撃でフロンティアにも容赦ない攻撃が降り注ぎます。
「うっ・・・ごめんね、ランカちゃん、アルト・・・。」
倒れ込み、色を失うシェリル。
「はっ!?シェリル・・・。」
イヤリングを通じて、不吉な予感を感じるアルトくんですが、本人も防戦一方です。
「もう・・・ダメなの?」
クォーターで呟くキャシー。
しかし、その時歌声が響いてきます。
「あっ、・・・ランカ?」
アナタノオトの歌声に気付くアルトくん。
一方、バトルギャラクシー内では。
「いいぞ、ランカ。」
「あっ・・・お兄ちゃん!?」
「被弾したお陰で、やっとヤツらの支配から逃れられた。さあ、歌うんだ、ランカ。悲しみも、怒りも、喜びも。思いのすべてを歌にのせて。・・・そう、今度こそ、この戦いを止めてみせる。それがオレたち兄妹の償い。」
ブレラの言葉に後押しされ、力強く歌いだすランカ。
「この歌、ランカ!?・・・お前の歌がバジュラを!」
オズマ隊長が気付くと同時、ランカの歌声を聞いたバジュラ達の体の色が、次々と元に戻っていきます。
ランカからネット状に光が広まるにつれ、攻撃をやめるバジュラ達。
「何っ!?敵に回ったのでは無かったのか!?」
「分かりません。ですが、バジュラクイーンからのフォールド波にさえ拮抗して広がっていきます!」
司令部でもその様子をキャッチ。
これでどうにか、ランカが人類に敵対していた事実も悪い方向ばかりに追及されずに済みそうですね。
「あ・・・ああっ!」
ランカの歌声を感じるアルトくん。
ランカの思いは無事に伝わっているようですね。
(立って・・・シェリルさん・・・。)
「・・・ランカちゃん。・・・やめて、私の仕事は終わった。何も残ってないのよ、何も・・・。」
全てを出しきり、燃え尽き状態のシェリル。
歌い続けられたのもアルトくんの呼びかけと、気力のなせる技でしたし、圧倒的なバジュラの力を前に、弱気になるのも無理はありませんが・・・。
「バカ!」
ランカの平手打ちキタコレ!
いつぞやと逆のパターンですねww
精神世界というか、バジュラネットワークの応用みたいな感じでしょうか、実体は無いけれどシェリルの頬を打ちます。
なんという超時空ビンタ!ww
「思い出して!シェリルさんが・・・シェリルさんがいたから、私は飛べたの!シェリルさんが力をくれたから、アルト君も飛べたの!だから・・・。」
「シェリル。・・・お前、言ったろ?絶対に、諦めないって。オレは諦めてないぜ。だから、だから来いよ!シェリル!!お前が・・・お前たちがオレの翼だ!」
「だからもう一度飛ぼう、シェリルさん!」
2人の呼びかけに、感極まるシェリル。
ランカが手をかざすと、シェリルの脳からV型感染症の病原体が腸の部分に移動。
ランカと同じように腹部が光る状態に。
シェリルの病気が治ったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
「ランカちゃん・・・アルト・・・。」
手を取り合う3人。
そして流れ出すのは・・・『ライオン』キタコレ!
しかも、メドレー形式でここから2人が入れ替わりでガンガン歌いまくりです。
この歌&バトルの演出は、当分語り継がれるクラスの出来映えではないかと。
トライアングラーOPを思わせる演出もあいまって、テンションは上がりまくりですね。
「この戦場にいる全ての兵士に告げる。バジュラは我々の真の敵ではない。ギャラクシーが、バジュラの女王を乗っ取った。グレイス・オコナーたちこそが、我らの真の敵だ!己が翼に誇りを持つ者よ。我と共に進め!」
ジェフリー艦長が呼びかけます。
カッコヨス!
「いっくぜぇ〜〜〜!!!」
ボビーが吠えます!
マクロスクォーターがダイナミックに突撃!
「ピンポイントバリアー、主砲先端に集中!」
「うおりゃあ〜〜!!姫〜!」
バトルギャラクシーの腹を切り裂くクォーター。
「うおぉぉぉ〜〜!!ランカ〜〜!」
「アルト君!」
アルトくんが取り付き、コクピットから中に飛び込んでランカを救出!
1話でシェリルを抱えて飛んだときのことを思い出しました。
(ふん。無駄な足掻きを・・・!)
グレイス姐さんの本気の一撃が、アイランド1を襲います。
直撃コース!絶体絶命のピンチに影が滑り込みます。
「あっ!・・・バジュラが・・・守ってくれたのか?」
バジュラの群れが壁を作ってアイランド1の障壁となってくれたのでした。
さすがは反応弾すら耐えしのぐバジュラですね。
「ありがとう、みんな。・・・あい君!?届いたの、歌が!私と、シェリルさんの歌が!」
元の状態に戻ったあい君が、群れのみんなに呼びかけてくれたのかもしれませんね。
「バジュラにも、ちゃんと気持ちがあるの。でも、私達とはすごく違ってて・・・。人間が、なんでこんなにバラバラで、みんなが違うことをしているのか理解できなかった。だからバジュラは得体の知れない人類から、フォールド波の通じる私を助け出そうとしてくれてたの。だけど、私とは違うシェリルさんの歌声を感じることで、私たちが一人一人違うんだって、ちゃんと気持ちを伝えなければ分かり合えない生き物なんだって、やっと分かってくれたの。だから・・・。」
アルトくんに連れられ、クォーターのステージへ到着するランカ。
「みんな、抱き締めて!銀河の果てまで〜〜!」
フロンティアのステージにいるシェリルとの、二元生中継ライブに合わせて、アルトくんが最後の出撃を行います。
出発直前、2人に合図を送るメサイアがカッコヨス!
「はっ!女王のプロトコルが通じない!これが歌の力だというの?」
動揺するグレイス姐さんは、断層フィールドを再度展開。
しかし、バジュラ達が張り付いて、道を作ります。
「全軍、バジュラに続け〜〜!!!」
号令のもと、初めての人類、バジュラ共同作戦がスタート!
クイーンに近づくも、バトルギャラクシーの反撃を受け、クォーターの主砲が射撃不能に。
しかし、カナリアがモンスターで突撃し、ギャラクシーに隙をつくります。
「今だ!マクロス・アタック!!」
「うおっしゃ〜〜!!!」
やっぱり出たww
バトルギャラクシーの主砲に、主砲とは逆の腕をぶち込むクォーター。
突っ込んだ手の中からありったけの弾薬を乱射する機体たち。
ギャラクシーの主砲は破壊され、その余波で本体にもダメージを与えた模様です。
その先へ進むアルトくん。
「行け!アルト!」
「我らの未来を!」
「僕達の希望を!」
「アルト!・・・お前に託す!」
アルトくんに道を作るため、援護に回る仲間たち。
被弾したクランは、ミシェル機のスナイパーライフルをアルトに渡します。
「ミシェル・・・いっくぜ〜〜!!!」
戦友たちの思いを背に、アルトくんの翼が羽ばたきます。
「なぜわからないの!?これが人類進化の究極の姿よ!」
「何が進化だ!バジュラを犠牲にしてるくせに!」
さらに懐に迫ろうとするアルトくんですが、死角から敵が!
それを助けたのは、誰あろうブレラ!
(ここでちょっとだけ、助けに来てくれたのがミシェルくんだったら良かったのにと思ってしまいました。)
「貴様を援護する!・・・アルト、クイーンの頭を狙え!バジュラの心は頭ではなく、腹にある!」
「バジュラはお腹で歌うんだよ!」
ブレラとランカのアドバイスを元に、突撃するアルトくん。
「この虫けらどもが〜!」
「お前達につながれていてよく分かった。どこまで行っても人は一人だ!だけど・・・。」
「一人だからこそ!誰かを・・・愛せるんだ〜〜!!!」
ブレラの言葉を引き継いで、アルトくんが吠えます!
互いの背中を守りあいながら周囲の敵を掃討する2人。
ライバル同士が手を取り合う熱血パターンに燃えますね。
雑魚もろとも、クイーンにミサイルで狙いをつけるアルトくん。
最後の板野サーカスが華麗に弧を描きます。
クイーンの腹の一部が割れ、グレイス姐さんの姿があらわに。
ミシェル機のスナイパーライフルで狙いをつけるアルトくん。
一瞬おびえたような顔を見せるグレイス姐さん。
彼女は最後に何を思ったのでしょうか。
ライフルの閃光が彼女を貫き、戦闘が終了します。
「これが・・・バジュラの惑星。」
新天地に降り立つ人々。
「ねえ・・・。バジュラがコミュニケーションする必要の無い生き物なら、この歌なんだったのかしらね?」
ボビーのアイモの歌に対する問いかけにランカが答えます。
「あれはね・・・。あれは・・・。」
(恋の歌よ。)
かつてランシェママが教えてくれた言葉を伝えるランカ。
(バジュラが何万年・・・いいえ、何億年かに一度、他の銀河に住む群れと出会い、交配するために呼びかける恋の歌よ。「アイモ、アイモ」「あなた、あなた」って・・・。)
一方、ビルラー氏の手の中には、リン・ミンメイの写真が。
彼はミンメイと会いたいと願っていたようですね。
今回のことで、それも叶わなくなったということでしょうか。
惑星に降り立ったフロンティアの人々。
「ランカちゃん!」
「あっ・・・シェリルさん!」
あい君が見守る中、抱き合う2人。
固い絆で結ばれた二人ですが、空を飛ぶアルトを見つけて、お互いに少し気まずい空気が。
傷ついたメサイアから脱出、愛機に別れの敬礼を送るアルトくん。
(これが空・・・。シェリルとランカが開いてくれた、本物の空・・・。)
「ふふっ、バカが飛んでくわ。」
シェリルの横顔に思わず見とれるランカですが、一念発起して語りかけます。
「あの・・・シェリルさん。私、負けません。歌も、恋も!」
「あっ・・・うふっ。受けて立つわ!」
「シェリルさん・・・。」
(ここから・・・始まるんだね!)
(始まるのね!)
キャシーとオズマ、他のメンバーが見守る中、空を見上げるランカとシェリル。
ルカは一人でナナセの元へ。
ナナセは意識を取り戻したようです。
少し離れた場所から見守るブレラ。
やがて、地上に近づいてくるアルトくん。
一度2人の間を通り過ぎ、二度目は2人に手を伸ばしながらゆっくりと降下していきます。
ED曲として流れるトライアングラーをBGMに、2人がアルトくんを迎えるため近づいていく・・・というところでジ・エンド。
放送をご覧になった方には言わずもがなですが、歌とバトルのシンクロ度はもの凄かったです。
歌詞の配置も神がかり的な計算でしたね!
なんという神スタッフの方々!!
今年を代表する作品といっても過言ではないかと。
というか、アニメ史に残る、素晴らしい最終回だったと思います。
急遽CMされた劇場版がどのような傑作になるか、今から楽しみです。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
遂に正体をあらわした、黒幕たち。
人類に未来はあるのか?
ランカは、シェリルは、果たして生き残ることが出来るのか?
アルトくんは2人のメサイアとなれるのか?
最後の戦いが、最高の演出で語られるお話です。
前回ラストの続きより、バジュラの主砲がシェリル達を狙おうとした、正にその時。
デフォールドしてきたマクロスクォーターの主砲が、敵を一閃します。
その爆風の余波で、ブレラ額の強制モードをコントロールする装置が壊れているのがポイントです。
「これ以上貴様らの好きにはさせん!ランカも・・・バジュラたちも!」
「オズマ少佐・・・。」
「バカ者!・・・隊長と呼べ、スカル3!」
呟くルカに訂正するオズマ隊長の笑顔がカッコヨスです。
「我々は帰ってきた。ギャラクシーの野望を、グレイス・オコナーとそれに与する者たちの野望をつぶすために!・・・そうだ、我々は踊らされていたのだよ。やつらの陰謀と、それに荷担する者によって。」
ジェフリー艦長の通信にどよめく軍司令部。
「くっ・・・、何を根拠にそんな戯言を!」
狼狽する三島。
というか、てっきり爆発に巻き込まれたと思っていたのですがww
「・・・証拠なら、ある!」
音声と共に、スカル4のIFF反応をキャッチするクォーター。
つまり、アルトくんは無事でした。
ブレラ攻撃で機体が破壊された後、普通に飛び出して脱出していた訳ですね。
「あぁ・・・、アルト!」
思わずシェリルも声を上げます。
大丈夫だとは思っていましたが、やはりここで一安心させられました。
(あのままアルトくん終了だったら、『nice jet!』という感じでしたね。)
「オレは・・・見た。あいつの正体を!・・・あれは、ランカじゃない。あのまやかしを撃て!」
巨大ランカを直撃するクォーターの主砲。
中から現れたのはバジュラによって全滅させられたはずのバトル・ギャラクシーでした。
「三島大統領閣下。後ほど詳しく伺おう。グラス大統領暗殺の件も含めて。」
「覚悟なさい、レオン!」
ジェフリー艦長とキャシーの弾劾で、取り押さえられる三島。
彼の野望もここまででした。
お父さんの仇を討てたのがせめてもの救いですね。
(ばれちゃったわね)
(意外にやるもんだね、あの少年達。)
(かまわないわ、今だけは・・・いい夢を見させてあげましょう。)
グレイス姐さんの周囲で話す存在達は、ギャラクシーの黒幕関係の人間達のようですね。
グレイス姐さんは、バジュラクイーンとの同化を始めます。
「艦長!バトル・ギャラクシーより、熱源多数射出されました!」
「これは・・・ゴーストV9です!」
驚異の無人戦闘機の攻撃に翻弄されるフロンティア陣営。
「あぁ・・・早い!うわっ!やめろ〜〜!!」
柿崎似のアルトくんの部下、マルヤマが宇宙の塵に。
あれだけ生き写しだと、フラグに引っかかるのもやむを得ないかww
「スカル3よりスカル4へ。アルト先輩!」
「聞こえたら応答せよ!・・・さあ、受け取れアルト。貴様の機体だ!」
ルカとクランが曳航してきたのは、アルトくんの元々の機体、メサイアでした。
軍の新型はバジュラ戦に特化した武装の機体でしたが、やはり慣れ親しんだ機体の方が実力を発揮できるかも。
この時、チビクランがミシェルくんの機体に乗って出撃して来るのを見て鳥肌が立ちました。
なんという神演出!
「あぁ、了解!スカル4よりバトル・フロンティアへ。聞いてくれ、シェリル。今度こそ、ランカを助け出す。だから・・・お前の力を貸してくれ!お前の歌で、あいつの目を覚ましてやってくれ!・・・おまえの歌で!」
「アルト!・・・いくわよ、みんな!」
ノーザンクロスを熱唱するシェリル。
ここからラストまで、歌演出はどれも最高です!
(あの時・・・お前の声が聞こえた。お前の、心の叫びが・・・。)
(助けて・・・。)
(思わざれば、花なり。思えば、花ならざりき・・・。ただ、感じるままに・・・オレは、飛ぶ!)
ランカの心の声を確認できたアルトくんに、もう迷いはありません。
メサイアに乗り込み、オズマ隊長たちと合流します。
「全機、行くぞ!突撃ラブハート!!」
「「「了解!」」」
オズマ隊長の号令で、スカル小隊、発進です!
さすがバサラ好き。今日もロックですねww
「ミシェル・・・私に力を!」
クランの狙撃が火を噴けば、
「シモン!ヨハネ!ペテロ!今、君たちのくびきを解き放つ!・・・かつて、マクロスシティを恐怖の底に陥れたその力を!ユダシステム、リリース!」
ルカの隠し玉も炸裂!性能を最大限まで開放されたゴースト達が、敵のゴーストを打ち破ります。
マクロスプラス好きな方にはたまらない演出ですね。
「ランカ!聞こえるか!?オレの声が・・・シェリルの歌が!」
バトル・ギャラクシー内に捕らわれているランカに呼びかけるアルトくん。
「目を覚ませ、ランカ。お前の歌を・・・本当の歌を取り戻すんだ!」
「うぅ・・・アルト君・・・。」
アルトくんの呼びかけに、ランカの正気を失わせていた鎖が砕け、目を覚まします。
しかし・・・。
「あぁ・・・。つながった!」
クイーンとのリンクを果たしたグレイス姐さんから強烈なフォールド波が発生。
バジュラの表皮の色を変え、物理的にもシェリル達に衝撃を与えます。
「フォールドウェーブ急速展開!星系全域にネットワーク構造を構築していきます!」
バジュラの動きに変化が現れ、一気に大ピンチに。
(ああ!感じる・・・感じるわ!)
(これが星座・・・これが銀河!)
(もはや、リトルクイーンなど不要。)
(僕らは・・・。)
(全てを手に入れた!)
ネットワークの完成と共に、一つになるグレイス姐さんと仲間の意識たち。
「・・・聞くがいい、虫けらども!我々は今、全宇宙を手に入れた。プロトカルチャーすらその力を恐れ、憧れ、遂には神格化してその姿を模した、超時空生命体バジュラの力によって!」
巨大なラスボス登場。
神々しい姿で惑星に聳え立ちます。
「この化け物が〜!!・・・くっ、効かない!?」
オズマ隊長の攻撃も、敵の操る次元断層に阻まれ、無効化されてしまいます。
「ふふふっ、クイーンとダイレクトに接続した我らに歌など無意味!さあ、ひれ伏しなさい!運命すら支配する、神にも等しき我が力に!・・・行きなさい、バジュラ。我が目、我が耳、我が手足!その強靭なツメと共に・・・。」
マクロス11が、地球のマクロスシティが、時空を超えて現れた多数のバジュラの攻撃で大ピンチに!
「思い知れ!我らの力を!」
グレイス姐さん達の攻撃でフロンティアにも容赦ない攻撃が降り注ぎます。
「うっ・・・ごめんね、ランカちゃん、アルト・・・。」
倒れ込み、色を失うシェリル。
「はっ!?シェリル・・・。」
イヤリングを通じて、不吉な予感を感じるアルトくんですが、本人も防戦一方です。
「もう・・・ダメなの?」
クォーターで呟くキャシー。
しかし、その時歌声が響いてきます。
「あっ、・・・ランカ?」
アナタノオトの歌声に気付くアルトくん。
一方、バトルギャラクシー内では。
「いいぞ、ランカ。」
「あっ・・・お兄ちゃん!?」
「被弾したお陰で、やっとヤツらの支配から逃れられた。さあ、歌うんだ、ランカ。悲しみも、怒りも、喜びも。思いのすべてを歌にのせて。・・・そう、今度こそ、この戦いを止めてみせる。それがオレたち兄妹の償い。」
ブレラの言葉に後押しされ、力強く歌いだすランカ。
「この歌、ランカ!?・・・お前の歌がバジュラを!」
オズマ隊長が気付くと同時、ランカの歌声を聞いたバジュラ達の体の色が、次々と元に戻っていきます。
ランカからネット状に光が広まるにつれ、攻撃をやめるバジュラ達。
「何っ!?敵に回ったのでは無かったのか!?」
「分かりません。ですが、バジュラクイーンからのフォールド波にさえ拮抗して広がっていきます!」
司令部でもその様子をキャッチ。
これでどうにか、ランカが人類に敵対していた事実も悪い方向ばかりに追及されずに済みそうですね。
「あ・・・ああっ!」
ランカの歌声を感じるアルトくん。
ランカの思いは無事に伝わっているようですね。
(立って・・・シェリルさん・・・。)
「・・・ランカちゃん。・・・やめて、私の仕事は終わった。何も残ってないのよ、何も・・・。」
全てを出しきり、燃え尽き状態のシェリル。
歌い続けられたのもアルトくんの呼びかけと、気力のなせる技でしたし、圧倒的なバジュラの力を前に、弱気になるのも無理はありませんが・・・。
「バカ!」
ランカの平手打ちキタコレ!
いつぞやと逆のパターンですねww
精神世界というか、バジュラネットワークの応用みたいな感じでしょうか、実体は無いけれどシェリルの頬を打ちます。
なんという超時空ビンタ!ww
「思い出して!シェリルさんが・・・シェリルさんがいたから、私は飛べたの!シェリルさんが力をくれたから、アルト君も飛べたの!だから・・・。」
「シェリル。・・・お前、言ったろ?絶対に、諦めないって。オレは諦めてないぜ。だから、だから来いよ!シェリル!!お前が・・・お前たちがオレの翼だ!」
「だからもう一度飛ぼう、シェリルさん!」
2人の呼びかけに、感極まるシェリル。
ランカが手をかざすと、シェリルの脳からV型感染症の病原体が腸の部分に移動。
ランカと同じように腹部が光る状態に。
シェリルの病気が治ったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
「ランカちゃん・・・アルト・・・。」
手を取り合う3人。
そして流れ出すのは・・・『ライオン』キタコレ!
しかも、メドレー形式でここから2人が入れ替わりでガンガン歌いまくりです。
この歌&バトルの演出は、当分語り継がれるクラスの出来映えではないかと。
トライアングラーOPを思わせる演出もあいまって、テンションは上がりまくりですね。
「この戦場にいる全ての兵士に告げる。バジュラは我々の真の敵ではない。ギャラクシーが、バジュラの女王を乗っ取った。グレイス・オコナーたちこそが、我らの真の敵だ!己が翼に誇りを持つ者よ。我と共に進め!」
ジェフリー艦長が呼びかけます。
カッコヨス!
「いっくぜぇ〜〜〜!!!」
ボビーが吠えます!
マクロスクォーターがダイナミックに突撃!
「ピンポイントバリアー、主砲先端に集中!」
「うおりゃあ〜〜!!姫〜!」
バトルギャラクシーの腹を切り裂くクォーター。
「うおぉぉぉ〜〜!!ランカ〜〜!」
「アルト君!」
アルトくんが取り付き、コクピットから中に飛び込んでランカを救出!
1話でシェリルを抱えて飛んだときのことを思い出しました。
(ふん。無駄な足掻きを・・・!)
グレイス姐さんの本気の一撃が、アイランド1を襲います。
直撃コース!絶体絶命のピンチに影が滑り込みます。
「あっ!・・・バジュラが・・・守ってくれたのか?」
バジュラの群れが壁を作ってアイランド1の障壁となってくれたのでした。
さすがは反応弾すら耐えしのぐバジュラですね。
「ありがとう、みんな。・・・あい君!?届いたの、歌が!私と、シェリルさんの歌が!」
元の状態に戻ったあい君が、群れのみんなに呼びかけてくれたのかもしれませんね。
「バジュラにも、ちゃんと気持ちがあるの。でも、私達とはすごく違ってて・・・。人間が、なんでこんなにバラバラで、みんなが違うことをしているのか理解できなかった。だからバジュラは得体の知れない人類から、フォールド波の通じる私を助け出そうとしてくれてたの。だけど、私とは違うシェリルさんの歌声を感じることで、私たちが一人一人違うんだって、ちゃんと気持ちを伝えなければ分かり合えない生き物なんだって、やっと分かってくれたの。だから・・・。」
アルトくんに連れられ、クォーターのステージへ到着するランカ。
「みんな、抱き締めて!銀河の果てまで〜〜!」
フロンティアのステージにいるシェリルとの、二元生中継ライブに合わせて、アルトくんが最後の出撃を行います。
出発直前、2人に合図を送るメサイアがカッコヨス!
「はっ!女王のプロトコルが通じない!これが歌の力だというの?」
動揺するグレイス姐さんは、断層フィールドを再度展開。
しかし、バジュラ達が張り付いて、道を作ります。
「全軍、バジュラに続け〜〜!!!」
号令のもと、初めての人類、バジュラ共同作戦がスタート!
クイーンに近づくも、バトルギャラクシーの反撃を受け、クォーターの主砲が射撃不能に。
しかし、カナリアがモンスターで突撃し、ギャラクシーに隙をつくります。
「今だ!マクロス・アタック!!」
「うおっしゃ〜〜!!!」
やっぱり出たww
バトルギャラクシーの主砲に、主砲とは逆の腕をぶち込むクォーター。
突っ込んだ手の中からありったけの弾薬を乱射する機体たち。
ギャラクシーの主砲は破壊され、その余波で本体にもダメージを与えた模様です。
その先へ進むアルトくん。
「行け!アルト!」
「我らの未来を!」
「僕達の希望を!」
「アルト!・・・お前に託す!」
アルトくんに道を作るため、援護に回る仲間たち。
被弾したクランは、ミシェル機のスナイパーライフルをアルトに渡します。
「ミシェル・・・いっくぜ〜〜!!!」
戦友たちの思いを背に、アルトくんの翼が羽ばたきます。
「なぜわからないの!?これが人類進化の究極の姿よ!」
「何が進化だ!バジュラを犠牲にしてるくせに!」
さらに懐に迫ろうとするアルトくんですが、死角から敵が!
それを助けたのは、誰あろうブレラ!
(ここでちょっとだけ、助けに来てくれたのがミシェルくんだったら良かったのにと思ってしまいました。)
「貴様を援護する!・・・アルト、クイーンの頭を狙え!バジュラの心は頭ではなく、腹にある!」
「バジュラはお腹で歌うんだよ!」
ブレラとランカのアドバイスを元に、突撃するアルトくん。
「この虫けらどもが〜!」
「お前達につながれていてよく分かった。どこまで行っても人は一人だ!だけど・・・。」
「一人だからこそ!誰かを・・・愛せるんだ〜〜!!!」
ブレラの言葉を引き継いで、アルトくんが吠えます!
互いの背中を守りあいながら周囲の敵を掃討する2人。
ライバル同士が手を取り合う熱血パターンに燃えますね。
雑魚もろとも、クイーンにミサイルで狙いをつけるアルトくん。
最後の板野サーカスが華麗に弧を描きます。
クイーンの腹の一部が割れ、グレイス姐さんの姿があらわに。
ミシェル機のスナイパーライフルで狙いをつけるアルトくん。
一瞬おびえたような顔を見せるグレイス姐さん。
彼女は最後に何を思ったのでしょうか。
ライフルの閃光が彼女を貫き、戦闘が終了します。
「これが・・・バジュラの惑星。」
新天地に降り立つ人々。
「ねえ・・・。バジュラがコミュニケーションする必要の無い生き物なら、この歌なんだったのかしらね?」
ボビーのアイモの歌に対する問いかけにランカが答えます。
「あれはね・・・。あれは・・・。」
(恋の歌よ。)
かつてランシェママが教えてくれた言葉を伝えるランカ。
(バジュラが何万年・・・いいえ、何億年かに一度、他の銀河に住む群れと出会い、交配するために呼びかける恋の歌よ。「アイモ、アイモ」「あなた、あなた」って・・・。)
一方、ビルラー氏の手の中には、リン・ミンメイの写真が。
彼はミンメイと会いたいと願っていたようですね。
今回のことで、それも叶わなくなったということでしょうか。
惑星に降り立ったフロンティアの人々。
「ランカちゃん!」
「あっ・・・シェリルさん!」
あい君が見守る中、抱き合う2人。
固い絆で結ばれた二人ですが、空を飛ぶアルトを見つけて、お互いに少し気まずい空気が。
傷ついたメサイアから脱出、愛機に別れの敬礼を送るアルトくん。
(これが空・・・。シェリルとランカが開いてくれた、本物の空・・・。)
「ふふっ、バカが飛んでくわ。」
シェリルの横顔に思わず見とれるランカですが、一念発起して語りかけます。
「あの・・・シェリルさん。私、負けません。歌も、恋も!」
「あっ・・・うふっ。受けて立つわ!」
「シェリルさん・・・。」
(ここから・・・始まるんだね!)
(始まるのね!)
キャシーとオズマ、他のメンバーが見守る中、空を見上げるランカとシェリル。
ルカは一人でナナセの元へ。
ナナセは意識を取り戻したようです。
少し離れた場所から見守るブレラ。
やがて、地上に近づいてくるアルトくん。
一度2人の間を通り過ぎ、二度目は2人に手を伸ばしながらゆっくりと降下していきます。
ED曲として流れるトライアングラーをBGMに、2人がアルトくんを迎えるため近づいていく・・・というところでジ・エンド。
放送をご覧になった方には言わずもがなですが、歌とバトルのシンクロ度はもの凄かったです。
歌詞の配置も神がかり的な計算でしたね!
なんという神スタッフの方々!!
今年を代表する作品といっても過言ではないかと。
というか、アニメ史に残る、素晴らしい最終回だったと思います。
急遽CMされた劇場版がどのような傑作になるか、今から楽しみです。
最後までお読みいただいてありがとうございました。





















マクロスF25話、夕べ、眠い目をこすりながら観たのですが、このブログの記事を読んで、聞き逃していたセリフがよく分かり、ますます面白く感じました。
「なんという超時空ビンタ」に笑いました。
素晴らしい表現力です!
グレイスのセリフから、鳥の人は、プロトカルチャーがバジュラを模した・・・とも取れますね。これまた驚きです。
マクロスFに魅了された数ヶ月、毎週がとても待ち遠しくて、こんなにハマったアニメは初めてでした。劇場版も楽しみです!
お読みいただいてありがとうございます。
離れた場所同士で会話をしている雰囲気が伝わると良いなと思い、超時空というフレーズを使ってみました。
少しでも楽しんで頂ければ幸いです。
グレイス姐さんのセリフは、Haname様の仰る通りかもしれませんね。
その辺の詳細が、劇場版で明かされたりするのもアリかな〜と思いました。
色々賛否両論のありそうな終わり方ではありましたが、また彼女達の歌声が銀河に響くのかと思うと楽しみですね。