けいおん！第３話『特訓！』の感想レビュー

部活の猛特訓！…の前に追試の為の猛勉強が待っていた、というお話です。

初めてギターを練習し始めた頃なら、やはりコードの押さえ方を覚えて和音にウットリご満悦…というのはお約束ですね。
Ｆ以降の人差し指のバレー部分の押さえが普通に出来る頃には、指の皮はぷにぷにと言うよりはむしろガチガチに固まったりしてそうですが(=^▽^=)
唯の表情を見ているだけで、澪の肉球もとい、指をぷにぷにしたい気持ちにさせられたので、相変わらず見せ方が上手いなぁと思いました。

テスト期間になるとテスト勉強以外のことがしたくなるのも『あるある！』という感じですね。
真夜中に、アンプに繋げず、音が響かないように弦を抑えてペシペシ鳴らす…というのもニヤニヤでした。
単純に逃避というのもありますが、早く他の３人と一緒に演奏したいという気持ちもあるでしょうし、なんだか微笑ましい光景でした。
しかし、残念ながら唯に『賢い子属性』は無かった様で(＾～＾)
その代わり、律が意外にも高得点ゲッターに。
なんというキャラクター崩壊の危機ｗｗ…って、唯のツッコミがちょっと失礼で吹きました。
澪が一夜漬けのコツを教えてあげたとは言え、それだけで高得点をゲットした律はやっぱりスゴいのか、それとも劇中で語られた通り、澪の教え方がスゴすぎるのか気になりますね。
澪の個人授業シチュエーションに萌え！的な感想が多そうかも。

全く勉強していなかったので自業自得ですが、結局、赤点の中でもかなり悲惨な部類の結果に陥った唯。
追試に合格しないと部活参加禁止という事で、いきなり大ピンチ。
唯が部活参加禁止なら活動メンバー不足で再度廃部の危機？という事で、澪達も必死にサポートしようという流れに。
原作ではコメディとしてのギャグ部分がメインでしたが、アニメ版では部の存続の為に気遣う部分が追加されたことで、良い話度がアップという感じですね。
今後もこういう感じで絆で感動させるタイプの演出が増えてきそうな予感がします。
両者のバランスも丁度良い感じですし、このままマターリと楽しんでいきたいですね。

唯の自宅訪問では軽音部のメンバーと唯の妹、憂や、親友、和との初顔合わせもあり、交友関係が広がっていく様子が楽しそうで良かったです。
顔合わせ前の『唯の妹想像シーン』にもニヤニヤでしたが、本当の憂は完璧超人ばりの良くできた妹さんでした。
今期のアニメに出てくる妹キャラの中でも、かなりの人気を集めそうな感じですね。

また、和はアルバムを見ながら唯との出逢いエピソードを披露。
唯の素直な優しさが感じられて良かったと思います。
周りがついつい助けてあげたくなるような唯のキャラは、その頃から天性のものだったみたいですね。
和は比較的冷静なツッコミ担当のイメージでしたが、今回の過去話を入れたことで、かなり温かい部分も感じられるようになったので良かったと思います。

飛び込み受け身など、律のフリーダムな１人ネタ大会にもニヤニヤでしたが、ムギによる恒例の餌付け、澪の甲斐甲斐しい要点教えの成果もあって、追試は１００点満点！
…その実力を本番で発揮していれば(^_^;)
とにかく、普段はダメダメに見えつつも、何か１つに集中すると半端ない実力を発揮するという唯のキャラクターが印象付けられたのではないでしょうか。
この集中力がギターに注がれた時、伝説は生まれる…と良いですね。
勉強に集中した分、覚えかけたコードはほとんど忘れてしまった辺りはいかにもマンガチックでしたが、ここからが本当の戦いだ！とばかりに猛特訓して欲しいところです。
翼を下さいの上手くなったバージョンとか聴いてみたい気がしますね。
唯一弾けるチャルメラが物凄く進化したりとか(^ε^)♪


次回、第４話、『合宿！』

夏と言えば海！
海と言えば水着！
という訳で、気温と一緒に視聴者のテンションも上がりそうですね。
＼(^_^)／