『確かにオレは、今まで逃げてたのかもしれない。いろんなものに気づかない振りをして・・・。でも、それも終わりだ。こんなちっぽけで、ほんの少しのバランスで壊れちまう世界・・・。でも、みんなここで生きてる。生き続けたいと願ってる。だから・・・。』
アルトくんの出した答えとは何か?果たしてそれはタイトル通り、『真実の始まり』となるのか?
この回を見終わる頃には、多くの謎や結末、その真実を知ることになるのは間違いありません。
なので、いつにもまして、放送をご覧になってから続きをお読みくださるようにお願い致したいと思います。
「あなたはまさかそのために彼らを犠牲にしようというの!?」
「何がいけないの?私のインプラントネットワーク理論とバジュラのゼロタイムフォールド通信を組み合わせれば世界を変えられるのよ!?・・・はぁ、わからないわランシェ。そんな病気になってまでなぜアレをかばうの?」
夢の中、過去を思い出すランカ。グレイス姐さんとランシェママの口論を見つめるランカですが、隣にいた男の子は、やはりブレラだった模様です。
ランシェママもおそらくV型感染症になっていたというのは驚きですね。
アイランドを2つ放棄し、延命をはかるもフロンティアの環境は自己修復不可能な領域まで低下。
紛糾する議会。S.M.Sが「沈む船から逃げるネズミのように」脱走したこともあり、航海をやめてしまう案まで出ている中、三島は宣言しました。
「旅は間もなく終わるでしょう。諦めるのではなく、最良の・・・いいえ、それ以上のゴールを持って。」
やはりバジュラの星の存在をあらかじめ知っていたという訳ですね。
一方、訓練飛行中のアルトくん達。新しい部下のマルヤマが通信で話しかけてきます。
「隊長!ひとつ質問があるんですが。いいですか?・・・隊長がシェリルと付き合ってるっつ〜のはマジっすか?」
「い、いきなり何を!・・・プライベートな質問は却下だ!バルキリー乗りのジンクスを知らないのか?作戦中に女のことで人をからかうと、いきなり撃墜されるという・・・」
「うわあ〜!」
「マルヤマ!?・・・あっ」
数々のフラグを回避してきたマクロスFです。初代の柿崎のように落ちたりはしませんでした。
マルヤマは、アルトをお迎えとばかりに手を振っているシェリルを発見して叫んだ訳ですね。
「隊長!あとでサインもらってください!」
マルヤマが次の戦闘で戦死しないかがちょっと気がかりですねww
フロンティア行政府からは、船団の酸素分圧が低下している旨のアナウンスが。酸素マスク携行する子供達が痛々しいです。
そんな被害を受けた街の中、アルトくんはシェリルのために手料理を振舞います。
芸、操縦に加えて、料理もプロ級ですか。さすがはアルト姫、今作の真のヒロインはやっぱりアルトくんかもしれません。
「たいへんだったんだぞ〜、ごまかすの。」
「へえ〜、ごまかさなきゃいけないんだ、私とのこと。」
2人のアツアツぶりにニヤニヤです。
シャンパンを開け、乾杯する2人。
「こういうの、ずっと、夢だったの。」
シェリルの胸に去来するのは、スラム時代のひもじかった自分。温かい家庭をうらやましげに見つめていた彼女ですが、その記憶は口には出しません。
「やだ、おいしい!もう、アルトのくせにナ・マ・イ・キ!」
つかの間の幸せを満喫するシェリルの無邪気さがカワユスです。
はしゃぎすぎ、酔いつぶれるシェリル。
「うるはい!アルトのくせに。・・・ん。・・・・・・んん!」
両手を前に出し、抱っこをせがむシェリルが超萌えです。
「帰っちゃダメよ・・・。ずっと・・・そばにいなさい。」
「ああ。」
アルトくんの返事に安心して眠るシェリル。
(急にはしゃいだり、甘えたり。らしくないぜ・・・。)
いぶかしがるアルトくんですが、枕元に置かれた薬を見て、無理もないかと思い直します。
一方、バジュラの星に近づくランカ達。
「記憶にないサイボーグにとって命令は絶対。それを遂行することが存在意義だった。だが、お前の歌を聴いたとき、オレの中に何かがあふれた。戦闘マシンであるはずのオレに・・・。これはその礼だ。気にするな。」
「ブレラさん・・・(喜)。もう一度訊いても良い?あの曲のこと。」
「あれは記憶だ。空っぽなオレの中に残されていた唯一の。」
ランカの側では饒舌になってしまうブレラが良い感じですね。
ですが、バジュラの防衛部隊に発見され、戦闘に。
さすが本拠地だけあって、うじゃうじゃと沸いてくるバジュラ達。
頼みの綱のランカの歌で、敵中突破を試みます。
その歌は、遠いマクロスクォーターでもキャッチされていました。
「ココからが正念場だな。」
「はい・・・。」
言葉を交わすジェフリー艦長とオズマ隊長。
「・・・頼むぞ。連中は必ず動くはずだ。」
オズマ隊長の言う「連中」とは三島やビルラー氏のことなのでしょうか。
ランカの歌にあわせて、ハーモニカを演奏するブレラ。
(懐かしいな・・・。そう、よくこうやって一緒に・・・。)
記憶の中の少年をブレラだと確信するランカ。
そんなランカにブレラはハーモニカを渡します。
「お守りだ。お前の願いが届くように。」
かなり良い雰囲気で見つめあう2人。しかし、歌が途切れた隙をついてか、歌に耐性がつきはじめたのか、バジュラの一部がアイ君に突撃。
ランカ達も取り囲まれそうになって逃げようとします。
そのころ、アルトくんは三島に呼び出されていました。
「僕が呼んでもらったんだよ、アルト君。びっくりしたかな?う〜ん、そういう顔してるよ。」
立体映像で現れたビルラー氏。むしろ口癖だったことがデカルチャーですねww
「先ほど探査機が微弱なフォールド波を捉えてね・・・。ランカ君の歌だと判明したよ。」
バジュラ本星の位置がわかったことを告げ、心置きなく戦えるように説明の場を設けたと語る二人に対し、戦いの目的を尋ねるアルトくん。彼の予想では、フォールドクォーツの採取が目的だと思っていたようですが・・・。
「ほほう、なるほど、彼らは星間物質や恒星からフォールドクォーツの原料を集めてまわる習性があるからね。」
「だが、我々は何よりもまず、生き延びなければならない。そしてバジュラを殲滅しなくてはならない。・・・人類の未来のために。バジュラは人類を抹殺しようとしているんだよ。・・・ランカ君を足がかりにしてね。
不敵に告げる三島。嘘は言っていないが、全てが真実なのかは不明・・・といった所でしょうか。上手くアルトくんを利用しようとしているようにも見受けられます。
「我々は脳で思考する。そして、相手がどれだけ異形だろうと、脳を持つ生物ならば少なくとも行動原理は理解できる。だが、バジュラは違う。ようやく判明したんだよ。脳を持たない彼らがなぜ生物として成立しているのか。彼らは腸で・・・より正確に言えば、フォールド波を持つ腸内細菌のネットワークで情報伝達を行う。そしてそのネットワークはバジュラの群れ全体にも拡大され、一個体が一つのシナプスのような位置づけになっている。そう・・・バジュラには、個体や自己といった概念はない。一つの群れ、一つの種族で一個の生物のようにふるまうのさ。」
「これなら言語・・・、いや、そもそも他者とのコミュニケーションすら不要だ。フォールド波によるネットワーク生物・・・それがバジュラなのだよ。」
遂に明かされたバジュラの正体。全体にして個。また個にして全体という感じでしょうか(実際、地球上でもある種の蜂の群れにはそういった行動パターンを持つものが存在すると某ライトノベルで呼んだことがあったような気がします)。
「でも、ランカは!あいつの歌はバジュラに通じていたはずだ!」
「なら、なぜそれが可能なのか、考えてみたことはあるのかね?あの細菌は決して我々の腸に生着しない。それどころか、脳を侵し、死をもたらすというのに・・・。例外があるとすれば、生まれる以前、母胎内で感染し、バジュラとの共存を選んだ。また、バジュラ側も彼女を利用しようとした。そうとしか考えられない。だからバジュラはランカ君を狙うのだよ。彼女は人類とバジュラをつなぎ、そして我々を滅ぼす先兵となるだろう。」
長いセリフで一気にまくし立てる三島。かなり悪意ある解釈に偏っている感じですが、それもまたひとつの真実ではあるのでしょう。
一方、バジュラの猛攻を受け、逃げ回るブレラ達。
「所詮は相容れない生き物だということか・・・。」
呟くブレラ。ランカの否定も空しく、バジュラは次々とブレラ達に襲い掛かります。
「心配するな。オレの命に代えても、お前は絶対に守る。」
「でも!でもそれじゃダメなの。なんとか止めたいって・・・。戦わないで済むようにしたいって・・・だから来たのに!」
ブレラのナイトっぷりが印象的ですが、ランカも必死です。
はぐれていたアイ君を見つけ、コクピットから飛び出すランカ。・・・って、無防備すぎるような(汗)
「お願いアイ君!みんなに伝えて!私、あなた達に伝えたいことが・・・。」
突如光りだすアイ君の瞳!そして捕らわれるランカ!(言わんこっちゃない)
おそらく、他のバジュラと接触した際、ランカ達を敵と認識するようにネットワークから情報が伝えられた・・・みたいな感じではないかと。
とりあえず、これでアイ君は敵になってしまいました。元に戻る可能性はあるのでしょうか?
もらったハーモニカが宙に浮き、今こそ記憶が戻ります。
「お兄ちゃん・・・。お兄ちゃ〜ん!!」
追撃しようとするも、バジュラに取り付かれピンチに!それを救ったのは、追いついたグレイス姐さんでした。
「よくやったわ、ブレラ。トレーサーを切ったくらいじゃあなたと私のつながりは切れない。・・・バジュラには感づかれたみたいね。ほんと、ムカツク虫ども。」
今日も黒いです、永遠の17歳ww
とりあえず、人間離れしたグレイス姐さんもバジュラ側ではないことだけは確かなようです。いつもの声だけの意識体みたいなのは、バジュラのネットワークの真似をしようとしてあんな存在になったのでしょうか?
「妹さんとの逃避行は楽しかった?・・・でももう魔法の時間はおしまい。12時の鐘がなるわ。」
強制モード発動。次週では敵になってしまうのか気になります。
一方、ルカとシェリルは病院施設に。
「対症療法とはいえ、進行を遅らせる効果はあるんです。なのに・・・。」
「何よ今更!薬を飲むのをやめた分、私の力は強まってるんでしょ!?人を道具として使うつもりなら、とことん冷酷になりなさい。・・・優しいのは罪よ。それが同情だってわかっていても、甘えたくなるから・・・。」
映し出されるアルトの顔が、見ていて辛いです。シェリルルートに入って無かったのか・・・。しかもそれを理解した上で、楽しそうに振舞った上、人類のために薬も飲んでないって、シェリルがんばり過ぎジャマイカ(涙)・・・。
病院に付き添うアルトくんに、矢三郎兄さんが声をかけます。こちらはアルトパパの付き添いだった模様です。
「あんなに小さかったんだな、オヤジ・・・。」
「そう見えるとすれば、あなたが変わったんでしょう。これが最後のお願いです。戻ってください。」
「出来るわけ無いだろ。オレは軍のパイロットなんだ。」
「それが本当にあなたの望んだ道なのですか。戦って殺すことが!・・・アルトさん、私にはあなたが成り行きで戦っているとしか見えない。あなたは敵がいてもいなくてもパイロットになったのですか?・・・あなたは根っからの役者です。その時々で望まれた役を演じてしまう。演じられてしまう!・・・もう一度良く考えてください。あなたの望み・・・あなたがなぜ、何を求めているのかを。」
兄さんの観察眼鋭すぎるww
ナナセの病室でランカの絵を見つめるアルトくん。ようやく決意をするようです。
バジュラに捕らわれ、過去を回想するランカ。沈むマクロス型、幼いブレラに脱出ポッドへ乗せられる記憶。
「ごめんね、お兄ちゃん・・・。みんな、私のせいで・・・。」
それを見つめるのはグレイス姐さん。
「待っていたわ、このときを!聞こえるわ、リトルクイーン。これで私たちは・・・。深淵への、扉が開く!」
絡み合う神経?のイメージとともに、グレイス姐さんの身に何かが起こりそうですね。
クランとともに今後について語り合うアルトくん。
軍人の家系に生まれたクランは、自分が軍人になることに、元々は疑問を抱いていなかったと語ります。
ただし、ミシェルくんを失った今では、少し別の気持ちも大きくなっているようですが。
「オレも・・・。そう思ってた。オレは役者になるもんだと。でも、空に憧れ家から出た。パイロットを目指して・・・。そしてオレはあいつに出会った。あいつを守るためにS.M.Sに入ることを選んだ。戦うことを、守ることを・・・。それからずっと・・・。確かにオレは、今まで逃げてたのかもしれない。いろんなものに気づかない振りをして・・・。でも、それも終わりだ。こんなちっぽけで、ほんの少しのバランスで壊れちまう世界・・・。でも、みんなここで生きてる。生き続けたいと願ってる。だから・・・。ランカがバジュラの道具にされるなら、あいつの歌がオレ達を滅ぼそうとするならオレは。・・・ランカを殺す。」
「アルト・・・。それがお前の愛か?」
尋ねるクラン。しかし、アルトくんは答えず、静かに空を見上げるのでした。
アルトくんに問い返すクランの表情がめちゃくちゃ切ないです。
とにもかくにも、アルトくんが愛していたのはシェリル・・・ではなくランカだったということが確定しましたね。でも、愛するからこそ殺さないと・・・って、それはあんまりだと思わざるを得ません。最後まで助けようと足掻いてみせる・・・という選択肢はご都合過ぎるでしょうか?
でも、ここで終わらないのがフロンティアクオリティ。
検査が終わって屋上に出てきたシェリルが、物陰から一部始終聞いてた!キタコレ!
前のランカが目撃シーンと丁度立場が逆なのがツボ過ぎです。神演出と言わざるを得ない・・・。
「・・・分かっていたことよ。でも今だけ・・・。もう少しだけ・・・。」
涙をサングラスで隠すシェリル。
誰か!あそこで痛いのを我慢しているシェリルを助けてやってくださいorz
誰でもいいからそっと撫でてあげて!そんな思いを抱かずにはいられません。
ランカファンからもシェリルファンからも批難されそうなアルトくんがかなり心配かも。
(あえて美少女ゲーム風に例えると、ランカとシェリル、2人の攻略フラグまで華麗にかわしていく様子に驚きです。
「この選択肢を選らばないと最終的にトゥルーエンドにいけない」というのなら、初回クリアの難易度が高すぎるような気がする・・・という感じでしょうか。
実際の恋愛はフラグがどうのこうのというものではないわけですが。
それ以前に、そんなゲームが出ていたら、ミシェル君が死ぬ前からやりなおして、みんな幸せに出来るまでやり直しまくりたい気もしますね。・・・脱線しすぎましたorz)
ラスト、偵察機の報告と、それを受ける三島。
「まだ光学分析段階ですが、Aクラスの居住可能惑星と推定されます。距離は30光年、現在の備蓄エネルギーを全て吐き出せば、跳躍可能です!」
「よし、全船に通達!これよりマクロス・フロンティアはバジュラの母星に向け、緊急フォールドを行う!・・・あの惑星こそ、我らの約束の地だ。聖なる戦いを始めよう。」
戦いは遂に最終局面に。次回、『ラスト・フロンティア』も目が離せませんね。
ランカは無事なのか、やはりシェリル・アタックな歌攻撃が鍵になるのか、アルトくんと操られたブレラが戦ったりするのか等など、見所満載です。
三島&ビルラー氏、グレイス姐さん、S.M.Sそしてバジュラと、総力戦を制するのが誰かも見届けないといけませんね。
今回も長文にお付き合い下さいましてありがとうございました。
アルトくんの出した答えとは何か?果たしてそれはタイトル通り、『真実の始まり』となるのか?
この回を見終わる頃には、多くの謎や結末、その真実を知ることになるのは間違いありません。
なので、いつにもまして、放送をご覧になってから続きをお読みくださるようにお願い致したいと思います。
「あなたはまさかそのために彼らを犠牲にしようというの!?」
「何がいけないの?私のインプラントネットワーク理論とバジュラのゼロタイムフォールド通信を組み合わせれば世界を変えられるのよ!?・・・はぁ、わからないわランシェ。そんな病気になってまでなぜアレをかばうの?」
夢の中、過去を思い出すランカ。グレイス姐さんとランシェママの口論を見つめるランカですが、隣にいた男の子は、やはりブレラだった模様です。
ランシェママもおそらくV型感染症になっていたというのは驚きですね。
アイランドを2つ放棄し、延命をはかるもフロンティアの環境は自己修復不可能な領域まで低下。
紛糾する議会。S.M.Sが「沈む船から逃げるネズミのように」脱走したこともあり、航海をやめてしまう案まで出ている中、三島は宣言しました。
「旅は間もなく終わるでしょう。諦めるのではなく、最良の・・・いいえ、それ以上のゴールを持って。」
やはりバジュラの星の存在をあらかじめ知っていたという訳ですね。
一方、訓練飛行中のアルトくん達。新しい部下のマルヤマが通信で話しかけてきます。
「隊長!ひとつ質問があるんですが。いいですか?・・・隊長がシェリルと付き合ってるっつ〜のはマジっすか?」
「い、いきなり何を!・・・プライベートな質問は却下だ!バルキリー乗りのジンクスを知らないのか?作戦中に女のことで人をからかうと、いきなり撃墜されるという・・・」
「うわあ〜!」
「マルヤマ!?・・・あっ」
数々のフラグを回避してきたマクロスFです。初代の柿崎のように落ちたりはしませんでした。
マルヤマは、アルトをお迎えとばかりに手を振っているシェリルを発見して叫んだ訳ですね。
「隊長!あとでサインもらってください!」
マルヤマが次の戦闘で戦死しないかがちょっと気がかりですねww
フロンティア行政府からは、船団の酸素分圧が低下している旨のアナウンスが。酸素マスク携行する子供達が痛々しいです。
そんな被害を受けた街の中、アルトくんはシェリルのために手料理を振舞います。
芸、操縦に加えて、料理もプロ級ですか。さすがはアルト姫、今作の真のヒロインはやっぱりアルトくんかもしれません。
「たいへんだったんだぞ〜、ごまかすの。」
「へえ〜、ごまかさなきゃいけないんだ、私とのこと。」
2人のアツアツぶりにニヤニヤです。
シャンパンを開け、乾杯する2人。
「こういうの、ずっと、夢だったの。」
シェリルの胸に去来するのは、スラム時代のひもじかった自分。温かい家庭をうらやましげに見つめていた彼女ですが、その記憶は口には出しません。
「やだ、おいしい!もう、アルトのくせにナ・マ・イ・キ!」
つかの間の幸せを満喫するシェリルの無邪気さがカワユスです。
はしゃぎすぎ、酔いつぶれるシェリル。
「うるはい!アルトのくせに。・・・ん。・・・・・・んん!」
両手を前に出し、抱っこをせがむシェリルが超萌えです。
「帰っちゃダメよ・・・。ずっと・・・そばにいなさい。」
「ああ。」
アルトくんの返事に安心して眠るシェリル。
(急にはしゃいだり、甘えたり。らしくないぜ・・・。)
いぶかしがるアルトくんですが、枕元に置かれた薬を見て、無理もないかと思い直します。
一方、バジュラの星に近づくランカ達。
「記憶にないサイボーグにとって命令は絶対。それを遂行することが存在意義だった。だが、お前の歌を聴いたとき、オレの中に何かがあふれた。戦闘マシンであるはずのオレに・・・。これはその礼だ。気にするな。」
「ブレラさん・・・(喜)。もう一度訊いても良い?あの曲のこと。」
「あれは記憶だ。空っぽなオレの中に残されていた唯一の。」
ランカの側では饒舌になってしまうブレラが良い感じですね。
ですが、バジュラの防衛部隊に発見され、戦闘に。
さすが本拠地だけあって、うじゃうじゃと沸いてくるバジュラ達。
頼みの綱のランカの歌で、敵中突破を試みます。
その歌は、遠いマクロスクォーターでもキャッチされていました。
「ココからが正念場だな。」
「はい・・・。」
言葉を交わすジェフリー艦長とオズマ隊長。
「・・・頼むぞ。連中は必ず動くはずだ。」
オズマ隊長の言う「連中」とは三島やビルラー氏のことなのでしょうか。
ランカの歌にあわせて、ハーモニカを演奏するブレラ。
(懐かしいな・・・。そう、よくこうやって一緒に・・・。)
記憶の中の少年をブレラだと確信するランカ。
そんなランカにブレラはハーモニカを渡します。
「お守りだ。お前の願いが届くように。」
かなり良い雰囲気で見つめあう2人。しかし、歌が途切れた隙をついてか、歌に耐性がつきはじめたのか、バジュラの一部がアイ君に突撃。
ランカ達も取り囲まれそうになって逃げようとします。
そのころ、アルトくんは三島に呼び出されていました。
「僕が呼んでもらったんだよ、アルト君。びっくりしたかな?う〜ん、そういう顔してるよ。」
立体映像で現れたビルラー氏。むしろ口癖だったことがデカルチャーですねww
「先ほど探査機が微弱なフォールド波を捉えてね・・・。ランカ君の歌だと判明したよ。」
バジュラ本星の位置がわかったことを告げ、心置きなく戦えるように説明の場を設けたと語る二人に対し、戦いの目的を尋ねるアルトくん。彼の予想では、フォールドクォーツの採取が目的だと思っていたようですが・・・。
「ほほう、なるほど、彼らは星間物質や恒星からフォールドクォーツの原料を集めてまわる習性があるからね。」
「だが、我々は何よりもまず、生き延びなければならない。そしてバジュラを殲滅しなくてはならない。・・・人類の未来のために。バジュラは人類を抹殺しようとしているんだよ。・・・ランカ君を足がかりにしてね。
不敵に告げる三島。嘘は言っていないが、全てが真実なのかは不明・・・といった所でしょうか。上手くアルトくんを利用しようとしているようにも見受けられます。
「我々は脳で思考する。そして、相手がどれだけ異形だろうと、脳を持つ生物ならば少なくとも行動原理は理解できる。だが、バジュラは違う。ようやく判明したんだよ。脳を持たない彼らがなぜ生物として成立しているのか。彼らは腸で・・・より正確に言えば、フォールド波を持つ腸内細菌のネットワークで情報伝達を行う。そしてそのネットワークはバジュラの群れ全体にも拡大され、一個体が一つのシナプスのような位置づけになっている。そう・・・バジュラには、個体や自己といった概念はない。一つの群れ、一つの種族で一個の生物のようにふるまうのさ。」
「これなら言語・・・、いや、そもそも他者とのコミュニケーションすら不要だ。フォールド波によるネットワーク生物・・・それがバジュラなのだよ。」
遂に明かされたバジュラの正体。全体にして個。また個にして全体という感じでしょうか(実際、地球上でもある種の蜂の群れにはそういった行動パターンを持つものが存在すると某ライトノベルで呼んだことがあったような気がします)。
「でも、ランカは!あいつの歌はバジュラに通じていたはずだ!」
「なら、なぜそれが可能なのか、考えてみたことはあるのかね?あの細菌は決して我々の腸に生着しない。それどころか、脳を侵し、死をもたらすというのに・・・。例外があるとすれば、生まれる以前、母胎内で感染し、バジュラとの共存を選んだ。また、バジュラ側も彼女を利用しようとした。そうとしか考えられない。だからバジュラはランカ君を狙うのだよ。彼女は人類とバジュラをつなぎ、そして我々を滅ぼす先兵となるだろう。」
長いセリフで一気にまくし立てる三島。かなり悪意ある解釈に偏っている感じですが、それもまたひとつの真実ではあるのでしょう。
一方、バジュラの猛攻を受け、逃げ回るブレラ達。
「所詮は相容れない生き物だということか・・・。」
呟くブレラ。ランカの否定も空しく、バジュラは次々とブレラ達に襲い掛かります。
「心配するな。オレの命に代えても、お前は絶対に守る。」
「でも!でもそれじゃダメなの。なんとか止めたいって・・・。戦わないで済むようにしたいって・・・だから来たのに!」
ブレラのナイトっぷりが印象的ですが、ランカも必死です。
はぐれていたアイ君を見つけ、コクピットから飛び出すランカ。・・・って、無防備すぎるような(汗)
「お願いアイ君!みんなに伝えて!私、あなた達に伝えたいことが・・・。」
突如光りだすアイ君の瞳!そして捕らわれるランカ!(言わんこっちゃない)
おそらく、他のバジュラと接触した際、ランカ達を敵と認識するようにネットワークから情報が伝えられた・・・みたいな感じではないかと。
とりあえず、これでアイ君は敵になってしまいました。元に戻る可能性はあるのでしょうか?
もらったハーモニカが宙に浮き、今こそ記憶が戻ります。
「お兄ちゃん・・・。お兄ちゃ〜ん!!」
追撃しようとするも、バジュラに取り付かれピンチに!それを救ったのは、追いついたグレイス姐さんでした。
「よくやったわ、ブレラ。トレーサーを切ったくらいじゃあなたと私のつながりは切れない。・・・バジュラには感づかれたみたいね。ほんと、ムカツク虫ども。」
今日も黒いです、永遠の17歳ww
とりあえず、人間離れしたグレイス姐さんもバジュラ側ではないことだけは確かなようです。いつもの声だけの意識体みたいなのは、バジュラのネットワークの真似をしようとしてあんな存在になったのでしょうか?
「妹さんとの逃避行は楽しかった?・・・でももう魔法の時間はおしまい。12時の鐘がなるわ。」
強制モード発動。次週では敵になってしまうのか気になります。
一方、ルカとシェリルは病院施設に。
「対症療法とはいえ、進行を遅らせる効果はあるんです。なのに・・・。」
「何よ今更!薬を飲むのをやめた分、私の力は強まってるんでしょ!?人を道具として使うつもりなら、とことん冷酷になりなさい。・・・優しいのは罪よ。それが同情だってわかっていても、甘えたくなるから・・・。」
映し出されるアルトの顔が、見ていて辛いです。シェリルルートに入って無かったのか・・・。しかもそれを理解した上で、楽しそうに振舞った上、人類のために薬も飲んでないって、シェリルがんばり過ぎジャマイカ(涙)・・・。
病院に付き添うアルトくんに、矢三郎兄さんが声をかけます。こちらはアルトパパの付き添いだった模様です。
「あんなに小さかったんだな、オヤジ・・・。」
「そう見えるとすれば、あなたが変わったんでしょう。これが最後のお願いです。戻ってください。」
「出来るわけ無いだろ。オレは軍のパイロットなんだ。」
「それが本当にあなたの望んだ道なのですか。戦って殺すことが!・・・アルトさん、私にはあなたが成り行きで戦っているとしか見えない。あなたは敵がいてもいなくてもパイロットになったのですか?・・・あなたは根っからの役者です。その時々で望まれた役を演じてしまう。演じられてしまう!・・・もう一度良く考えてください。あなたの望み・・・あなたがなぜ、何を求めているのかを。」
兄さんの観察眼鋭すぎるww
ナナセの病室でランカの絵を見つめるアルトくん。ようやく決意をするようです。
バジュラに捕らわれ、過去を回想するランカ。沈むマクロス型、幼いブレラに脱出ポッドへ乗せられる記憶。
「ごめんね、お兄ちゃん・・・。みんな、私のせいで・・・。」
それを見つめるのはグレイス姐さん。
「待っていたわ、このときを!聞こえるわ、リトルクイーン。これで私たちは・・・。深淵への、扉が開く!」
絡み合う神経?のイメージとともに、グレイス姐さんの身に何かが起こりそうですね。
クランとともに今後について語り合うアルトくん。
軍人の家系に生まれたクランは、自分が軍人になることに、元々は疑問を抱いていなかったと語ります。
ただし、ミシェルくんを失った今では、少し別の気持ちも大きくなっているようですが。
「オレも・・・。そう思ってた。オレは役者になるもんだと。でも、空に憧れ家から出た。パイロットを目指して・・・。そしてオレはあいつに出会った。あいつを守るためにS.M.Sに入ることを選んだ。戦うことを、守ることを・・・。それからずっと・・・。確かにオレは、今まで逃げてたのかもしれない。いろんなものに気づかない振りをして・・・。でも、それも終わりだ。こんなちっぽけで、ほんの少しのバランスで壊れちまう世界・・・。でも、みんなここで生きてる。生き続けたいと願ってる。だから・・・。ランカがバジュラの道具にされるなら、あいつの歌がオレ達を滅ぼそうとするならオレは。・・・ランカを殺す。」
「アルト・・・。それがお前の愛か?」
尋ねるクラン。しかし、アルトくんは答えず、静かに空を見上げるのでした。
アルトくんに問い返すクランの表情がめちゃくちゃ切ないです。
とにもかくにも、アルトくんが愛していたのはシェリル・・・ではなくランカだったということが確定しましたね。でも、愛するからこそ殺さないと・・・って、それはあんまりだと思わざるを得ません。最後まで助けようと足掻いてみせる・・・という選択肢はご都合過ぎるでしょうか?
でも、ここで終わらないのがフロンティアクオリティ。
検査が終わって屋上に出てきたシェリルが、物陰から一部始終聞いてた!キタコレ!
前のランカが目撃シーンと丁度立場が逆なのがツボ過ぎです。神演出と言わざるを得ない・・・。
「・・・分かっていたことよ。でも今だけ・・・。もう少しだけ・・・。」
涙をサングラスで隠すシェリル。
誰か!あそこで痛いのを我慢しているシェリルを助けてやってくださいorz
誰でもいいからそっと撫でてあげて!そんな思いを抱かずにはいられません。
ランカファンからもシェリルファンからも批難されそうなアルトくんがかなり心配かも。
(あえて美少女ゲーム風に例えると、ランカとシェリル、2人の攻略フラグまで華麗にかわしていく様子に驚きです。
「この選択肢を選らばないと最終的にトゥルーエンドにいけない」というのなら、初回クリアの難易度が高すぎるような気がする・・・という感じでしょうか。
実際の恋愛はフラグがどうのこうのというものではないわけですが。
それ以前に、そんなゲームが出ていたら、ミシェル君が死ぬ前からやりなおして、みんな幸せに出来るまでやり直しまくりたい気もしますね。・・・脱線しすぎましたorz)
ラスト、偵察機の報告と、それを受ける三島。
「まだ光学分析段階ですが、Aクラスの居住可能惑星と推定されます。距離は30光年、現在の備蓄エネルギーを全て吐き出せば、跳躍可能です!」
「よし、全船に通達!これよりマクロス・フロンティアはバジュラの母星に向け、緊急フォールドを行う!・・・あの惑星こそ、我らの約束の地だ。聖なる戦いを始めよう。」
戦いは遂に最終局面に。次回、『ラスト・フロンティア』も目が離せませんね。
ランカは無事なのか、やはりシェリル・アタックな歌攻撃が鍵になるのか、アルトくんと操られたブレラが戦ったりするのか等など、見所満載です。
三島&ビルラー氏、グレイス姐さん、S.M.Sそしてバジュラと、総力戦を制するのが誰かも見届けないといけませんね。
今回も長文にお付き合い下さいましてありがとうございました。




















