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世界の終わりの世界録<アンコール>1巻の感想レビュー(ライトノベル)

2014年07月26日 23時07分05秒 | ライトノベル・小説
MF文庫Jのラノベ、『世界の終わりの世界録<アンコール>1 再来の騎士』(細音啓先生原作、ふゆの春秋先生イラスト)が発売中です。

表紙は、ヒロインのキリシェ。
可愛い顔して地上最強の生物属性も持っている彼女ですが、これぞファンタジー!という感じの華やか&幻想的な衣装も似合っていてテンション上がりますのう(*´∀`*)ポワワ
美少女と一緒の冒険の旅とか、男なら一度は憧れるはずw

お話的には、伝説の“英勇”と呼ばれたエルラインが書き残したとされる“世界録(アンコール)”を探す旅に出るべく、騎士としての修行を続ける主人公のレンには、その容姿が伝承に伝わるエルレインと瓜二つという特徴が。
遠い親戚関係ではあるものの実力的に秀でたものはなく、“偽英勇”と揶揄される日々を送っていたある日、突如として街で暴れ始めた自分より遥かに強いワイバーンに立ち向かおうとしたレンは、かつてエルレインと共に旅した竜姫キリシェを名乗る少女に助けられて…というボーイ・ミーツ・ガール×ファンタジー展開です。

単純に顔が似ているというだけで伝説の勇者と比較され、その度に失望されたり嘲笑されたりし続けてきたレンの境遇には同情してしまいますが、それでも弱音を吐かずに、持ち前の前向きな性格で努力を続けてきた心の強さが好印象でしたね。
同級生たちから体の良いスケープゴート的に扱われながらも、自分に実力がないことを一番自覚しているからこそ地道に泥臭い鍛錬を続けるとか、なかなか真似が出来ないと思いますし、そういう彼にようやく飛躍の時がやって来た!というのがまた運命的でドラマチックに感じられました。
流石にご都合主義的に感じられる部分も多かったですが、ヒロインズとの特訓を通じて才能を開花させて行く姿は頼もしかったですし、やはりエルラインと何らかの繋がりがあるのでは?と思わせる伏線もちらほらと見受けられ、今後の成長が楽しみです。

そんな彼を見守るのが、かつてエルラインとともに旅をした竜姫、大天使、魔王本人であるヒロインズなわけですが、それぞれの領域で最強の力を謳っていただけのことはあり、はじめからレベルMAX状態で強すぎる件w
封印やら転生やらでかつての実力からは程遠いとのことですが、見た目が超美少女な上に無双な彼女達の個人レッスンを受けながら、レンがどこまで強くなるのかに注目したいですね。
というか、そんな3人よりも強いエルラインってどんだけw

ラブコメ的には、キリシェを筆頭にそれぞれエルラインに対して好意を寄せていたらしいヒロインズですが、その似姿であるレンに対してどのようなアプローチを取るのかが見どころ。
レン自身は自己評価が低い&エルラインと自分では器も何もかもが違う別人だという認識なので急に増長したりはしないわけですが、ヒロインズとしてはやはりエルラインを思い出してしまう部分もあるわけで。
強い彼女たちのおんぶに抱っこではなく、自分もパーティの仲間として彼女たちを守ることの出来る強さを身につけようというレンの向上心には頭が下がりますし、実際、そのポテンシャルは予想以上のものっぽいですが、劣等感を克服しつつ、着実に己の出来ることを伸ばしていくことが、単なる身代わりではなく、ヒロインズがレン自身に惹かれていく鍵となってきそうかしら。
…まあ、横から見ている他のパーティの人間にしてみれば、現時点で十分にリア充爆発しろ!という感じかもしれませんがw

とりあえず、イラストも含めて肌色サービス満点、特にキリシェのガード甘々な感じなので嬉しい限り(;゜∀゜)=3ムッハー
レンの世界録探し&自分探しはもちろんのこと、世界を襲おうとする何者かの脅威や、それを感じ取って動き出す実力者達、といった伏線も気になりますし、バトルのバランス取りは難しそうですが序盤からバンバンボスクラスの強敵が立ちはだかって来るので面白くなりそうですね。
文字通り、世界の命運を左右するクラスの壮大な物語が紡がれていくことに期待。


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