ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

石井一孝@六本木STB139 08.10.12

2008年10月13日 | ミュージカル・演劇
ミュージカルカテゴリーか音楽カテゴリーか迷いましたが、ミュージカルで投稿することにしました。最近是方さん&石井さんのライヴを音楽カテゴリで投稿してるんですけどね。
最近是方さんとのライヴはよく行きますが、石井さんソロはあまり行ってなかったのですが(ファンクラブ入ってないと行けなかったりとかもしたし)、今回はギターも是方さんだし、ということで行って見ました。
ちなみにこのライヴを知ったのはSTBから毎月送られてくるスケジュールを見てでしたが・・・。STB、一度チケット予約するとずーっとスケジュール送ってくるんですよね。うるゴメⅡ(懐かしいなーこの名前)以来ずっと届いているという・・・
今回は是方さんと一緒にプロデュースした4thCD発売記念ライヴ。でも、先月の是方さんとのライヴと違って、バックのバンドのメンバーはレコーディングしたメンバーは是方さんだけでした。
あ、コーラスの女性の方が久保田陽子さんだった・・・あのサーベルタイガーの? と確認したら(生で観たことなかったんで自信がなく)やっぱりそうでした。びっくりしたなあ。石井さんが主演した「デュエット」にアンサンブルで参加してたんだそうです。最近はミュージカルとかも出てるんですねえ。
曲は新しいアルバムからが中心でしたが、先月の是方さんとのライヴでも聴いていたので、結構耳になじみがありましたね。
今回のアルバムは是方さんとのプロデュースというのもあり、今までになくロックっぽい仕上がりになった、と言ってましたが(これは先月言ってた話ですが)、私的にはちょうど聴きやすいタイプの音楽になってて、普通に楽しかったです。正直AORとかあんまりなじみないんで・・・
石井さんはボツにしようかと思っていたら、是方さんがいいんじゃない、というのでアルバムに入れることにしたというMissionという曲、確かに石井さんの気持ちはわかるかなーと思いました。80年代っぽいというか、好きなんだけどちょっと今時にはどうかなーと思うのはわかるなあと。でもカッコイイですけどね。JOURNEYも好きだし。
今回は石井さんがメインのライヴですから、是方さんのMCは少なめでしたが(あたり前・・・(汗))、話をふられるとすかさず何がしか面白いリアクションをしてくれてました(笑)
でも光田さんがいなくて寂しいとか思ってしまうあたり・・・(汗)
ゲストは今拓哉さんで、ソロ曲はミュージカルSEMPOの曲を、デュエットではRENTからWhat I Ownを石井さんと二人で歌ってくれました。今さんがマークで石井さんがロジャー。どっちかというと逆で聴きたかったけど・・・
上手いバンドでWhat I Ownが聴けて幸せでした。考えてみたら是方さんのギターでRENTなんてあり得ないシチュエーション(笑)
しかし、RENTの曲ってシンプルなアレンジだよなー、とこのバンドで聴いたら思いました。
今さんとはレミゼ以来で仲良さそうで、楽しそうにトークしてましたね。
しかし、石井さんのライヴ、以前は皆静かーに座って微動だにせずに聴いていて、なかなかノリが悪かったのですが、最近は掛け声なんかにもちゃんと反応していて、大分皆さんライヴ慣れして来たんだなーと思いました。
でも、Heart of Earthで立ち上がるのは何か違うような気がしたけど・・・まああそこは石井さんが煽ってましたからねー。
会場でCDをゲットして(妹がだけど・・・)後で聞きましたが、ライヴの方が迫力あっていいなー、という曲がほとんどでした。特にHeart of Earthの前半とか・・・
いや、本当に上手いアーティストはCDよりも生の方が絶対いいですからねー、という話ですが。
石井さんの舞台の予定が詰まっているので、是方さんとはライヴが次できるとしたら来年6月かな・・・なんて言ってましたが、ぜひまたやって欲しいですねー。
コメント (2)
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キーン(ネタバレ)

2008年10月13日 | ミュージカル・演劇
市村さん主演なんで見てきました。
実在したシェイクスピア俳優、エドマンド・キーンを主人公にした舞台。後から知ったのですが、デュマの原作をサルトルが翻案した舞台で、結構古い作品なんですねー。どうりで台詞回しとか時代がかってるなーと思いました。
話の筋だけ見ると、恋の鞘当ての喜劇のように見えるんですが、実際に描かれているのは、役者が卑しい身分だった時代に、身分ある人々を魅了したキーンという役者を描くことで、身分とは何か、役者とは何か、を問いかける舞台だったと思いました。
最初のデンマーク大使夫人や皇太子の場面は正直あまり面白く感じなかったのですが、須藤理佐さん演じるキーンのおっかけ娘アン・ダービーの登場でテンションもあがり、面白くなったと思いました。キーンとアンの掛け合いは絶妙で、ラストの展開にもなんだか納得してしまいました。
キーンがシェイクスピア役者ということで、いきなり冒頭から市村さんが演じるリチャード三世で始まったりして、市村さんを見るという点ではかなり満腹感が。市村さんにぴったりの役柄でしたね。
最後に舞台装置が全てせりあがり、舞台裏を全て見せて終わるところがおお、と思いました。カーテンコールも出演者は皆黒っぽい稽古着で登場。
現代で上演するにあたって、「演じるとは何か」ということを、役者だけにとどまらず、舞台全体に広げていたんだなあ、ということが感じられて、好感度大な演出でした。
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