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9/26(月) 個人投資家が見切り売り

2011年09月26日 08時45分44秒 | Weblog
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 NY株式市場は売られ過ぎとの見方から、引けにかけて買い戻しが入り反発。

NY市場                    + 37.65ドル
ナスダック                   + 27.56ドル
CME日経225     8,455.00円  - 35.00円
NY原油先物         79.85ドル  (+ 0.66)
NY金先物       1,639.80ドル (- 101.90)
半導体株指数      359.95ドル   (+ 7.17)
バルチック海運指数 1,920.00ドル  (+ 36.00)
CRB指数         301.87ポイント(- 5.37)
VIX指数           41.25ポイント(- 0.10)
為替 9:00(対ドル円)  76.66円 (ユーロ円) 103.63円
外資系注文状況: 1,990万株、 買い 2,140万株、 差し 150万株の買い越し

日経                  8,560.26円
 始値   - 12.64円    8,547.62円
 高値   -  3.60円    8,556.66円   9:02
 安値   -200.56円    8,359.70円  14:37
 終値   -186.13円    8,374.13円   中陰線

 小安く寄り付いたあと、先物主導で下値を模索。一時180円超安を付け8,400円を割り込んだ。ユーロ・円が102円台まで下落したことで、輸出関連株が売られた。欧州債務問題に進展がみられず、リスクマネーの逃避が継続している。背景が変ぼうしたというわけではない。22日のG20(主要20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議についても、特別な期待はなく、マイナス要因になったわけでもない。ただ、連休中と違ってユーロ・円が取引時間中に大きく動いたため、輸出株を売る一因になったようだ。また、NY商品市況の急落や、業績予想の下方修正など主力株の一角に出た悪材料に強く反応したことも全体を押し下げる一因になった。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、27件で金額は233.90億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で差し引き小幅買い越し。
 ユーロ・円が弱含みで推移したため、日経平均は下げ幅を広げた。いったん下げ止まり、8,400円台まで値を戻したが、上値は重く、ユーロ・円が再び下げ基調を強めると、日経平均も下値を模索。一時200円超安を付けた。寄り付きで底堅さがみられたが、先物に下押されて見切り売りも出たようだ。欧州に対する懸念が強く、下げ止まる材料がない。週内の大きなポイントは28日のドイツで行われるEFSF(欧州金融安定化ファシリティ)の機能拡充に関する採決だ。ただ、欧州各国の議会が承認する必要があり、仮にドイツが可決してもまだ安心はできない。今週は連日安の反動で短期筋の買い戻しが優勢となる場面もあるだろうが、基本的には3月15日に付けた取引時間中の安値8,227.63円を意識した展開となりそう。

                  【今日の格言】
   .。・+゜゜+・。☆ ~『儲けて破産した者はない』~☆。・+゜゜+・。.

 森鴎外の小説『高瀬舟』に、こんな一節があります。 「庄兵衞は只漠然と、人の一生といふやうな事を思つて見た。人は身に病があると、此病がなかつたらと思ふ。其日其日の食がないと、食つて行かれたらと思ふ。 萬一の時に備へる蓄がないと、少しでも蓄があつたらと思ふ。蓄があつても、又其蓄がもつと多かつたらと思ふ。此の如くに先から先へと考へて見れば、人はどこまで往つて踏み止まることが出來るものやら分からない」。
 つまりこの格言は、己の分をわきまえて、あまり欲張るべきではないと説いています。


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