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第30回高崎映画祭授賞式!

2016-04-01 08:49:37 | 取材日記
びむりーです。

本日はいよいよ授賞式の模様をお伝えします。



約1,500人が詰めかけた群馬音楽センター。今か今かと開始をまっています。



16:00ピッタリにいよいよ開幕です!



今年は第30回という記念開催。豪華なプレゼンターのみなさんが登場!
群馬交響楽団音楽監督の大友直人さん
日本ソフトボール協会副会長・ビックカメラ女子ソフトボール部のシニアアドバイザー宇津木妙子さん
芥川賞作家で高崎在住の絲山秋子さん
という、全国を活躍の場としながら、高崎に縁をもつ方々がプレゼンターとして紹介されました。いよいよ各賞の授賞式です!



トップバッターは、新進監督グランプリを受賞した山崎樹一郎監督! 時代劇である『新しき民』の挑戦力を評価されての受賞となりました。

その後ホリゾント賞受賞の越川道夫監督、最優秀新人男優賞受賞の森優作さん、優秀新進杯優勝受賞の池田良さん、成嶋瞳子さんが登壇し、喜びを語りました。



優秀新進杯優勝受賞を受賞した篠原篤さんはなんと宇津木妙子さんの教え子であり、日本女子ソフトボールの大エースである上野由岐子さんと同級生というご縁があったそう!



今回の高崎映画祭は『恋人たち』からの受賞者が多かった中、見事最優秀助演男優賞を受賞した黒田大輔さん。
折り返し地点をまわった授賞式。お次に登場は『岸辺の旅』で最優秀助演女優賞を受賞した



蒼井優さん!
「役者の先輩からも高崎映画祭の素晴らしさは聞いていて本当に嬉しいです」というスピーチにこっちが涙です。
実際涙が目に浮かぶ場面が何度もあり、カメラのピントをあわせるのが大変でした。(ただの腕の問題です、はい)



「この映画はすごいことをやっているのですが、本当に分かりづらいと思います。高崎映画祭のプロの目利きをしていただいたことを感じます。本当に嬉しいです」と語ったオダギリジョーさん。高崎映画祭パンフレットにあった「僕にとって一番思い入れのある映画祭で賞をいただける事、心から嬉しく思っています」というオダギリジョーさんの言葉にまた涙。
続いての『アレノ』で最優秀主演女優賞を受賞した山田真歩さんの「これからも演技を続けていきます」という力強い言葉にグッときました。



『恋人たち』で最優秀監督賞に小栗康平監督(『FOUJITA』)とともに輝いた橋口亮介監督。



そして最期を飾るのが、『野火』で最優秀作品賞に輝いた塚本晋也監督。
太平洋戦争を題材にした『野火』。「大変な世の中になっていると感じる。戦後70年は終わりましたが、71年、72年と戦争については考えていかないといけない。これからも『野火』を上映していきます」
という宣言たる言葉に身が引き締まる思いがしました。

通常ならここで終了ですが、今回は記念の30回目。特別賞がありました!
第30回記念高崎映画礎賞の小田橋淳夫さんと第30回記念特別賞の岸惠子さんです。
小田橋淳夫さんは映写技師として、高崎映画祭、高崎の映画映像文化を長年にわたり陰で支えた功労者です。そのことに敬意を表す形での受賞となりました。
もうお一方、岸惠子さん。群馬交響楽団の草創期を描いた1955年(昭和30)の『ここの泉あり』に主人公かの子役を好演し、その後も日本映画界を牽引した女優として敬意を表す形で受賞されました。



「『ここに泉あり』では、最初は大歓迎をされたのですが、だんだん予算がなくなっていき、ついにはお弁当が小さなおにぎり2コにたくあん2切れになって、赤城山で食べたことを覚えています(笑)」と、この日一番の拍手で迎えられた岸惠子さんが当時の撮影風景について貴重な話を語ってくれました。





最期は恒例のだるまの授与で授賞式は幕を閉じました。

授賞式のあとも高崎映画祭は4/10(日)まで続き、数々の映画が上映されます。
もちろん、授賞式に登場した作品も上映されます。
面白い作品、未知なる世界を見せてくれる作品、自分を刺激してくれる作品、価値観がひっくり返る作品、、、そんな作品にきっと出会えます。
是非会場に足を運んでください!
詳細は、高崎映画祭公式ホームページ ください。


「映画で観た人が目の前にいる!!」
高崎映画祭とはこのような映画祭です。
こんな得がたい体験を毎年味わえる映画祭をもつ群馬県民はとても幸せなのではないでしょうか。
そのことを強く感じた授賞式でした。


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